ネタバレ・感想あり眠る兎のレビュー

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大人が大人気ない
ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生 相手に大人気ない でも実際人間なんてこんなもの大人になってもちゃんと行動できることなんてない 身につまされる
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高校生の幼稚さ乱暴さに引き込まれた
ネタバレ
2024年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生の幼稚さと乱暴さに大人が振り回されて、でも高校生からしたら大人の方が本心を隠してどうしたいんだって叫びたいんだろうなと、読んでいてきりきりする感じに引き込まれていきました。大人になって生活の基盤を固めていく二人の話は、とても心に沁みました。そして一番理論派と思われた柿本、どうなるんだろう・・・。
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性的指向の曖昧さ
2024年9月24日
里見の、若さゆえの暴走や自己中さ、高橋の、臆病ゆえの気弱さ、が歯がゆくて何度もページを閉じ、ひと息ついたことか。こんなに人間の根本をうまく引き出せる作家はいないんじゃない?キラキラ胸キュンじゃない、リアルなヒリヒリハラハラ感。これがデビュー作とはさすがです。先生の作品で、一番好きかも。そして、書き下ろしのスピンオフ。確かに、先生の作品では珍しい柿本くんが、一番マトモかと思っていたのに!その続きが読みたいです。3作品とも、性的指向って曖昧さをうまく引き出していると思います。強く射貫かれたのが、たまたま「同性」だった…。そう感じずにはいられない作品たちです。
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久々に再読したらやっぱり最高!
2024年7月16日
臆病で気が弱く内向的な主人公を見事に描かれている文章力。流石木原さんですね。
なんか昔の作品の方が好きかもです。
心理描写、情景描写がするする入ってきて気づいたら引き込まれてしまう木原作品最高です!
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オリジナル95年発表のデビュー作
2024年4月16日
BL小説、奥付によると表題作は95年発表とのこと、後書きで木原先生の実質デビュー作だそうで、95年時点でこのような小説が書かれてたなんて、私は当時これを読まずにいったい何を読んでいたのだろうか。。(一般小説ばかり読んでました、BLにハマったのはここ数年で、それまでBLジャンル無視してたのが悔やまれる)
いちおう改稿はしてあるそうだけど、前世紀(!)が舞台なのでメールや携帯電話が登場しない!出会いのひとつに雑誌の文通欄があって、次の”約束“がとっても大事になって、約束の時間に現れなかったらただ待つしかないっていうすれ違いがあるんだよね〜懐かしい恋愛模様だ。。
好きになってしまったから、狂わしいこの心はもうどうしようもないっていうのを書くのがデビュー作から木原先生ほんと上手なんですね。生徒×先生でヤッちゃうってのも、もうねー仕方ないわ。書き下ろしのスピンオフCPも、先生らしい。
先生目線での目安は二重丸の「やさしい」作品なのだそうですが、私にはやさしくなかったよ!食べられたり物理的に痛かったりとかはもちろんないんだけど、心が痛い!木原ファンとしてはそこが好きさ!
幼稚、だがそれがいい
2023年7月29日
攻の里見がとにかく幼稚、その幼稚さが現実みあってリアルなために序盤は読むのがきつい。でも読んでしまうみたいな不思議な話。そのうち嫌だった幼稚さに引き込まれていくから不思議。
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木原先生の作品はやっぱりいいな。。
ネタバレ
2023年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3部作。高校生がちょっとふざけてゲイ雑誌の応募欄に手紙を出したら。。という事の始まり。全くゲイじゃない高校生と思春期の頃から自分の性趣向に悩んで孤独だった教師のお話の「眠る兎」は最初どういう展開になっていくのか全くみえなかった。人物描写と背景、登場人物がそれぞれの思いとか丁寧に描かれていたと思う。木原先生が雑誌のデビュー作とかで時代背景も一つ昔。「眠る兎」はあえて改稿はしなかったという事でした。「冬日」は、「眠る兎」の高校教師が実家に帰った時昔好きだった幼馴染と偶然会い。。というお話ですがとても切ないような雪のにおいがしました。残りは書下ろし「春の嵐」。「眠る兎」の高校生の友人のお話。どれも、不器用だけど切実に生きている人たちの物語は、ファンタジーBLには程遠いリアルBLですが、あーやっぱり木原先生の小説ってすきだなと思ってしまいました。人間のエゴも見栄も泥臭い気持ちも自分の認めたくないところを突きつけられるようなところは避けたくなるのですが、だからこそ、その先にある物語の行く先に共鳴できるものや惹かれるところも出てくるのかもしれません。
萌〜!最高に良い!
2022年10月27日
木原先生の初期作品というかデビュー作です。すごく良かったです!携帯とか出てこないけど違和感なくスッと読めちゃうのは物語に引き込まれちゃうからですね!叙情的な素敵な表現が多かったと思いました。
気まずい雰囲気とかやましい気持ちとか、、、上手過ぎませんか?!木原先生に感情を振り回されながら読みました。萌の詰まった優しいお話です!オススメ!

