ネタバレ・感想ありCOLD HEARTのレビュー

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良すぎて、夜遅くまでいそいそ読んでました
2025年3月25日
In Tokyo 完読。あーーー!木原先生えええ!!私の心を揺さぶることができるのは、貴方様だけです。有難うございます。もう萌えすぎて、いや燃えすぎて。こうゆう頭のネジが外れた攻め、もしくは受けが一方的に好きで、その気のない受け、もしくは攻めがずぶずふと逃れられなくなっていく様を見るのが大好きです。だってだってさ、ノーマルな男は普通は、男と結ばれないから。その大前提を見事に披露して下さり、私は内心、そうこれだよ、私が求めているのはこれなんです!と叫んでました。
In New York 〜
絶対楠田は秋沢といて幸せにはならないと思う。これが現在の私の立ち位置です
前作とはまた違った痛さ
2024年11月22日
秋沢は方向性と価値観がぶっ壊れてて衝動性もある故に、楠田を大いに傷つけます。しかし、非人道的なことを無自覚に仕出かしながらも、秋沢は楠田を一貫して愛してるんですよね。当初からぶれないのは愛。それがたとえ歪であろうとも。
秋沢のしたことは許されない。でも秋沢が楠田を這ってでも無様でも追いかけ成長する様に心が動かされるのも確か。
in NEWYORKのラストも秀逸でしたが、FINALでの2人の歩み寄り、秋沢から楠田への深い愛は、絶対にもう楠田を傷つけない一途な忠犬なのだろうと信じさせてくれます。深い闇から光が溢れます。
コールドシリーズの中でも私はこの作品が大好きです。
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一番好きなBL作品
2024年6月24日
前作同様に心が痛くなりつつも目が離せない作品で、愛とは幸せとは何だろうと考えさせられました。何度でも読みたくなるような素敵な作品をありがとうございます。
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良かった。幸せになって。
2024年5月24日
もちろんCOLDの二人のその後が気になって読んだのですが、トンデモない話だった。いやいや、本当に先生の書く主人公って…。それでも未来は明るいし、人間は変わっていくし、幸せにもなれますね、それを知れるお話でした。
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これはこれでワンコ攻め…
2024年2月1日
こちらの攻めは本当に、どこに魅力があるんだか分からないし、とんでもなくおバカで全然好きになれないけど狂犬からまぁまぁ言う事が聞けるワンコ攻めになったのかな。
攻めが後から辛い目にあっても、あまりにもその前の仕打ちが酷すぎて、攻めザマァにもならないよね。
シリーズ通して心理描写が見事で読み応えがありました。さすがの木原先生だなって感じです。受けが本当に酷い目にあうので、元気がある時に読む事をお勧めします。
これはなんだろう
ネタバレ
2024年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前シリーズがすごく良かったのでこちらも読みました。前シリーズも相当しんどいお話だったのに、輪をかけたようなしんどさでした。でも人間の感情の奥深さというか面白さが読み取れてこの作品を読んで良かったです。
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良かったです!
2023年11月26日
エキセントリックな秋沢と、人の良すぎる楠田の修復の物語。ひどいトラウマを抱えるほど傷ついた楠田。元の二人に戻れるものなのか、そして都合よくすすむ物語なのに、とっぷりのめり込んで、読み終えた時には、何とも言えない感動でした。COLDSLEEPから読むことをお勧めします。
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先にCOLD SLEEPから読めばよかった。
2023年8月12日
COLD HEARTから読んだので3巻目で「おや?」と思いましたがこれはこれで読めました。
でもCOLD SLEEP→LIGHT→FEVERからのHEARTをお勧めします。
楠田と秋沢の物語ですが、痛すぎる!!痛すぎてどうしょうと思いましたがさすが木原先生。最後は読んでよかったと思える2人の未来を感じました。
2巻目はひたすらイライラと胸が締めつけられる思いで静観するしかないです。
COLDシリーズは木原先生の独特な魅力ある物語。
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前シリーズの数倍つらかった・・・!
ネタバレ
2023年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前シリーズ(透x藤島、COLD3部作)もきついと評判ですが、個人的には続編であるこちらのシリーズ2冊(秋沢x楠田、COLD HEART in TOKYO/ in NEW YORK)のほうが断然つらかったです…。ハピエン厨にも関わらずこんなにも、受けがどうにかして攻めから逃れてほしい…!と願いながら読み進めた作品は初めてです(そのためなら最悪、受けに気のあるモブ女子と受けがくっついてくれても構わないと思ってしまうほどに 笑)。でもお話の展開はさすが木原先生という感じで、どんなにつらくても読むのをやめられないし、終盤にかけて徐々に光も見えてきて、読後感は良かったです。こうなったらどうにか二人で幸せになってほしい。まぁ秋沢が成長するしかないのですが!COLD THE FINALではその後の二人も読めるのかな~今から読むので楽しみです。
