ネタバレ・感想ありUNDER THE HEAVENのレビュー

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クロニクルのようでした
ネタバレ
2023年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親を亡くした子供達が大人になっていくまで。イェイン、麻里絵、アレックス、史貴。普通環境では無いので、なかなかハードです、史貴はずっと、おまけでしかない。だれも自分を欲しがらない。コンプレックスを抱え続け、顔を上げて生きられない史貴ですが、様々事件が起こり、史貴自身も大いに傷つけられます。そこから這い上がる過程で成長していきます。義兄のアレックスに心を寄せ悶々としてますが、思いが通じた事で段々と自己肯定ができるようになります。過去、自分を欺いた秀峰と再会したときの態度も立派でした。逆に秀峰の方がまぁ、ヘタレで驚いた。困難を乗り越えてのラストにホッとします。とてもドラマチック。弱々しかった史貴が大丈夫だね。と、言えるような大人になりました。
読みごたえあります
2022年4月27日
明暗激しく、読み進めるのが辛くなる場面もありますが、読み終わってすごく満足です。
残酷な描写も多いので、それでも大丈夫な方にはぜひとも読んでほしい作品です。
サイコー!
ネタバレ
2021年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLなんだけど、物語としても秀逸です。アメリカのマフィアに引き取られた孤児と兄弟が、実子を交えて育っていきます。それぞれの想いが絡み合い、結果上手く収まってハピエンです。読み終わって、あー面白かったと呟きました。
名作です♪
2019年7月25日
こんな作品があるとは知らなかったです。一気に読みました。読後感が半端ないです。すごく良い。史貴が痛い思いをする場面も多々あるけど、それでも読まずにいられなかったです。
久々に!
ネタバレ
2014年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中身のあるものを読ませて頂きました!一気読みです!ただ、かなり痛いです…。ディープすぎです。なので、気分が沈んでる時はオススメできません!痛いの大丈夫な方はぜひ!最後はハッピーエンドです!
かわい作品トップクラスの不憫受け
ネタバレ
2023年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ かわい有美子作品をこれまで30タイトルくらい読み、不憫受け大好きな私ですが、そんな私も怯むほどのトップクラスに不憫な受けでした。
マフィアの家で暮らす、アレックス・イェイン・史貴・麻里絵の4兄妹の、恋心や嫉妬が入り乱れる様をじっくりと描いていくのですが、その中でも日系人兄妹の史貴と麻里絵はか弱く無力な存在で、読んでいて辛いシーンが多かったです。

かわい先生の作品は登場人物が大怪我を負うような展開が多く、それは警察だったりSATだったり軍人だったりする彼らの職業ゆえで、危険と隣り合わせを生きるその男っぽさが魅力なのですが、本作はだいぶテイストが違って「かわい先生そんな残酷なこと考えついちゃうの〜」という悲惨さでした。
しかし地獄を見た人間が、その後どう尊厳を取り戻していくのかも丁寧に描かれており、後の名作「墨と雪」に通ずるものがあるなと感じました。

上巻137ページ、下巻139ページ。結末はちょっとバタバタと纏めた感があったので☆4で。
よかったー!!
ネタバレ
2020年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容がギッシリ詰まった二冊でした!今までの作品とは感じがちがいますが、大好きになりました!
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史貴がかわいそうだった
ネタバレ
2019年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 背中に蜘蛛の刺青を入れられたり 読んでいて暗くなってしまうところもありますが読んで良かったと思いました。
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蛇足
2024年4月4日
感を覚えるのは、私の癖が捻じ曲がってるからなんだろうなぁ。
いろんなとこで辛いとしてオススメされてるのをみて期待値がとても高かったので、若干肩透かしでした。途中ボロ泣きするとこはあったんですけどね。
改題後に追加されたエピソードはなくても充分ハピエンだったと思う。と言うか、その方が余韻が残って良かった。なぁ。個人的に
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残念
2021年3月26日
レビューが良かったので期待して読み始めたが、一向に面白くならない。いつ面白くなるんだろう?(ダルいな…)と思っているうちに上巻を読み終えてしまった。実は下巻でイッキに面白くなる、とかだったら勿体ない気もするけど、買ってまで続きを読みたいと思えませんでした。
この作者さんの他の人気作を読んでみた時も同じパターンだったので、たまたま自分には合わない作者さんだったということなのかな。残念。
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作家名: かわい有美子 / 立石涼
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