記憶喪失物ではない。記憶喪失の(一時的ですぐ記憶は戻ってる)主人公に恋人だと嘘をつく攻めの真意を探るストーリー。徐々に語られる(思い出す)2人の因縁が思春期特有の同調圧力とか絡んでいて辛いです。中々に周囲のお友達が胸糞!主人公が過去を悔いているところも切ない。人生のリセットとして記憶喪失が巧く使われてるな~。主人公目線なので攻めの本心がチラチラとしか見えなくてもどかしさmax!素直になるための真実へのハードル高すぎ~!でもその後のイチャイチャ多め!普段凛とした和服美人がエチエチの時は少しS。しかも粘着。萌しかない!主人公が「しょうがないな~」て色々許しちゃうのも甘くてニマニマした。SSもタップリイチャイチャです。特に最後の攻め目線が情念たっぷりでした!攻めが自分を「蜘蛛」て表現したのがわかる~。もう逃がさないぞーて、執着心にゾワーっと鳥肌が立つほど。背中の黒子(作者拘りの)っていうのがね。すごく色っぽい。この攻め目線のSSに星を無限につけたいほど好きです!