ネタバレ・感想あり遥山の恋のレビュー

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なんて鮮やかな描写
2024年4月4日
20年以上前の作品なのですね。
こんなに色鮮やかに光景が目に浮かぶ作品は初めてです。
おそらくとてもたくさんの資料や知識によって作り上げられた世界なのでしょう。
意外でありながら納得がいく結末が素敵です。最後の一行までしっかり心を掴んで離さない、そんな深い余韻が残る作品です。
良かった
ネタバレ
2023年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感動しすぎて・・。読み進めながら、ハッピーエンドになるのか不安でしたが、レビューで事前に軽く内容を把握していたので、信じて読みました。最終的には山で暮らす事を選択した攻めと、守られるだけでなく対等でいたいと思う受け、いいですね!
とても美しい描写でした
2022年10月22日
季節の移り変わりや山の様子の描写が最高に美しくて素敵でした。紫乃という字をもらい高哉一人に全て差し出して愛する姿がとても健気で泣けました。高哉が山を降りてからシロもいなくなってもなんとかよく頑張ったなって遅れたけどちゃんと迎えに来てくれてよかった。ずっと一緒に生きていけれたみたいなんでほんとによかったです。
再読
ネタバレ
2022年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔本で持っていましたが処分してしまい、久しぶりに読みました!最初に読んだ時ほどの感動はありませんでしたが、やっぱり良かった!こちらの作者さんの作品は好きなのですが、主人公が複数人から性的に痛い目にあう話が多く、そういうものが苦手なのでいつもレビューなどをしっかり確認してから読みます。こちらはそのようなシチュエーションが苦手な人でも大丈夫な内容です(二人のはじめては攻めがやや強引ですが)。健気な受けが幸せになれて良かった。山で再会するところでおわっているので、その後の二人をもう少し読みたかった気はします。
感動のお話
2022年4月7日
みつみ先生の不憫受けは本当に最高です。この作品もとても不憫で、でも心優しく逞しく過ごしている受けがとても良かった。自然の力と獣と不思議な言の葉が素晴らしかった。ラストも良かったー!
感動!
2021年9月21日
感動しました!
前半は貴哉の癇癪やおぼっちゃま育ちの態度とかにイライラ!でシノが可哀想でした!
一途に貴哉を思い一人耐え忍ぶシノの姿に涙しめした(泣)
ラストは二人御山で幸せに暮らせて良かった!
二人で共に歩める生き方を
2021年9月19日
室町幕府ぐらいの時代の、荘園と奥山でのお話です。坊っちゃん育ちで傷心の若干イヤなヤツである攻め(攻め目線で心の内が見えるから良いものの、受けから見るとだいぶイヤなヤツだろう。受けはそう思ってないけれど)が成長していきます。受けは全体的に良い子だなぁ、という印象です。
最後まで、どうなるの?切ないねぇ、とドキドキしながら読みました。最後の数行で幸せに暮らしてるなぁと分かるので、この数行大好きです!
攻め目線と受け目線、受け目線が多めの作品が多いように思いますが、こちらは攻め目線が結構多い印象です。といっても半々くらいかな(?)。私はブラウザで読んでいるのですが、多分レイアウトの問題で受け攻め目線が空間あけずに切り替わるので、おろろ?ってちょっとなりましたが、だいたい分かりますので大丈夫だと思います。後ろの方で空間なく時間経過してそうな一ヶ所だけはあれれ?ってなりました。
素敵なお話でした。
余韻の残るラストがいい
ネタバレ
2021年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 六青先生デビュー作。
領主の嫡男である貴哉が傷を負って倒れているところを身体中に痣のある山人シノが見つけて介抱するところからお話が始まります。最初こそすれ違っていた2人ですが、シノの純粋で汚れのない優しさに触れていくうちに貴哉の警戒心も溶けて心も身体も通わせていきますが蜜月は長くは続かなくて‥。シノの貴哉に向ける心の変遷が丁寧で読み応えがあり、待ち人になってしまった時のシノの苦悶に胸が苦しくなりました。
そして後半、ようやく幸せになるかとお思いきや2人が思い描く幸せには違いがあり、またもやすれ違ってしまう‥。だからこそ、ラスト数行に仲睦まじく幸せでいる様子が垣間見れて至福と安堵を味わいました。
ストーリーの構成はいいし緩急もあるし、何より心情の描き方がすごく好きでした。読んでよかったです。
どきどきはらはらが心地よい
2021年5月12日
2人を取り巻く環境や、すれ違いながらも近づいていく気持ちがとても丁寧に表現されていて、夢中で読みました。心を打つ純愛BLとしてはもちろん、山の暮らし・里の暮らしの生活描写が面白く、全く違う場所でそれぞれ生きてきた2人の日々が目に浮かぶようでした。先生の作品はどれを読んでも素敵で、何度も読み直したくなります。
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良かった!
2021年4月24日
ここでめでたしになるかなと言う所でそうはならず、ハラハラして面白かったです。
最後に二人が幸せになれて本当に良かった!
ただ、シーンが変わるときにスペースを空けてわかりやすくして頂けるともっと読みやすかったと思います。
六青みつみ色全開です
2019年5月2日
デビュー作!?本当に?という達者さです。
キャラ設定もストーリー展開も、まさに六青みつみ全開です。このお話が好みだったら、その他の作品もほとんど面白いんじゃないかな、と思います。
おススメ!
2018年10月19日
六青先生のデビュー作です。えっ?本当に?と思うほど構成がしっかりしてる。何故こんなに素晴らしい作品なのにレビューが少ないのか?と思うほど良かったです✨もちろん先生の作品ならではの受けが耐える設定もあるけど、最後はハピエンで❤️(デビュー作ではありませんでした。すみません(TT)デビュー作は「君がこころの月にひかれて」とゆう作品でした。そちらも六青ワールド前回でした。1.8.31追記)
泣けました
ネタバレ
2018年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ これって、確か、六青みつみさんのデビュー作ですよね。
完成度高かったです。
六青さんの作品を読むのは初めてでしたが、大満足でした。

