ネタバレ・感想あり狼の遠き目覚めのレビュー

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バイクのオイルと革ジャンの匂いの人狼もの
ネタバレ
2024年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『狼を狩る法則』の続編。前作で後天的に人狼となった消防士のレミングトン•ラシターと、レミのメイト(伴侶)である私立探偵ジェイク•ロメロのお話。普段生意気なレミーは、実は部族警官である父親のDVに支配されており、両親と暮らす弟のスターリングに暴力の及ぶことを恐れています。スターリングを守るためだけに生きていると言っても良いレミを、ジェイクは陰日向に見守ります。やがてメイトという魂の繋がりもあり、レミがジェイクに心を開いてゆくと共にレミの封印された過去が明らかになってくるのでした。前作ではほぼ触れられなかった、群れを形作る役割としてのアルファ=統率者、ベータ=副官、オメガ=調和者の役割がクローズアップされます。新たな群れのリーダーとなったジェイクと群れの仲間たちがレミとスターリングの為に動くのですが、レミの内面が深く掘り下げられていて前作とはかなりイメージが違います。父親からの暴力による支配に苦しんでいたレミが、ジェイクとの間に支配と征服という関係を求めるのが何とも切なく、また納得でした。求めても得られなかった父性をジェイクに求めているのかもしれません。ジェイクの相棒の寡黙なリースと天真爛漫なスターリングという新たなカプも生まれます。次の『狼の見る夢は』の主役はジェイクの事務所で働くちょっとお間抜けな9人兄弟の長男マットで、彼のメイトはなんとキートンの兄で南部の大富豪の御曹司•オーブリーです。
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気になってたレミ編
ネタバレ
2023年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻で人狼になって人を寄せ付けない雰囲気だったレミの話で、この主人公はすごく気になってました。最低な父親からの暴力での支配があり地雷の方は注意が必要です。
痛ましい過去がわかってひたすらレミの幸せを思って読み進めました。
ジェイクはもちろん仲間たちの支えもあって良い結末で読んで良かったと思いました。
レミの幸せをひたすら祈る
ネタバレ
2022年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作「狼を狩る法則」に登場したレミとジェイクが主人公のお話。
前作でヒール役だったレミに若干苦手意識があってしばらく積読状態でした。が、読んでみたらレミの嫌な部分は影を潜め、むしろレミの過去と人柄を知るとどんどん興味が湧いてきて。レミ、凄くいい奴だった。
ストーリーも一筋縄ではいかない捻りある展開がこれでもかと続き全く飽きさせません。DV暴君で悪辣なレミ父親がいつレミを傷つけるのかとヒヤヒヤしながら読んだので、ずっと緊張感が拭えず少し疲れました。だけどメイトに対する絶対的な信頼と愛情やΩとしての特殊能力など、とにかくレミの変化が目まぐるしく、またそんなレミを包容力溢れるジェイクがガッツリ守っているのも非常に良い。
342pのボリュームでシリアスな場面が多いけどストーリーは申し分ない面白さ。読後は多少の疲労感と達成感があって前作よりも読み応え大。レミ×ジェイク、凄くお似合いで読んで良かったです!オススメ!
濃密
ネタバレ
2021年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースが読みたくて読了
つかの間の穏やかな時間から緊迫したシーンに濡れ場まで、目に浮かぶような情景描写に、登場人物の心理描写も素晴らしくとても読み応えがありました