こちらが本当のデビュー作で「セカンドセレナーデ」は初掲載の作品な模様。どちらもデビュー作と言っても過言ではない笑
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すごく良かった
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生と生徒の関係にハラハラドキドキしました。
先生にはまっていく過程と先生の葛藤とかわいさがたまらなくてもう早くくっついて!って応援しながら読みました。続編の「冬日」の8年後の話がすごく好き。
あいかわらず仲の良い2人が見れて嬉しかった。
好奇心は猫を殺す(誰も死なんけど)
ネタバレ
2022年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや〜面白かった。表題作「眠る兎」その後のお話「冬日」脇役の視点から「春の嵐」と3編あるのですが、そのどれにも、好奇心によってゲイ化する男が描かれています(言い方…)。みんなノンケだったのに…好奇心コワ…。「男同士で何で…」「理解不能…気持ち悪い…」とか言いながら、彼らは好奇心によって深淵を覗くのだ。

かつて男友達が言ってましたが、大概の男は「好き」って告白されると、相手のこと好きになっちゃうんですって。本作はもうこれの実証実験かなと思うくらい、作中の男たちが相手の好意に反応して、よろよろと吸い寄せられていく。「冬日」に登場する男なんか顕著で、相手の好意を知った途端鼻の下を伸ばして「キスとかしとく?」てな感じで、これだから男って奴はヨ…と苦笑いしてしまいました。

「春の嵐」で脇役柿本が、過去に27歳の男が10歳下の高校生と身体の関係を持ったことを、なんと自制心のない…と嫌悪して振り返るのですが、いやいや27歳なんてまだまだヒヨッコよ?突如嵐のように恋に落ちて、なりふり構わずバカなことしちゃう年齢よ実際…なんて、ついつい年寄り目線で肩を持ってしまったよね。というか年齢関係ないな、恋というものの荒々しさ、身勝手さがつぶさに描かれていて、そこが面白いのだと思います。

それよりも!高校生の里見の若さゆえの残酷さにドキドキし通しだったわ。もうすっごくこども。手に入れた綺麗な蝶をいじくりまわすかのごとく追い詰めて翻弄するので、やめろそんなんしたら死ぬわ!て震えました。
エチも、お話の流れ上仕方のない事とはいえ、乱暴に抱きいきなり突っ込むシーンが複数回あるので、たいそう痛そうで、攻めお前許さんぞ…と拳を握りました。前 戯大事。

