ネタバレ・感想ありトリニティ・ブラッドのレビュー

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ライトノベルと侮ることなかれ
ネタバレ
2026年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生時代に夢中になって読み進めたライトノベルの一つ。
20年程前の発売当時、他にも色々なラノベを読み漁っていた中で、この作品はストーリーの構成、作者の文章力が頭一つ飛び抜けていた記憶がある。最近読んだなろう系ラノベの文章の稚拙さにがっかりしていたので、久々に再読したくなった。

内容は中世ヨーロッパ風ファンタジーといった世界観、吸血鬼とキリスト教の対立という、一見手垢にまみれた題材だけれども、読み進めていくと実は近未来のSFであることがわかる。THORES柴本さんの美麗なゴシック調の挿絵に加えて、そこかしこに古いヨーロッパの地名や機関(ヴァチカンなど)の名前が出てくるのが歴史好きとしてはたまらない。
R.A.M.編とR.O.M.編の二種類に大きく分かれているが、RAM編はROM編の前日譚的な構成なので、先にROM編を数巻読み込んだ方が全体の内容はわかりやすいかなと思う。

惜しむらくは作者急逝のために、永遠に未完の作品になってしまったところ。それでも全巻文句なしに面白く、緻密に練られたSFファンタジーを求めている方には一押しのオススメ作品。別の漫画家さんによるコミカライズもされているけれど、やはり原作文の独特の魅力にはかなわない。沢山の人たちに読み継がれてほしい名作。
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三行読めば面白さがわかる。
2025年8月12日
本当におっっっっっもしれーのよ!!!チラ読みして、これ面白そうだなって。あえて3巻とか途中から読み始める。途中から読み始めると、こちらはキャラクターを把握できてないまま話が進んでいく。当然、誰が誰だかわからない。でも、面白いのよ。もうね、三行読んだら『これ絶対面白いわ!』て確信した。確信できた。誰が誰だかわからないのに面白い。それってキャラクター把握してなくても気にならないくらい面白くて、ストーリーに没入できるってことなんです。特に最近の質の悪い小説を読んだ後だから、面白すぎてヤバいわ。めっちゃ良かった。ありがとうございます。
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その世紀を代表するもの
2025年5月11日
所属や所有という状態から導き出される一つの意味。簡単なようで難しいそれは、我々の生活のそこかしこにあるのだろう。
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無念の未完作品
2020年5月31日
作者の病死で、いざ終幕へ!という新刊が最後の巻となった、大変惜しい作品です。
まず、表紙に惹かれ、あらすじを読んで気になり、買うのに何度も躊躇った記憶があります。
発刊された分はすべて読みました。もう続きを読むことは叶いませんが、生きた良い作品に巡り会えたと思います。
凄く面白かったんだけど
2018年1月23日
人物設定から世界観から凄くよく作られていた作品で、作者二人が同時間軸上での別の場所での話を描き、お互いの話がそれぞれの伏線になっていたりと、話の進め方も斬新でとても面白かったのですが、お二人居た作者の内お一人が亡くなり未完で終わってしまったのが余りに残念過ぎる…。
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