心理描写とエンターテイメント性が完璧です
ネタバレ
2023年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上下巻とおまけかと思ってたんですが、3巻目まで読まないと心がモヤモヤのまま後味が悪いです。きちんと3部作でした。
cold sleepが良すぎて、透と藤島カップル見たさに購入、
1巻目、秋沢とか言う嫌な男と透の友達の可愛い楠田さん、透藤島カプたいして出てこない。ジュエリーブランドと役者の話、スポンサーとかよく出来た絡み方。
2巻目、秋沢嫌い、楠田さん可愛い、後半信じられない展開、大好きな楠田さんを虐めるなと酷すぎる大犯罪結果。秋沢は自己愛性パーソナリティ障害。典型的なモラハラDVカップルのお互いの心理描写に心がキツイ。別れ方もモラハラDV、話が通じない、上下関係で話し合いにならないから、逃げるという、あまりに現実的な描写。楠田さんがまだ情があったり心配してたり、秋沢は楠田が悪いと思ってる。わかるよ、コレ夫婦なら裁判で相手がお前が悪いって言いながら離婚してくれない奴。
本文に小説ならここで別れてしまうが、みたいな締めだったけれど、現実のがむしろ別れるしか無いんだよ普通。
話し合いが出来ない俺偉いあいつが悪いって奴にわからせられる人間が関わる事まず無いから。
3巻目、救済編、時間をかけてトラウマ克服、愛情が楠田さんに残っている所も現実的。現実なら秋沢は執着と自分勝手さで復縁なんて出来ない、夫婦なら子供が精神病になってるパターン。BLでマシだったかも。
救済編は普通はカウンセラーが入って加害者側に反省と相手の気持ちを理解する事を徹底的に指導する感じだけど、物語なので上手い事わからせられて、素敵な愛の物語として完結していた。
透藤島カプが読みたかっただけなのに、この秋楠カップルも衝撃的で目が離せなかった、秋沢が最後には大成、愛に生きるワンコ系になってて可愛かった、物語は愛せるキャラになって大円団だったけど、現実は甘く無いぞと物語である事に救われました。3巻には透藤島カプのラブラブイチャイチャが読めて良かった、秋楠イチャイチャも良かった。
最後まで読んでしまった…
ネタバレ
2023年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ どなたかのレビューにスピン元読めたら大丈夫とあったので、手を出してしまいましたが途中すごく後悔しました…。かなりショッキングなシーンがあり恐怖でした。最後にどうなるのか、こんなことがあって幸せになれることが想像できず先を知りたくて読み切りました。心理描写がとても上手、不自然な表現や流れもなくすごく読みやすい作者様です。次は何を読もうかな。
天才という名の狂犬
ネタバレ
2022年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本人はおかしいと思ってない。さいこ ぱすなんですかね。特殊な才能を持つからこそ、の歪みなのかな。海斗の理屈が中々難しい。受け入れる方も大変。海斗自身はそれが当然なのだと思っていて、有無を言わせないところがあり、周囲は混乱。正彦は間違えたけど、土台には海斗に対する気持ちがあったから。そして、辛い時間を生きたあたり。一歩ずつ近づこうとする正彦の鳥が凄まじい葛藤。離れる時に記したメモ。そんなものを残すなんて。正彦は自分にも魔法をかけてしまう。再会したの。海斗は生まれ変わるように、成長していく。ラスト1巻ではその後がたっぷりと。3冊を一気に読まないと、きがすまなくらる作品です。
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最高の上を行く作品!
2022年8月18日
COLDシリーズを読んで高久×藤島を少しでも摂取したい!と思い読み始めたスピンオフのCOLD HEARTシリーズ。何これ!?こっちも最高だった!!!!受けの常識人楠田視点で物語は進み、後半狂犬小学生レベルな自己中ワガママ攻め秋沢視点に。心理描写が秀逸で一心不乱に読みました。秋沢、、、最低なんだけどかわいいんだよなぁと思わせる木原先生マジック!人は変われるのか変われないのか。読みやすい文章で天才だと思います。ものすごくおススメです!2つのシリーズの総集編FINALがとても満たされました〜!
痛さでいうとCOLDの方が私はキツかったので、COLDを読めた方ならCOLD HEARTは大丈夫だと思います!
コールドシリーズも終わってしまった、、、
2022年6月9日
なかなか酷いキャラクターが出てくるのですが、心情の変化など興味深く、読み始めたら止まりませんでした、そして物語が頭の中で実写のように展開されていきました。
胸が苦しくなる
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ COLDシリーズのスピンオフ。
透の友人、楠田編。
も〜これは、酷い!酷い!酷い!酷すぎ…。
透達とは別の意味で比べ物にならない。
苦しめてる自覚が全くないから、余計に辛いです。
色んな最低男見てきましたが、過去最低野郎がここにいました。