「眠る兎」の二人が出会う時代には携帯電話も無く、「男同士、SEX」とか検索することも出来なくて、家に電話かけたりしてるのが、もどかしくもノスタルジックで、とても素敵でした。
それにしてもなぜ「里見浩一」という名前にした。作中でフルネームが出る度に里見浩太朗がよぎるので、ちょ…ヤメテ…て思いました。
衝撃なデビュー作品
ネタバレ
2022年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ これがデビュー作品とは…。古い作品なので、仕掛けが過去のものなんですけどね。それすらも今となっては味です。からかいから始まった。しかも、浩一は伊藤が誰かも知ってるのです。狡いけど、若いからこその残酷さと、経験値の低さがひしめきあい、罪悪感や初めてのときめきに心が躍るDKです。こんな事してみようなんて思う遠藤さん。きつい言葉で嗜める柿本くん。それぞれの気持ち、読み手には分かってしまう。浩一が鈍かっただけですね。だから、偽りを知った時。高橋は逃げるしかなかった。相手がどんなふうに思うのか、なんてことすら思い付かないほどの純なDKだったのです。でも。気持ちだけはホンモノだった。高橋が好きだって事。高橋にはとても辛かったと思いました。だから、音楽室で、君をとられたくないと、言葉にした事が出来たのは、本当の気持ち。心からの気持ちだったから。木原先生の作品では、恋や愛のワクワク嬉しい気持ちだけでなく、そこに生まれるエゴや打算なども、きっちりと描かれます。だからこそ、爽やかな読了というよりも、心に一石投じるようなことも多く。わたしは、そんなところが魅力だなと。恋も愛も欲と葛藤満載なのが実際だから。高橋と浩一はずっとこうやっていろいろ乗り越えていくんだろーな。柿本くんは迷いながら、進んでいきそうです。そもそも、性的指向って、ハッキリしていない方が多いのかもしれません。改めて考えないからこその。
デビュー作からハイレベル
2022年4月23日
デビュー作と知って読み始めて、多少粗さを期待する面があったのですが、モノの見事に裏切られました。
完成度の高さにびっくりです。
やはり才能がある方は、最初から違うんだなと、改めて思い知らされました。
「眠る兎」は、あえて時代に合わせて修正をしなかったとのことで、多少時代的なものを感じる描写がありましたが、とても良かったです。
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デビュー作??流石ですね!!
2021年12月18日
この作品がデビュー作なんですね。そうとは思えない素晴らしい作品。
初期から人間を上手く描いているんですね。
完璧な性格の人間って実在しないもんねって思いながら読んでしまう。
木原さんの作品でも、この作品は性格破綻者はいないので刺々しいのが苦手な人でも読みやすくて、幸せな2人を想像して読者もほっこりできます。はぁ、もっと読みたーーーい
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青春です
2021年10月8日
表題作〜優柔不断な高校生が冗談で出した手紙の相手と会う様になり段々と惹かれていく様がいいし、相手の先生も年上だけど初めて人と深く付き合うので初々しい。
高校生は先生との恋愛でしっかりしてくるし、色々あったけれど、先生も生徒と付き合う覚悟が少しできたかなーってよかった。
後、2編あって1つは先生の話。じんわりしました。もう一つは、高校生の友人の話。メインの人は変わるけど、上手く時間経過が描かれていて、読みやすいと思います。
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デビュー作がとても良い
ネタバレ
