ネタバレ・感想あり雀荘恋愛事情<特別版>【イラスト入り】のレビュー

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受けも攻めもちょっと変
ネタバレ
2024年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろとツッコミを入れたくなるんですが、それは野暮ってもんでしょう!ということで、ギャグに振り切れた作品です。攻めが昔飼われてたり、捕まってたり、ちょっと驚き設定でしたけど、あまり深く突っ込まないことにして読みました。真剣に取り合うと2人の恋愛にのめり込めなくなるので。攻めは男からも女からもモテモテで、受けは気が休まる時もなく、毎日ヤキモキしてるんではないか…というとそうでもなく。昼行燈な受けさんでした。攻めに強引に迫られても受け入れてしまったり、雀荘のオッサンたちがそれにやいのやいの言うてるのを楽しむ作品です。前半はヤクザ絡みのいざこざに巻き込まれたりもしましたけど、この時出てきた若頭とか彫師のお姉さんは後半に出てきませんでした。まあ、攻めとこのお姉さんの過去とかあんまり見たくなかったので、それはいいんだけど、後半の伊集院とやらもなんかアホアホなキャラで、攻めは昔こんなやつと…うーんという気持ちにはなった。麻雀で攻めをどっちのものか決める!と、あれよあれよと言う間に勝手に決められてしまい、初めて攻めを失う怖さに気づいた受け。失いたくない、と思うと人は弱くなるんだよね。この辺の受けの気持ちの変化とか、勝負に負けてしまったけれど、何もかもわかってるかのように、そんなことは責めない攻めも男気あります。やっぱり懐の深い攻めはいいですね。受けが昼行燈でのらりくらりしてても、それで愛想つかすとかいうこともないし、余裕があっていつでも熱く口説いてきます。攻めが毎回俺の見るか?って見て欲しそうにしてるの、マジで変態だ…って思うけど、ちょっと指の隙間から見てみたくなるような気もして、攻めもだいぶ変わった男です。まあ、前半も後半も事件がおきて、2人がゆっくり愛を深める時間がなかったのは、少し残念ではある。亡くなった受けのおじさんである三郎太さんの話とか、三郎太さんのことよく思ってなかった親戚連中なんかと話を絡めて、前半のネタだけで一本作れたんじゃない?と思うので、おじさんの話が広がらずにおわったのも勿体無い気してる。正直、伊集院氏みたいなキャラ苦手なので後半は微妙だったかな。星4に近い星5だよね。いつになったら、受けが望むような縁側でお茶的時間を過ごすことができるのかしら?お風呂でのぼせちゃった受けはちょびっとかわいそうだったので、攻めはもう少し加減してあげてくださいねー!笑
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おじさんパラダイス
2023年9月12日
あー面白かった。エロエロもたっぷり。
中原先生のおじさん好きは是非是非読んで〜おすすめです。おじさんパラダイス堪能できます。
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笑える面白さです
2023年6月1日
雀荘の個性的な面々、とても楽しそう。麻雀知らないけど、是非混ぜてもらいたいです。毎日入り浸る人の気持ちが分かります。エロオヤジと顔がよくお勉強が出来るけどそれだけ、活力の無い残念なオーナーのカップルは心地よく力が抜けた感じでいいです。でも伊集院氏は微妙な存在です。少しやり過ぎかと。2つのお話し両方に誘拐と監 禁があり、同じパターンとなってしまってます。バリエーションがあっても良かったと思います。
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あー、笑った
2023年3月27日
いやー、冒頭から笑えて笑えて本当に楽しかったです。
中原先生が描くうだつの上がらないオヤジ描写は最高だなと常日頃から思っていますが、今作ではそんな個性クソ強なオヤジ達がうじゃうじゃ登場していて満足感が半端ない。
お話は言わずもがなコメディです。わちゃわちゃしていて、途中からカ◯オストロの城を彷彿とさせるツッコミどころ満載な展開に大笑い。だからこそ、だからこそです、今作は細かい部分を気にしない方向け。そうじゃなければ回れ右がベターかなと。
タバコと酒と加齢臭が充満する雀荘を舞台にした恋物語、イーピンの喩えに大爆笑。エロオヤジと麻雀とコメディ好きな方向けの作品です。
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作家名: 中原一也 / 宮本佳野
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