ネタバレ・感想ありEYES―愛囚の視線のレビュー

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哀しみの連鎖
ネタバレ
2024年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言って胸が痛い。ヒロイン祖母がすべての根源で子どもの頃から虐○環境の中で生きてきた。全て祖母の監視管理下に置かれ人間性も否定され、恋愛さえもままならず。祖母が亡くなった後でも怯えは続いていた。やっと信頼して身を任せられそうになっても恐怖で逃げ出してしまう。その相手がヒーローだった。ヒーロー弟はデザイナーとしてヒロインのデパートに初出展迄後一歩という所で再会するふたり。祖母の後継として弟と共にデパート経営をしているヒロインには様々な横槍が入り、ヒーローと婚姻を結ぶこと
で磐石な体制へと向かう。一見優しく関係を重ねるヒーローだったが、ヒーローとその弟にはある策略があって……。苦しくて哀しくて泣けます。祖母の苛烈な生き方に翻弄され続けたのはヒロインと実弟だけではなかった事実に驚きます。連ドラにさながらのドロッドロ展開に胸が痛い程です。シリーズ物ですがこの巻だけでも楽しめます。御時間のある方はシリーズ通して読むのをおすすめします!
続編。
ネタバレ
2023年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 182ページ挿し絵なし。前作ヒーローの異父姉ヒロイン、ビジネスパートナーである御曹司ヒーロー。2人は表向きは愛し合って結ばれたように見えたが、それは復讐心を胸に秘めたヒーローの策略だった…という話。前作でも酷かったですけど、本作では輪をかけて亜久里婆が酷かったです。人間の所業ではない。ただ、復讐からは罪悪感と後悔しか生まれず、ヒーローの苦悩や葛藤が伝わってきて辛かったです。最後、2人組が本当にヒロインを襲って妊娠して、絶望するヒーローっていうのも見たかったですね。(←鬼/畜/脳w)一方で、弟夫婦の仲睦まじい様子に安堵しました。ブレない昼ドラ作家・御堂先生は流石だなと思います。面白かったー。
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いじらしいヒロイン
2018年8月30日
作者の作品が好きで読みました。この作品もこんな鬼のような人間がいるのかという内容でした。そんな中ヒロインがけなげに愛をささげる姿がいじらしかったです。
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恐るべきお婆さん
2018年2月1日
「EYES~欲望の視線」の関連作、というよりも続編と言ってもいいのかな?梨絵や刀真のその後もしっかり出て来ますが、刀真の姉の奈子が主人公。お婆さん、もう本当に恐ろしい人でしたね。そこらの昼ドラ顔負けの展開で楽しめました。
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スゴかった!!
2017年8月10日
弟の作品読んだ後気になって姉の作品も読んでしまいました。
マジババア凄まじすぎます( ・`o・´;;).oO(!!!!!!!?!?!!!?!?)
ヒロインが一途に頑張ってくれて良かったぁε-(´∀`*)
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ババア、恐るべし!
2017年4月4日
作者さん買いです。連作でこの巻が最終巻です。前作から引き継いで、主人公の姉弟と関係者が、姉弟の祖母の怨念の炎に、またしても焼き付くされ身も心もボロボロにされます。既に死んでいるのに、山姥ババアの怨念の威力は半端なし!途中、何度も泣きました…。
ドロドロした中にもヒーローとヒロインの根底には愛があり、最後自分への『許し』を経て本当の家族となれたので、本当に本当に良かったです!
一家族の永く悲惨な歴史と共に、二組の恋人達のババアとの壮大な闘いのストーリーでした。重いけど、大変面白い作品です。
昼ドラのよう
ネタバレ
2021年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続編。今回のヒロインは前回のヒーローの姉。ヒロインの祖母はどれだけ酷い人だったのか。これは誰でも復讐したくなる。でも、対象を孫にしてはいけないよね。未遂ではあったけど、ほぼ犯罪な事をしたヒーロー。それを許せるヒロインは聖母ですか?かなり読むのに気力を使うのですが、昼ドラのように先が気になる作品です。
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泣きました。
ネタバレ
2021年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いでしたが、なかなかハードでした。
途中泣きながら読みました。
女性の心の強さ、反して祖母の心の弱さを見せないための残酷さ。
男性の愛情を欲しがってるのに認められない葛藤みたいな様子。
最後、ハッピーで救われました。
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壮絶
ネタバレ
2020年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気になって一気に読みましたが、過去が壮絶過ぎて読み返す事はないなって思いました。他の方のレビューにもありましたが、祖父も悪いと思います。
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続編です
ネタバレ
2020年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作の弟カップルよりも救いのある終わり方でよかったです。設定が設定なので蟠りが完全になくなるわけではありませんが。
しかし祖母も不幸な人ですが、それにしても冷酷すぎる。関わった人をみんな思い通りに縛り付けないと気がすまないまで狂わせた祖父も元凶なのに、そちらは誰も責めないのがちょっと不思議。
ヒーローの生い立ちが壮絶すぎました。ヒロインは今までできなかったわりに、わりとあっけなく関係を持てたからちょっと拍子抜け。これも愛ゆえ、でしょうか?
お互いが赦し合って傷を舐め合うような関係だけど幸せになれるならよかったかな。
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作者買い
2018年8月20日
前作の弟の話の方が強烈だったけど姉の話もすごい。相手の悟の生い立ちも強烈。にしても山姥恐るべし・・・
前作よりも
ネタバレ
2017年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。前作はヒーローが行為に対してのトラウマからか倒錯的なラストになりましたが、今回は設定がハードでした。山姥は本当に呪いを撒き散らして死んでいったと腹立たしかったです。
祖父母の時代が家を守ることに囚われる時代だったのかも。山姥のしたことは最悪ですが、家に負けて恋人を捨て婿入りしてしまい、結局は逃げ出したじいさんが一番の元凶ではないのかな?
復讐
ネタバレ
2017年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 祖母の狂ったような、夫の浮気相手やその家族への報復、そして夫の血を受け継ぐ娘や孫への虐◯。それを発端にする復讐の連鎖。まさにドロドロ。なのに、復讐の相手を愛してしまったヒーローの苦しみ、ヒロインの純粋な愛情がその連鎖を止めようとします。ドロドロだからこそ、その中にある愛に、希望を見いださずにはいられませんでした。結果、愛が勝つ!という事で、最後は報われました。
こじれたふたり
2017年3月29日
強くて優しいヒロインです。考えられないような生い立ちでかわいそう。
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