初めは、会話がアホ過ぎてクスクス笑っちゃったのですが、もうクレイジーを通り越して、何もかも笑えない。
2巻を読んでる途中、こんな奴のハピエンなんて見たくない.最後まで読めるかどうか…むしろもう読みたくない…っと思うくらい何もかもが酷いです。
先生、かなりやりきってます!

楠田も少々自業自得な部分があるのですが、
あのイカれた愛にはもう為す術がない。
お手上げです。

時が流れ、またあのイカれ野郎が現れる。
何も変わってないように見えて、
ほんの0.1mだが相手を想う心が出来ている。
独りよがりなとこは相変わらずだが、これ程執着してる愛は他にない。
ある意味とてつもない無限な愛に、私はお手上げ。
楠田も昔のように流されたりしない。
いい部分が1割あるかないかの男が、少しずつ変わっていく。
楠田の中でまた動き出す。
まだ2人は終わっていなかったんだと…。
(楠田はいったい何なんだ!)っと楠田にも(?)が出てくるが、自分達にしかわからない愛。
他人には理解出来ない愛がそこにあって、楠田が幸せならそれでいいよっと。もうたどり着くのはそこしかないので。狂おしい程愛して愛されてしまった2人。

そして藤島の『平和だね』
その言葉に4人の過去がちゃんと思い出となり、
今がどれだけ幸せなのか…っと見せつけられました。
(藤島ですよね?)

最後はイカれ野郎がイジられ野郎に。
なんじゃこりゃ。
また初めのクスクスっと笑う心情に戻っていました。
先生は何者ですか!!
感情の魔術師!!

そして何と言っても、透ですよ!!!!!
もぅいい男になり過ぎていて…。
すごいです
ネタバレ
2022年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「COLD HEART」はCOLD三部作で透のいい友人だった楠田が主人公のスピンオフ。透と藤島も少しですが割とキーになる役割で出てきます。

COLD三部作もヘビーな話でしたが、こちらも負けず劣らずかなりハードな話でした。3冊一気に読みましたが、もう一言では言い表せないくらいにいろんな感情が自分の中に渦巻いて、いったい何冊分読んだんだろうと思うくらいに特濃で容赦ない物語でした。
何というかもう、やっぱり木原先生はすごいです。わかってはいたけれど、全く甘さや逃げはなくて、優しい展開を期待してるとマジで倒れます。

