ネタバレ・感想あり八日目の蝉のレビュー

(4.8) 9件
(5)
7件
(4)
2件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
希望を持つ ラスト
ネタバレ
2025年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり ニアミス 読者が気づける 演出 でにくい 緑が綺麗な季節に生まれてくるなんてお医者さんの言葉に涙出会いに感謝
いいね
0件
どちらが・・・
2025年3月7日
気が付くと希和子に寄り添っていた。
逃げて、逃げて、逃げ切ってほしいとも思ってしまった。
でも実際に親元に戻れば空白の期間を埋めることはできず、そんな事ならたとえ幸福な記憶だとしても消してしまいたいと思ってしまうのだろうか。
いいね
0件
どうか主人公が笑えますように
ネタバレ
2023年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を知ったのは、実写映画化されたのをきっかけでした。井上真央さん、永作博美さん、小池栄子さんの演技がとてつもなく素晴らしかったので、原作も読みたくなり読みました。
映画とは少し異なりますが(大体2時間なので仕方がない)、原作もかなり楽しめました。恵里菜の母が言った、「がらんどう」がかなり嫌な表現で、希和子の肩を持つわけではありませんが酷く傷つけられたんだなと思うと胸が痛かったです。希和子のしたことは誘拐、犯罪で。でも、「薫」として、我が子として恵里菜を可愛がっているのも、最後の別れも悲しくて悲しくて堪りませんでした。恵里菜が薫で居られたら…とありもしないことを思ったほどです。
元はといえば恵里菜の父親が悪いです。もう、ほんと最悪です。不倫やめろ!!!
ただ個人的に原作で救いだったのが、恵里菜が唯一心を許せる存在の妹がいて良かったなと。
映画も原作も素晴らしいものでした。ドラマは見れてませんが、映画が良かったのでなかなか踏み出せません。
いいね
0件
着想が素晴らしい
2023年7月13日
実際の事件をベースに、現実を凌駕するリアリティは流石です。あの事件の犯人が子どもの命を奪うのではなく育む側になっていたらどうなっていたのか…
いいね
0件
ストーリーに引き込まれた。
2022年11月12日
映画は観たことあったけど、そういや小説は読んでないなと思って拝読。映画は映画で良かったけど、小説は小説ですごい引き込まれて暇さえあれば読んで読破。切ない。ラストがまた良かったです。
いいね
0件
どうしてだろ
2022年7月20日
悲しく重いどうにもならない話なのに、その先がきらきらしていると思えるのは。親子って何だろ。
大好きな作品です。
いいね
0件
珠玉の人間ドラマ
2021年7月12日
映画を先に観ていたので、いずれ離れ離れになる二人を思うと切なかったです。このまま小豆島で幸せに暮らせればいいのに、なんて思ってしまいました。何年罪を償おうと犯してしまった過去は消えるはずもなく、希和子や薫、実母の心に大きな傷を残したままのラストはやるせないです。どうしても希和子に肩入れしてしまいますが、きっと希和子は薫の面影を探しながらも日々の中にささやかな幸せを見つけ、案外図太く生きられる女性ではないかと思います。でも救いようのない実の両親は「こんなはずではなかった」場所から踏み出すことはできるのだろうか。実母には共感する部分も反発する部分もあったけど、新しく授かった命の中にかけがえのない幸せを見つけて欲しいです。
母性とは何か
2024年5月24日
映画も良かったですが、原作も良いです。母性とは何かを考えさせられるし、善と悪の違いについても考えさせられます。
いいね
0件
名作
2015年9月27日
ドラマ化も映画化もされましたが、一番好きなのはドラマです。小説だと、当たり前かもしれませんが、主人公寄りなんですよね。誘拐された母親は、家事能力もなくてだらしない、「ダメ母」に描かれてますが、夫に不倫された挙げ句子どもを誘拐されるなんて、そりゃダメ人間にもなるかなと。ドラマだとその辺バランス良く描かれていて、すんなりのめりこめました。…とはいえ、小説も面白いです。ぐいぐい読ませられます。そして、男のダメっぷりに現実を感じさせられます…。
レビューをシェアしよう!
作家名: 角田光代
出版社: 中央公論新社
雑誌: 中公文庫