ネタバレ・感想ありルートヴィヒ2世のレビュー

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悲しき運命の出逢い
ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ルートヴィヒⅡ世と馬車遣いのホルニヒは愛し合いながらも最後は魂の繋がりを信じてこの世では添い遂げられない運命。
幻想の世界でしか生きられないルートヴィヒがホルニヒと出逢い、愛し合い現実世界で一緒に生きていきたいと願いながらも死を選んだルートヴィヒの苦渋の決断が悲しかったです。
ホルニヒはルートヴィヒに忠誠を誓い命を懸けて救おうとしていたから
ルートヴィヒの選択を受け入れるのは相当辛く苦しいものだったと思うとやりきれない気持ちになりました。
永遠の魂を誓いあった2人だからホルニヒが年を重ね、いつかあの世に行った時、また出逢いあの世で幸せにしていて欲しいです。
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大事にしたい名作です
2020年8月15日
歴史マンガは好きだけど知識に疎い私でも解りやすく丁寧に描かれた作品です。冒頭よりルートヴィヒ王の最後を知ることになりますが、美しく儚い彼の命が少しでも永く続くよう願いながら読み進めました。肉体は亡くとも、ルートヴィヒ王はホルニヒを心から愛し続ける永遠と解放をやっと手に入れたのだと思います。切なくて涙が出ました。わずか2冊にまとめられた壮大で美しい素晴らしい作品です。
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かなしい恋人たち
2020年8月6日
夢見がち国王と彼に一途に仕える麗しき従者の恋物語です。だんだん狂気を増す王にひたすらしがみついて離れない従者の忠義と愛が壮絶で美しかったです。時代の波に翻弄され、二人が行き着く先がどこなのか最後までハラハラしました。
おもしろいです!
ネタバレ
2019年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私もいつかは行ってみたいと思ってた白鳥城。こんな歴史の元に造られたとは!
美しくて物悲しい素敵なお話でした♥️
すぐに色々調べで、ホルニヒは果たしてこんなに美形だったのか?とは思いながらも最期の最期までどうにか愛が通じた終わり方には感動感涙。
絶対ドイツ行くぞー!
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痛ましい😢
2008年9月3日
ルートヴィヒは繊細で芸術的で耽美派すぎる故に周囲から理解されないんですよね😢ルートヴィヒを理解して支えてくれるホルニヒの存在はホントに尊い☘
二人で幸せになって欲しかったのですがやはりルートヴィヒの心の闇が重すぎたのだと思います😢
とはいえルートヴィヒは最後まで美しく謎めいた人でした。闘争や汚れを嫌い、何処までも繊細で美しいものを求め続けた彼の内面に心惹かれます😍
悲劇的オペラの風情ある歴史もの
2023年3月3日
上下巻それぞれおよそ300ページ。
BLがまだジャンルとして少女漫画から分化されていない、1990年代の作品。
少女漫画的作りごとは多いですが、史実も真面目にふまえて描かれている歴史ドラマ。破滅に向かう様子を美しさをもってオペラのように描いた、ルートヴィヒ2世の美麗イメージ漫画として面白かったです。
何より、ルートヴィヒとホルニヒの主従関係が良い!やっぱりね〜従者ってのは己の全てを主に捧げてこそ輝くんですよね〜。
電子化されたのが少し古めなのと底本が文庫版ということもあり、いささか画質はよろしくないです。トーン部分のモアレが気になりました。
2023年3月現在、読み放題にも入ってます。
ドイツの歴史もの
ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり前に発売されたもので、私が読んだ初めてのBL作品の漫画で、当時はとても衝撃的でした。実在したドイツのルートヴィヒⅡ世のお話です。ストーリーがすごく良いなと思います。悲しいラストの湖に十字架がある場面がとても印象的でした。その場所に行ってみたいなと思うようなお話でした。
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読みごたえある
ネタバレ
2020年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史ものでページ数も多いけど一気に読んでしまいました。
美しい王様大好き。最初に湖で死んでしまうことが書かれていて、何でそうなってしまったかまでのストーリーって感じ。
話は面白かったけどホルニヒに対する態度がひどすぎる。それでも王様に忠誠を捧げるホルニヒが健気でした。どうせなら最後は二人結ばれたまま亡くなって欲しかったけど実話上そうできなかったのかな。途中で入る旅行記が面白かった。ドイツ行ってみたくなりました。
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歴史よりもメイン二人が気になってしまう
2022年10月1日
歴史ものみたいだったので手を出しました。しかし歴史うんぬんよりメイン二人からなかなか目を離せず(笑)ホルニヒが健気すぎて、本当は幸せになってほしい。
メンヘラ王
2022年9月9日
ルートヴィヒの外見がちょっと美化しすぎですかね。若い頃は確かに美形だったとは思うけど。各話がアンソロジーみたいな感じなのと、メンヘラな場面が多かったから、話の筋がわかりにくかった。
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作家名: 氷栗優
ジャンル: BLマンガ
出版社: 双葉社
雑誌: BL宣言