ネタバレ・感想あり愛を乞うのレビュー

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胸糞からの愛
ネタバレ
2025年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親の借金のかたに綿貫の家に買われてしまった春也。最悪の胸糞の始まりですが、一人息子一輝が父親とは違う行動を見せることで春也の正気が保たれることに安堵。
作中の良心、吉島執事が素晴らしい機転を効かせることで難を逃れた春也。
当主のオトモダチはヤバい人ばかりなようで、こいつら地獄に堕ちろと言いたくなります。一輝も思うところはありますが、吉島の行動を見たせいか、春也を父親から守る。結果的に、そういう行動に出たおかげで契約の6年はなんとか生きてこられた。
春也が時たま思う絶望感が苦しくて。不憫で。いつまでこの苦しみを抱えるのか。
いや、きっと消えることはない。
けど、未来、より良い未来が見えてきたらいい。と、そんな救済の気持ちを持ちながら。
一輝も恐ろしく辛い思いをして生きてきた。間違いなく。
おかしくなってしまうのが当たり前だった環境に春也が来たことで踏みとどまっていられた。一輝もまた、吉島に救われた人なんですよ。きっと。
一輝も新しい未来のために成長していくんですね。
春也の実母の容赦ない仕打ちも、一輝と寄り添っていければいつか、薄れていく哀しい記憶になるはず。

愛を知らない2人が少しずつ、愛を知っていくお話でした。
辛くとも先へと進めたくなるのはさすがの夜光先生作品でした。
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13歳からの長い純愛
ネタバレ
2024年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の別作品を最近読み出し、すごく面白かってのでで他の作品も読んでみようと思って、あらすじに引かれてセールもしてたので購入しました。

別作品はファンタジー要素強めのコミカルなお話だったので、雰囲気が全然違ったんですが、文章の読みやすさは同じであっという間に引き込まれました。
まさかここまで胸が痛くなる切ない純愛とは思ってませんでした。「愛を乞う」というタイトル通り、最後までタイトルのテーマが軸にあるお話でした。ますますこの先生が好きになったので他の作品も色々読んでみたいなと思います。

