ネタバレ・感想あり主治医の采配のレビュー

(3.8) 8件
(5)
2件
(4)
2件
(3)
4件
(2)
0件
(1)
0件
重たいけど………
2019年7月29日
同級生の主治医と患者。行方不明の3年間の話は重たく、入院中の彼の姿はさらに重たい。でも、主治医の行動や言動が、医者という立場だけではなく、同級生だから出来ることがあり、これが彼を作品を重々しくさせない。最後の2人。これからも支えあいながら生きていくんだろうなぁ。読みごたえありました。
生への希求は、愛ある性への希求でもある
ネタバレ
2026年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夏目礼一郎は、父母や両祖父母などに慈しまれて育てられた記憶がないように思えます。
国際結婚が破綻してしまった両親は、礼一郎に継続的にも折々にでも愛情を見せることがなかったのでしょう。
そのようにして育った人は人として些か歪になります。
礼一郎は知性が人より優れていましたが、愛されたことがないので、人を愛することができません。
交際の後に結婚した妻は、恋愛経験が少なく、礼一郎と似たり寄ったりなので、お互いに人生のお手本をなぞるようにに結婚したようなものだと思われます。
妻の麻衣子は、肝心なところで、間違った言葉を言ってしまって、礼一郎は生きる気力を失っていきます。
また、希死念慮がある人の見舞いに果物ナイフを持参するという配慮のなさにはあきれてしまいます。
本当に相手を思っているのなら言ってはいけない言葉やしてはいけないことがあるということがまるで解っていません。
礼一郎の人生からは早々に遠ざかって貰いたい人なので、主治医である上條晴隆の最初の采配で二人の離婚を奨めたのは良かったでしょう。
精神科医の松本優子と彼女の夫である整形外科医の松本も、礼一郎を見誤ってしまって、もう少しで礼一郎が窓から跳び下りてしまうところでした。
医者は完全ではないということが良く判るのですが、患者は医者だけが頼りなので、技術だけでなく人間性も磨いてもらいたいと思うのです。
上条は、高校の同級生だった礼一郎を理解しようと努力します。自分が思っていた彼と今までの彼と今の彼と、彼の本質と彼の望みを思い遣ろうとします。
見舞いには不向きな鉢植えの花を置いていきますが、それは未だ莟で開いていないからこそ持って行ったのでしょう。
毎日水をやり、花が開くのを待つ日々と、開いた花を見るほのかな喜び。
様々な人々から受けた辛い仕打ちや屈辱と決別して、再生した礼一郎はしなやかで強靭です。
愛する人から愛されて、漸く自分の人生を手に入れます。
そして、自分と同じように苦しんでいる人の助けとなることを決意します。
お互いに大事に思う気持ち
ネタバレ
2015年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ どん底を経験した受け様と高校時代のピーク時を超えそれ以来無気力気味の攻め様が、徐々にですがお互いに大事に思う気持ちを育てていきます。

前を向き始めてからは、受け様の吹っ切れた感じはすがすがしいです。
思ってたのとは違いました
ネタバレ
2021年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新婚旅行先で拉致されアラブの王に3年間性奴隷として扱われた日英ハーフの礼一郎が内乱の際に逃がされて日本に帰ってからのお話でした。監キンやら凌ジョクのシーンはほとんどなく、病院のベッドの上で自信を失って生きる希望のなかった礼一郎が再生していく結構重たいものでなかなか読みごたえがありました。完全に癒えていないところもあってハピエン廚なのでちょっとう~んなんですが、読み物としてはよかったと思います。
2009年7月 挿絵なし。
前半は重いけどちゃんと未来に
ネタバレ
2019年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受の踏みにじられっぷりが辛くて読むのが辛かったです。だけどどん底から再生するなかで攻めの人生もいいほうに生まれ変わらせることができました。気軽には読めないけど小説として買ってよかったです。でもBLは気楽に読みたいので3つ。
いいね
0件
ストーリー的には面白かったけれど…
ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくあるアラブBLと異なり、王族と拉致された邦人男性が最終的にハピエン、とはなりません。タイトル通り、逃れた男とその主治医が紡ぐ回復過程が話の中心です。個人的にはその方が興味深かったし、話の筋も面白かったです。ただ、囚われている時の事柄は男が断片的に思い出すエピソードのみで、その世界観に没入していると、いきなり話が現在に戻り「え、この話はこれで終わり?」のお預け状態が連続し、不完全燃焼感が半端なかったです。私的には、拉致されてから全てを諦めるまでの彼の心情の変化や、囚われの日々のルーティン等、短くても一通り触れてから本筋に入って欲しかったかな。拉致されて面食らっている場面の次は、もう既に性奴生活を受け入れてしまっている場面で、当初の彼の混乱や絶望があまり描かれておらず、ここがもっと書き込まれていれば、その後の彼の虚無感や希死願望、更には主治医と共に人生を再生させていく過程がより際立ち共感もできたのに、と惜しく思いました。加えて脚の障がいに関わる彼の選択の理由も、私にはよく理解できず。というわけで総論的には話は面白かったのですが、各論的には話の構成や内容の一部への違和感が思いのほか強かったので星3つで。個人的な嗜好で評価を下げてごめんなさい。
いいね
0件
重苦しい
ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 礼一郎の髪が白い理由が重たいし、身体的苦痛などが辛すぎる設定だなと思いました。
あらすじ紹介を読んで買いまいたので、心して読み始めたものの、礼一郎の過去が辛すぎるなと思いました。
表紙が小山田あみ先生で美しいと思ったのですが、本を読み進めて、この白髪の意味がわかりました。
ストーリーはよく出来ていると思いました。
いいね
0件
コレ、怖い
2019年7月2日
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だいぶ前に読んだのだけど。
アラブモノが気軽に読めなくなりそうなお話です。

大抵のアラブモノは監キン凌ジョクに愛がついてきてくれますが。
悪役側にカン禁リョウ辱されちゃったら、こんな感じなんだねぇ。。。とブルーになります。

お話は良いので☆5つけたいのだけども。
ショッキング過ぎて。読み返したら、そうでもないと思えるかなー。読み返してみようかな。。。
(-_-;)ウーン
いいね
0件
レビューをシェアしよう!