最初攻めに恋心を抱く気持ちに、過去の暴力によるトラウマも含め本能に向き合えなかったレミが、それを受け入れて慕い合うようになる描写は本当に良いです
終盤は刑事ドラマのようにハラハラさせられる展開に読み進めるのが止まりませんでした、ロマンスものだけでなくサスペンスとしても満足です。
レミの壮絶人生
2021年6月18日
狼を狩る法則を読んで、レミが気になったので購入しました。思った以上に壮絶なレミの人生に、涙・・・。メイトの心強さや仲間の絆の強さが読んでいてうらやましくなりました。弟のスターリングが素直で可愛いくて、暗くなりそうな展開に笑みを与えてくれます。半面、心配にもなりましたが。スターリングのその後も気になりました。
苦難を乗り越えて生まれ変わった
ネタバレ
2021年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作でチェイの友人であり、後天的に人狼になったレミを中心に進む物語です。
レミが酷い目にあっていたことはわかっていたのですが、今作では、その生々しい過去と現在が描かれます。
メイトのジェイクと共に新しい群れを作ることになってしまい、戸惑いますが、群れというサークルの中で、実生活で得られなかった温かさを感じることの出来るファミリーを得るのです。
いずれは今の場所を離れなくてはいけないそうですが、それまでの日常をまた描いて欲しいなんて思っちゃいました。
読み応えがすごい
ネタバレ
2021年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段はコミック派だけど、狼を狩る法則が興味深くてノベルを購入。
買って良かった!夢中で夜更かしして読みました。
レミの苦悩や、ジェイクや仲間との絆、その設定や描写の全てが読み慣れたBLとは違っていて、ハラハラしたり読んでいて苦しい部分もあったけど、とても面白かった。すごく好きな作品になった。
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2作目!
2021年6月5日
前回性悪キャラだったチェイの親友レミの話。性悪に見えてたのは、父親の脅威のせいだった。前回よりも創り込んだ内容で読み応えありました。ハラハラドキドキな内容かつ、オメガとSMも出て来て凄く面白かった。それにしてもこんな狭い範囲で皆がゲイなのって良いのか…笑!!
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夜更かしして一気読み!
ネタバレ
2020年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人狼シリーズの2作目。これまでシリーズ3作品を読んだなかで、一番のお気に入り!前作で曲者扱いだったレミが実は凄く健気な奴だったり。
人狼になったばかりの危うい色気も増したレミとジェイクとのロマンス。闇に葬られた辛い過去ごと愛してくれるメイトの攻めが格好いい。真実を暴きだす、読みごたえのあるヒューマンラブストーリー。人狼ヒエラルキーの仕組みも知れて良かったし、レミの弟スターリングと探偵リースの関係もヤバイ。エロも海外ならではのお色気下着に、美人男前受けで満足でした。ファンタジーテイストも萌えるし、リバーシブルは無いし、初心者の海外ロマンスの入門にうってつけです。
めちゃめちゃ良かった!
2019年1月8日
1作目では(狼を狩る法則)ではレミを嫌なやつかなと読むのを躊躇っていたけど、買って大正解です☆ストーリーも良かったし、まさに海外オメガバースが丸わかりの作品!やっぱりお互いに強烈に引き合う話はたまらないです。割引の機会に全作品購入したい。ページもたっぷりで大満足でした!とにかく攻めがカッコイイ!
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2作目。前作の友人の話。オメガも登場。
2017年1月5日
<狼を狩る法則 →狼の遠き目覚め →狼の見る夢は →?、番外編:恋する狼 >