13歳から高校卒業までという契約で売られて、お互いに想い合っているもののお金で買われている関係ということで好きという言葉はお互いに口を出さないまま。でも一輝にとって春也が心の支えや癒しになっていることは痛いほど伝わってきて、高校卒業したらお互いの気持ちを確かめ合えるのかななんて思ってたりもしましたが、そんな簡単にはいかず…。好きと言葉にすることの重さが痛いほど伝わる切ない話が好きな方にぴったりです!
愛を乞う、タイトルも素晴らしい
2024年3月27日
まだ幼いうちから辛い目に遭わされる春也が本当に可哀想でした。人間としての自尊心まで奪われるような生活を多感な年頃によく頑張れたと思います。それも一輝との出会いが有ったからなのでは…。裕福ではあったものの、愛なんて叩き潰されるような重苦しい環境の中で育った一輝も不幸者でした。愛に飢えた春也と一輝が お互い愛し愛される喜びを誰にも邪魔される事無く分かち合える これからの2人でなら未来に向かって歩んで行けるでしょう。 夜光先生の明るくラブ多めの作品も大好きですが、ヒリヒリするような辛いお話しも一気に読ませるのはさすがです。ラストで春也が重い鎖にも似た因縁を断ち切るシーンは秀逸だと思います。スッキリしました
ウブ×純愛×シリアス。リピ読無いけど星5
2023年5月3日
あらすじ良!!!!と思って飛びついた作品。主人公と攻めのパートは純愛で良かったけど、それ以外のところではかなりハード目な言葉とか描写アリ。倫理観が無かったり、身分差、閉塞感など、想像していたよりもドシリアスで重たかった。けど、話は読み応えがあって、攻めからの主人公への愛もずっと感じられていたので、満足。最後の方、そろそろ物語のシメに入るかな…?ってところでもまだまだ拗れ続けるのでそこはちょっとくどかったかも。抗えない運命に翻弄されながらも健気にお互いを想い合う、苦しくもピュアな純愛ストーリー、といった感じ。攻めも主人公もお互いがハジメテなのもピュアで良かった。一本の話としての出来や満足度は高かったけど、要所要所をかいつまんで読み返すような物語では無いし、全編を通して読み返すには重たすぎて気力のいる内容だし、リピ読は無いかな、、とにかく、2人が幸せになれてよかったし、これからも幸せでいてほしい。
あと、この先生の作品を最近読み漁ってるんだけど、毎回、攻めよりも当て馬キャラの方が魅力的に見える!笑
全208頁、切ない純愛!
ネタバレ
2023年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の寮生活はエロ満載で楽しく読めました。お互い好きなのに別れなくちゃいけないのがツラくて胸がギュッと切なかったです。懸念事項もなくなり、相思相愛でさぁこれからってところで終わったのでイチャラブもっとほしかったですが、ハピエンで良かった!SALEで買えたし大満足です。最初の方にモブの獣カンシーンがあって衝撃でした。
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純愛でした
2022年12月22日
酷い最悪な絶体絶命な瞬間何度あったかな…子供が売られる出だしなんだから相当な覚悟を持って読み始めたけれど。心を病みかけた受けは本当に憐れで読むのが辛かった…でも何もかも酷いわけじゃありません!歪過ぎる信じ難い攻めとの関係の変化。攻めの成長物語でもあったんだな~。攻めの密やかな反抗に受けへの深い愛情を感じ、胸が揺さぶられる!
長い愛の物語でした。全ての呪縛から解放される終わりのカタストロフィー最高!
一気読みでした!受けのことが大好きな攻めが大好物なので、ものすごくドロドロ重くてもキュンキュンできた!大満足です!エロも多めですが純愛ですよ!
すごい
2022年12月16日
すごいお話でした。13〜25才までのストーリーで「どうなるの?」と思いながら読みました。切なくて胸が苦しくなる場面もありましたが、良かったです。
わたしは好きです!
2022年6月16日
夜光先生の不憫受け、とても良いですね!攻めが鈍感と言うかなんと言うか…でもこういう男居るよなぁと思いながら読んでました。胸糞悪い親とプレイが読む人を選ぶかもしれません。私は大丈夫でしたけど。逆に2人のもどかしい関係にキュンキュンしました。クリス先輩とも一度付き合って欲しかったなぁなんて。
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十数年に及ぶ純愛の物語です。
2020年1月28日
日本が舞台の現代劇なので受の不憫さは増し増しですね。かな〜り辛く苦しいので覚悟の上お読みください!あらすじだと暴君傲慢攻という感じですが、実際は不器用で優しいので受の救いにもなってます。十数年に及ぶ純愛の物語です。始まりが歪で二人共その楔から逃れようと藻掻けば藻掻く程雁字搦めになっていく訳で、二人共良い子だからこんなにも苦しんだのかな。
言葉って大切だね
2016年12月2日
最近途中で読むの飽きてくる小説が多くて買うの悩んでたんですけど、この作品は全然飽きなくて、むしろ続きが気になって夜更かしして一気に読んじゃいましたwww
子供の時の話から大人になって社会人になるまでの長い話になってるんですが、違和感なく話が進んでいって攻めの中途半端な愛情が受けを苦しめてるのが読んでてどんどん可哀想になってきてはやく気持ちを伝えて!って半泣きで読んじゃいました。
でもストーリーを最後まで読んでだから愛を乞うなんだって納得したし、これ以上のタイトルはないとマジで感動しました!!
父親、母親ってそんなに偉いの??
2023年6月3日
いやいや、母親父親が鬼の様に、いや鬼に失礼ね。異常すぎて作者様、そんなに異常な行為を教えてくれなくていいのよと、、
2人の出会いと友人に救われた。
ようやくくっついて幸せな暮らしをってところを書いて欲しかった!
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もどかしすぎた
ネタバレ
2023年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻の父に買われた受が攻を好きになり、でも攻には1度も好きと言われないまま契約後に解放され、色々あった後やっと恋人にという両片想いの長い話でした。毒父の元で育った割に攻は受を溺愛し、契約中徹底的に守り通したのが後になってわかります。体を繋げるのも受の成長をみて心が受け入れられるようになってからという徹底ぶり。けど受が好きと言った時は攻がスルーし、攻がよりを戻そうとした時は受が意地を張りで、君達さっさとくっつきたまえと思いました。別れてから恋人になるまでが長かったので、もっと早く恋人になりその後の甘々が読みたかったです。
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純愛
2023年3月2日
受けも攻めも親が酷く、辛いことも多いけれど、しっかり純愛でした。お互いに成長していく姿が見られて良かったです。
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エロ純愛
2022年5月8日
どちらの親もこれでもかというほどひどくて、読んでいてなかなか苦しかったです。奴隷として買われた春也に、やることはやっちゃってしまう一輝。身体から始まるけど、心が後からついてきて、うまく噛み合わないながらも、お互いを大切に思うのが伝わってきて、エロはありながらの純愛テイスト。高校生になって初めてキスした時、「なんでこんな気持ちの良いこと今までしなかったんだ」と言うセリフが萌えます。ラストのハピエンまでがかなりもたつきますが、たいした当て馬も入らず、安心して読める。ただラストの終わり方が、「あれこれで終わり?」と言う肩透かし感がちょっとありました。
レビューを見て
2019年8月7日
いろんなサイトでレビューを見て、純愛という言葉を信じて読みました。
でろでろに甘い話が好きなので、切なかったり辛かったりな話は苦手です。
これは…微妙かなと思いましたが、二人の気持ちに愛があり辛い部分は乗り越えられました。ハッピーエンドで良かった。
2017年1月8日
前半の中高生時代はエロエロ、後半の大人時代は純愛。