2021年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬先生の作品と言えば「痛い」などが良い意味で共通していると思います。今作はデビュー作でありながら、やはり音瀬先生の切ない感情描写やストーリー展開もありますが、高校生・浩一が教師の高橋に惹かれ始める描写が繊細かつ悶えるような愛おしさを文章の端々に感じられ、今作は木原先生の作品の中では「甘々」「嬉しい」「想い合い」「赦す」という優しい感想を持ちました。時代背景も携帯電話がない時代(家電でのやり取り)がレトロで情緒的な人間関係を瑞々しく描かれていて、携帯がない時代の恋愛から数年後の携帯が普及し始めて利用者が増えている交際時代まで。終始、素敵なストーリー展開でした。書き下ろしのスピンオフは、公一の親友の柿本が主人公。柿本本人の恋愛事情から、公一と高橋のその後の生活も垣間見ることができ、改めて柿本自身の狡さやゆるさ、また高橋への本能的な嫌悪などは、これは男性同士の恋愛を抜きにして、もし異性同士の恋愛であっても柿本が嫌悪したものを感じたのではないかなと思いました。柿本本人の問題のため、スピンオフの短編では序章という感じでしたので、続きあれば嬉しいというスピンオフでした。何度でも読み返したくなる作品でした。ありがとうございます。
嘘から始まる恋
2021年4月28日
木原先生のデビュー作と聞いて興味を持ったのですが、初期から人間の弱さ狡さ脆さ葛藤や矛盾といったものに目を背けずに描かれていたので、もうこれは先生のヘキなのでしょうねw
嘘から始まった出会いが徐々に恋に落ちるまでの心情が丁寧に描かれていますが、相手に誠実でいたいのにできないところが凄くリアル。嘘がバレた後の拗れ具合にもヒリヒリする一方で、思い通りにいかないのが恋なのかもしれないなと。
他2つの短編が入っていますが、1つ目は高橋が中学時代に好きだった同級生が登場して過去を振り返るお話。2人とも囚われた過去が精算できて良かったです。2話目は浩一の親友柿本のお話。浩一の相談役であり理解者でもあったけど、ここではちょっと頭でっかちさんでした。
前半出てきた女子高生にムカっ腹が立ちましたけど、単なる綺麗事に終わらせないあたりもさすがでした。
読み終わりまで緊張した
2020年6月6日
木原先生の作品は「灰の月」を最初に読んだせいかめっちゃ身構えて読んでしまう(笑)なんか突然ヤクザに売られるんじゃないかとか窮地に陥りそうで怖い(トラウマかw)結局、怖いことは何もないんですが嘘から始まっていることですごい緊張感があります。浩一がさほど魅力的でない高橋をだんだん好きになっていく心情の変化と葛藤に、暴走する若い恋心に二人が壊れてしまうんじゃないかと最後までハラハラしました。作中、高橋を男と表現することに意図があるのかないのか読了後も考えています。続編で高橋が初恋の人の前で泣くシーンは良かった!後に高橋がプレッシャーを抱えていたんだな、とわかるのがまた…(泣)多感な頃の刺のような欠片のような思いは大人になって傷となるか宝物となるかわからないけどずっと抱えて一緒に生きていく。作者は一番書きたかったのが何か忘れたとあとがきされていましたが私はそう受けとりました。総じてドライな部分を描いているのもリアルで良い。素晴らしかったです。
よい
2019年8月15日
木原さんの(ご本人曰く「たぶん」)デビュー作。キレイごとだけではすまない、人の、狡さとか弱さとか、そういうどちらかというと目を逸らしたくなる部分を、この作家はきっちりと描く。だからこそ、読み手に肉迫するものがある。人が人を恋う、その想いの深さが胸に沁みる。
スルメ的作品
2019年5月10日
私の中でスルメ的作品です。攻め受け両方すぐそばにいそうでリアル。受けも茶色い髪と瞳じゃない透明感も無いフツーの先生だし、攻めも女の子にもてたい流されがちなフツーの男子高校生。フツーの2人がはまり込んでいく様子がなんかゾクゾクする。
痛くない、切ないです
2018年9月8日
割と痛い描写が多い作家さんですが、初期なせいか痛い描写がありません。とてもネガティブな受けなので好き嫌いがあると思います。その全部を受け入れている攻めが大人です。
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細かい描写がいい!
2018年9月8日
大好きな作品です。同時雑誌で読んでから忘れられなくて、数年たって文庫化された時は本当に嬉しかったです。二人のその後の書き下ろしもあって、新装版を購入しました。
高校生×数学教師のノスタルジックで繊細なストーリーです。心理描写が丁寧で、余韻がすごくあっていい作品です。
デビュー作。書き下ろしスピンオフと2組。
2018年3月6日
(小説、1冊読みきり)
表題作6割+冬日2割(後日談と過去)+春の嵐2割(スピンオフ)。