あぁ、もぅ、読んで正解すぎる!
シリーズ全部、星5以上です!

日本のBLファンタジーとは違い、リアリティーの高い海外MMラブストーリー。
それに加え、背景の話も一般小説なみに読み応えあります。

前作狩る法則に続き、本作でも事件性のあるストーリー。
トラブルや謎もありながら、エンドで解決を向かえます。

前回はイヤミレミでしたが、ずいぶん態度が!?
彼の重い過去がわかり、それも納得。。
(レミが人狼になった成り行きは、前作にあります)

今回シリーズで初のオメガが登場。
日本のBLオメガバースとは、α・β・Ωそれぞれ位置づけも違い、そのあたりも読んでて興味深い。
人狼の群れのあり方についても今回さらにわかってきます。

あとがきで訳者さんによる海外オメガの設定解説もあり、以前ネットで検索した日本のオメガバースの解説より一歩踏み込んだ内容。
オメガの名前や設定の由来についてもはじめて知ることができて、貴重でした。

後半でまたもや気になる新しいメイトの2人が。。
てっきり次作でこのお話?
かと思ったら、次は違う人たちがメイン
(でも1・2作目で既出の人物)。

1冊で1話完結、前作の2人はあまり出てこないのでそれぞれ1冊ずつでも読めますが、日本のオメガとはかなり設定も違い、既出の人物が主人公になっていくので、シリーズを順に読んだほうが理解がスムーズです。
狼シリーズ2
2016年3月2日
シリーズ1からの流れカップル、レミ&ジェイクのお話です!レミの意外な一面や過去は面白かったのですがジェイクのS嗜好が殆ど伝わってきませんでした〜。そしてかなり気になるのが、このお話で登場する新カップルで是非とも二人の物語が読んでみたいです♪
2作目
ネタバレ
2025年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人狼になったレミ。
そして、ジェイクがメイトと知り、混乱。
父親のダークとの関係や、過去の事件に、弟のスターリングの安否など、レミはこれでもかというくらい問題が山積みです。
そして、ジェイクとのイチャイチャは、チェイトンたキートンとのとは違う感じですが、これはこれで好きです。今回も面白かったです。
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もう少しスカッと!
ネタバレ
2024年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【ヨミホ】『狼を狩る法則』の続き。
ただの感想→いやいやザック可哀想過ぎるでしょ!ジェイクを庇って撃たれたのに ジェイクの変わり身の早さよ。。その日のうちに弟が代わりに群れに入るって…。それが群れの法則かもしれないが。気持ち置いて行かれた。
あと、レミの夢の謎が予想してた通りの展開だったし、父親の制裁や日記、手紙の内容をもっと詳しく知りたかった。あんだけ長年父親に怯え怖い思いをしてたのに、父親が何年の実刑くらったとかで良いからもう少しスカッとしたかった。アレレ?とあっけなく終わってしまった。
だけど、夜更かしするくらいストーリーに引き込まれたし、ジェイクとレミの関係性が良かったのと、リースとスターリングのキャラも好きでした。次巻スターリング編読めるのか?と思ったら違った。そこは残念。
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3作目:怒涛展開の壮絶人生◎
ネタバレ
2021年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ (MM小説)
《人狼シリーズ/1:法則 2:恋 3:目覚め 4:夢》の三作目。
原題:With Caution。1作目の続き。登場時ヒール役だった人間レミが命と引き換えに問答無用人狼化。色男ジェイクとレミは〈メイト〉だけど、産まれたての人狼かつホモフォビアのレミには隠すしかなく、ジェイクの苦悩と真実告知がとても気になった前作。
今回は差別主義で鼻っ柱の強いレミの驚きの背景を追います。

人狼×元人間の人狼のメイトもの。
私立探偵ジェイク×消防士レミの話。

いや〜凄いボリュームの話を一気に読みました。
前作でホモフォビアに見えたレミの'実は…'な背景が重くて重くて想定外のヘビーさ。毒親DVのレベルではない異常者父ダークの大きすぎる存在、彼から弟スターリングを守る為だけに自己犠牲の孤独の闇に居たレミの人生。

人狼化で群れ(家族)ができ孤独から初めて解放され、まさに身も心も生まれ変わったレミ。ジェイクとの唯一無二感◎
包容力あるジェイクのカッコ良さ◎

実際の狼の生態に基づいたヒエラルキーの人狼設定良いですね〜◎ (オメガバのαβΩ関係より好き!!)二人は素晴らしいメイトでした。ただ更に〈Dom/Sub〉関係も入り個人的にこれはマイナス。素敵関係なのにいきなり'イエス・サー'には馴染めず読みたい物と違い、長くて多いH描写は飛ばし気味で^^;

重すぎる背景も壮絶展開で決着がつくも、苦い余韻を残しました。反面newメイトに期待( *´艸`)←たぶん忍耐戦になる二人がかなり気になる〜続編あるなら是非読みたい!!
巻末の冬斗さんの解説には感謝です!!

→お次四作目は、ジェイクの仲間ガジェットの長男マット編
『狼の見る夢は』
モフモフ+運命の番+Sub…!?
2021年7月29日
よ、要素多すぎ…?って感じに盛りだくさん💕
シリーズ2作目、前作から登場のキャラがメインの巻です。後天的人狼のレミが「メイト(運命の番)」のジェイクと絆を深めつつ人狼の世界に馴染んでいく様子が描かれています。つらい過去+過酷な家庭環境を抱えるレミ、メイトのジェイクに会えて本当に良かったね…(´- `*) 二人の甘あまシーン、良いです!👍
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シリーズ2作目
2021年1月28日
1作目でチェイとキートンとの関係を罵っていたレミが主人公です。レミの特殊な家庭環境がそんな行為をしただけで レミはとっても良い子でした。
海外のbl小説!
ネタバレ
2017年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズは、初購入ですが満足でした!
主人公の過去も含めて受け止める攻様が本当にカッコイイ‼︎受もナヨナヨした感じではなく良いです。
日本の小説では割とぼかしてる部分を細かく書いているのは海外小説ならではでしょうか。
ただ暴力シーンがあるので、読後疲れてしまいました。(攻→受ではないです!)
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シリーズ3作目だよね
2022年3月25日
レビューで2作目、3作目とありますが実際は3作目だと思います。
ザックのシーンは必要あるのかな…別の形でも良くない?と思ってしまったので星は3個。
前作からパワーアップ!
2020年10月1日
前作では嫌な奴だったレミを中心に、狼とオメガバースの設定、ハラハラする展開がパワーアップして描かれてます。
が!!私はただイチャイチャしてるだけの前作のほうが好きかな(笑)
好みの問題ですが、作品としての完成度はこちらのほうが高いと思います。
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