これについては、作者さんがあとがきで書かれているのを読んで納得!









たしかに、思春期男子の頭の中はエロばっかりでしょう。









作品説明と無料立読みを読んで、攻の一輝は俺様なのかな~受はすぐにトロットロにされちゃうのかな~って思ったのですが。









違いました!









一輝は思いやりのある子だし、春也は便所扱いに慣れず苦しむ。









ただのエロエロ小説で終わらなくて良かった。









でも、大人になってからの二人の関係が好転した理由が、あの人の死だと言うのが…









あの人が亡くならなければ、まだまだ苦しんでいたと思うので、そこだけ引っ掛かりました。
まさに題名通り!!
ネタバレ
2015年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤独な魂が寄り添いあうお話です。
借金のために、変態大富豪に実の両親に売られた、春也とそれを与えられたカズキ。
最初から主従関係、でも二人にはお互いしかいなくて。
好きだ。愛してる。
どうしても言えない。
苦しむ二人が切ないです。
内容もありますが、ほぼエッチシーンで進んでいきますので、ちょっと疲れてしまいます。
二人がいい子なので、周りの大人にいらっとさせられますし、設定が微妙なところもかなりありますが、充実してます。
また、作者さんにしては一貫して一組のカップルのちょう純愛物は珍しいかなと思いました。
(T_T)
ネタバレ
2014年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公があまりにも可哀想です!両親に売られそこのお金持ちの息子(攻)のオモチャになります。
最初こそ扱いが酷かったのですが段々と受を好きになり不器用ながら助けたり自分のものだと自己主張したりと素直じゃないなぁ~♪と思いながら読ませてもらいました!
最後はもう降参とばかりに攻めの強気な態度がなくなりまた可愛いな~と思ったり♪
とても面白かったです!
特殊な関係性からスタートですが・・・
2014年1月11日
中学生~社会人(20代半ば)までを追うストーリーです。
作品説明にもあるとおり、主人公である受けの春也の扱いは人間以下というところからスタートします。
それが時を経るごとに変化して・・・・・・・・・・・・・・・・・、とどのつまり、超★純愛モノでした。
学生時代はひっきりなしエロ描写が続きます。
そこに重点を置かない人は読み進めるのがしんどいかな・・・(私はしばらく放置しちゃいました😓)。
・・・しかしっ‼
そんな人には後半からの大人編はたまらないと思います。
「Σ(゚д゚lll) 身体の関係まで済ませてるのに、そのピュアさはどうしたっっ?!」って感じで攻めである一輝の行動がこそばゆいんです(笑)
春也しか見えない一途な攻めの、大胆かつ臆病な一挙手一投足に「わ~っ見てるこっちがハズかしいっ//////」ってなりました(*´ω`*)
BLといえばなお話
2023年6月7日
こんな話多かったよな〜と思いながら読みました。
別れた後に攻めが受けに会いに来たのに、受けが頑ななのが違和感あって、上手くいったらあっさり終わるって感じなのもちょっと残念でした。
苦しい
ネタバレ
2022年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです!受けが可哀想すぎて、読んでいて重く苦しくなりますが、話は面白いので一気に読みました!受け攻め両方の親がクズすぎてひどいです。重く苦しい場面が多かっただけに、両想いになってからのハッピーな二人をもっと読みたかったです。
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そんなに酷くはない
2019年7月30日
結構早いうちから、攻めの優しさが垣間見えて、ある意味ピュアだと思いました。気持ち悪いところはスッとばして読みました。
むむぅー
2017年6月25日
この作家様の薔薇シリーズや神シリーズを読んでのこちらなのでおもしろくないわけではないけどやはり内容的に物足りないなと感じてしまうー😔そんな自分が残念賞😌もう長編だけを狙って読むにします。
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作家名: 夜光花
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