二人は本当に出会えてよかったなぁ〜って思いました。

激しくネタバレしてますので・・・・
ネタバレしないで読むほうが面白いお話ですよ♬

まず、攻めの橘貴哉は最初、おぼっちゃまだったんでしょうね。
とっても傲慢で嫌な奴です。
世間知らずの上、いつもチヤホヤされていたので感謝とか謝罪も知らないんですね。

ところが裏切られ、瀕死の状態で紫乃(受け)に出会い
なんの見返りも求めずに看病をしてくれる紫乃(受け)に
痣があるにも関わらす惹かれるようになります。
本当の心根は優しい奴だったんでしょうね。

そして、紫乃(受け)から自然の摂理とか調和について学びます。
自分の考え方がおかしかったことにも気づきます。

紫乃(受け)は、やっぱり孤独だったんでしょうね。
愛を知ります。
それによって苦しくなることもありますが・・・

山人として二人は仲むつましく暮らすんですが、
攻めの橘貴哉の従者が迎えに来て
彼は地元に帰ります。

1年後に必ず迎えに来ると約束して・・・・

ところが、3年後になっちゃうんですね。

攻めの橘貴哉にとってはあっという間の3年なんですが、
山で一人寂しく暮らす受けの紫乃にとっては長い3年です。

ここで、ドラマがあります。

その試練を乗り越えて二人は里で一緒に暮らすことになるのですが、

ここからが、また良いですね。

受けの紫乃は山で一人暮らしをしていただけあって自立心が旺盛で
攻めの橘貴哉と対等なパートナーになりたいと願うんですね。

この辺りが、すごくいいなって思いました。

よく似たお話(不憫受けと旦那様)そらのだいじな旦那さま (幻冬舎ルチル文庫) - というのがあるのですが、こちらは受けが性格は良いのですが、依存的で、なんで評価が高いかわからなかったんですが・・・・


受けの紫乃は結局、山に帰ります。
側にいても、支えることができないからです。

でも攻めの橘貴哉は思わぬ行動をとります。
本当に受けの紫乃のことを深く愛していたのでしょうね。

最後はもちろんハッピーエンドです。

何よりも受けの紫乃の幸せを考えた攻めの橘貴哉の行動に感動しました!

その後の二人の様子もちらっと書いてあったのも良かったですね。
和製ファンタジー
2024年5月27日
やー。六青先生さすがです。今作もわんわん泣かされた。他の作品に比べて酷い目レベルはかなり低めだと思うんですが、心理描写が秀逸だからかな。感情移入しすぎて、ボロボロ泣かされました。ページ数こそ多いんですが、実際はそこまでのボリュームはないのかな??一冊にしてしまうのが勿体無いー。最後らへんがぎゅっと絞られてる感があってもっとゆっくり読みたかったです
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818P
2023年5月13日
一人はさみしい。一人になって感じる心境だと思います。ちょうどそんなときに助けた攻めを愛してしまう受けの気持ちが良くわかりました。まあ、ひとめボレもあったと思いますが。ページ数もあり、読み応えあり。いい話でした。
読み応え有り!!
2022年6月19日
面白かった♪初めて読む作家さんでしたが、読んでいる時も、その時々の情景が浮かんで、物語に浸る事が出来ました。欲を言えば、最後もう少しハッピーエンドのお話を読みたかったです♪( ´θ`)
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最後は駆け足
2022年4月20日
もう少しページ数があったら良かったな。大丈夫?まさかの続くじゃないよね?とドキドキしながら読みました。
健気で不憫な受けの心理描写が見事で良かったです。
ラストがよかったです
2019年12月4日
この二人が選ぶのに、すごく納得できるラストでした。やっぱりそうやって過ごすのがいいよね
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2017年5月29日
けっこうページ数があります。ちょっと切ないです。泣けてくるストーリーです
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受けの献身の物語
ネタバレ
2023年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLあるあるのイケメンを拾うから始まるお話しです。何故最初から受けがあんなに攻めのことを想ったのか不明です。私には受けがもう少し自然な形で彼に惹かれていく描写があった方が良かったように思います。痣が消えるのは愛は全てに打ち勝つ、ですね。過去の呪いまで消してしまうのは凄すぎで、そこ迄は必要無かったかな?最後は攻めが全てを棄てて受けの元に来てくれるなんて、なんだか出来過ぎです。でもそれがBLの良いところでもありますけど。
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作家名: 六青みつみ / 白砂順
ジャンル: ライトノベル BL小説