95年の作品。
ケータイがまだ一般的でなかった時代だから、連絡がメールではなく家電や手紙。
でもそれ以外は読んでて古さを全く感じません。

ほんと作者さんすごい。。
話に引き込まれる、どころではなく、心をグッとわしづかみされて持っていかれる感じ。。
作者さんの作品を読むと、毎回読後に心あらずな状態にさせられてしまう。。

はじめはひやかしでしかなかった主人公の心境の変化が丁寧で見ものでした。
臆病な先生の気持ちと態度にも共感。。
友人の女の子が嫌なヤツ!
と途中イラッときましたが、後半の彼女の言動を知り好感が持てました。

後日談はだいぶ時間が経ってから、7年後(02年)に書かれたもので、先生の過去を振り返りつつ主人公も就職し7-8年後の2人が垣間見れます。
包容力があってかっこよくなってる!
良いその後を歩んでいてほっとしました。

書き下ろしは書籍発刊時だから、さらに7年後?
09年に書かれてます。
まっすぐな性格で男同士に疑問を持つ友人視点。
主人公たちも登場し素敵な未来が見れて良かった!
友人のその後がすごく気になる!
続きがあるなら、読みたい!
良かった
ネタバレ
2018年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ アプリで読んだのですが、文字の大きさが変えられてとても読みやすかったです。
初めは先生のことを全く好きじゃなく、先生のことを好きになりそうもなかった里見くんが、どんどん惹かれていくところが良かったです。私もどんどん話に引き込まれていきました。
先生が勘違いをして「あんな子供に君を渡したくない」って言うシーンがすごく好きで印象に残っています。体裁を気にしてばかりの大人だったのに、そんなの気にしてられないくらい里見くんのことが好きなんだなと感じ、グッときました。
普通ならそんな場所でそんなことする?と引いてしまいそう場面でも、お互いそんなに好きなんだから、まあそうなっちゃうよなと納得しました。むしろ素敵な場面に感じました。
ノスタルジック
2017年11月19日
純で不器用なふたりの恋心がヒートアップして行き、体裁が悪くとも突っ走ってしまう様子に悶えました。三作品収録、表題作が大半を占め、二つ目は表題作続編、三つ目は表題作主役の親友の短編。読みやすくて何とも独特の味わいある一冊でした。
木原先生の作品きゅぅってなります。
ネタバレ
2016年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「眠る兎」ごく普通の高校生がうっかり付き合いはじめ、好きになってゆく過程の心の変化を、親友とのやり取りで気付いていく辺りが好きな表現です。
「冬日」は高橋の過去と現在を上手くリンクさせ、も〜ホント、きゅぅっ!てきました。里見の「一応探りいれておこうか」辺り最高です。
「春の嵐」は親友のお話ですが、実は私はこれが一番好きかも。続編待ってます。
楽しかったです
2023年4月18日
若く人の気持ちや立場を理解しないって残酷です。そしてその罪の罰を受けるのは彼ではないのですから。真面目な事を言うのなら受けは社会人としてあり得ないです。嘘が分かった後は断固として交際を止めるべきでした。それは攻めの友人が感じた様に私も受けの行動は気持ち悪いと思います。「春の嵐」友人のお話し興味深かったです。
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好きで何度も読み返してます
2020年12月16日
表題作、高校教師×生徒のお話がすごく良いです。
何十年も前のお話なのでゲイ雑誌で知り合ったり、スマホどころか携帯電話も持ってなかったりしますが、カフェで待ち合わせてデートして2人が心を通わせていく様子を読んでいて、現代より恋愛の切なさやもどかしさが強く伝わってきてすごく面白いなと思いました。
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いたずら心から
2020年7月25日
いたずら心からゲイの相手と交際することになって その相手が同じ高校の先生と生徒だった。先生の方が純真で可愛らしく、高校生は大胆ででも凄く好きになって 一度別れてしまいますが元サヤに収まってよかった。
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痛いです。
2020年7月16日
木ノ原作品らしい、胸が痛くなる様なお話し。
雑誌掲載時に読んで、数年振りに見かけ懐かしくなり購入しました。2人のその後が読めて凄く嬉しかったです。
そのせいか、お話の理解が深まりますます好きな作品になりました。
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先生と生徒
ネタバレ
2018年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少女漫画では先生と生徒ものは苦手なのですが、なぜかBLだと嫌な気持ちなく読めました。お互いが嘘をついていて、後半先生と生徒の関係だとバレたときの切なさは胸にきゅっときました。
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☆5に近いです
2017年4月30日
blの中で、すごく、リアル感があるなぁと、思うし、その人の気持ちをとても、丁寧に書かれていくなあと、痛感しました。良い悪い。好き嫌いとか、そういう次元じゃなく、引き込まれてしまうんですよね(しみじみ)。
木原先生の雑誌デビュー作品で、新装版なのですがあえて、現代に合わせての改稿はしていないそうで、デビュー作品でも、丁寧に書かれていく世界観は変わってない。同性同士の恋愛について、なのか、もっと、深い部分に踏み込まれている感じが、特に、書き下ろしの「春の風」にあり、良作でした。
好みの問題?
2022年7月13日
作者さんの「片思い」が面白かったので、こちらの作品も読んでみましたが、、、、主要登場人物全員が好きになれず、ハッピーエンドでもモヤモヤが残りました。評価を下げてすみません。
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木原ストーリー
2019年1月6日
とてもリアルなお話しが巧い先生の本だなーと思いました。前半の高校生の残虐さや身勝手さに嫌悪し、高橋の性格と中学生以降に憐憫しました。なので「冬日」はとても良かった、本編より好きです。「春の嵐」は不要と言ってイイくらいで残念です。
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古さを感じない
2018年12月17日
携帯がまだ一般的ではなかった時代のお話ですが古さは感じられずすんなりと読めました。
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雑誌初掲載作だそうです
2017年10月12日
木原作品の地味で大人しめの受けが妙に好きです、なんか可愛い。
あとがきを読むまで20年も前の作品だとは思わなかったです。そういえばきっかけが雑誌の文通だったり、携帯も出てこなかったなーくらいで。
最初はゲイをからかうような悪趣味な展開にむむーって感じでしたけど、次第に夢中になる攻めは木原さんらしいなぁと思いました。でも学校でやるのはちょっと^_^;友達が気の毒でした。
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