秋沢が本当に厄介な男で、まるで子どもで本当にもうやることなすこと無茶苦茶。秋沢に比べたら透の方がまだずっとまともだったなぁと思うくらい。
透と藤島さんは深い因縁があったからだけど、楠田は本当に普通な真っ当な人だったので、とんでもないところに巻き込まれたなぁと気の毒になってしまいました。
それでも時間と共に少しずつ変わっていく様には一緒に心が癒えるような思いがしたし、納得いく形に落ち着いて良かったと思いました。
ここまで長年ブレずに一途に思い続けるって現実にはあり得ないよなぁと思って、最後の方には秋沢の愛し方に感動のようなものさえ覚えました。

3冊目の「COLD THE FINAL」は、大半が秋沢と楠田の関係修復物語でしたが、SLEEP、LIGHT、FEVERのストーリーの隙間を埋める番外編集が載っていたのが嬉しかったです。分量としては全体の10%程でちょっと少ないですが、切なくも愛を感じる短編ばかりで、特にCOLD FEVERの本編ラスト直後の話は本当に読めて良かったと思いました。後半にもその後の2人が覗ける掌編もあるし、2人の軌跡を漏らさず見届けたい方は必読かなと思います。
3巻まで読了
2022年1月29日
コールドシリーズのスピンオフです。
クズ攻めというより発達障害グレーな子だと思いました。他の作品では、無理矢理のシーンってエロく感じるはずなのに、これは嫌悪感しかなかった。作者の文章力はすごい。
3巻は番外編です。駄目な子が最後にオスカー貰ってるよ。いろいろあったけど、これからもいろいろ問題ありそうだけど。続き読みたいな。
たまらない、なんじゃこりゃ最高
2021年12月16日
秋沢は人格破綻者です、それを楠田は出会ってしまったのが運の尽き。
本当に怒涛のクズな人をこれだけ上手く描けて最後には好ましいクズ男に魅せてしまう作者さん、魔法使いなのでは??
天才×凡人
ネタバレ
2021年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪気が全くないとは言わないが、人の気持ちは考えず自分の本能や欲望のまま後先考えない狂犬秋沢。自己中だとわかりながら才能や魅力に惹かれてしまう楠田。もうどうしようもない。被害届ださない時点で許すしかない。2巻は凄かった。秋沢から全力で逃げてと嫌悪感しかなかったのにいつの間にか思いが一途で泣いて応援してる自分にびっくり。木原マジック恐るべし。
ただ透がすっかり硬派でいい人になってるのがなんだかなぁ
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素晴らしかった…
2021年6月12日
夜明けのものとしては最高の光を拝めました。木原音瀬さんは創造と破壊そして再構築をも司る…神ですね。
下衆キャラアワード1位の男
2020年9月22日
下衆キャラアワードなんて存在を知りませんでしたが、他サイトレビューでこちらのキャラ、秋沢が1位になっていると知りました。うん、下衆だし、最後まで読んでもどこまで分かってるんだか「バカと天才は紙一重」とはまさしくこのことで、「一応、ラストはハッピーエンドですけど楠田さん、大丈夫かな……」と、この穏やかな関係が今後も続くことを願わずにはいられません。スピンオフ全3巻のうち、2巻は本当にイタイ、キツイ内容となっておりますのでご覚悟を。
読んで良かった
2020年6月2日
楠田はcoldシリーズでコンビニの店員だった頃から好きな登場人物だったんですが、その頃からは考えられないほど波乱万丈なストーリーでした。
先にレビューを少し見てたので地雷が怖くて購入するのに時間がかかりましたが、いつも通り読んで良かったです。
秋沢は、1巻では中身が子供な大人わんこって感じだったので、2巻でまさかあんなに酷い事をするとは思いもよりませんでした。2巻では幼稚クズサイコ宇宙人みたいな…それでも表しきれないかも。楠田が可哀想で仕方なくて、読んでる途中頭がクラクラしました。
秋沢も過去があるとはいえ…木原さんの作品の登場人物には過去が壮絶な人が多いですが、あんまり自分を可哀想って表現したり体現したりする人って少ないので、ある意味新鮮かもしれません。
しでかした事が酷すぎて、こっからどうやって修復するのだろうと思いながら読みましたが、酷すぎるからこそ解決できるのも秋沢だけかもと思いました。たびたび楠田の葛藤の大きさが表現されていて、そこでちょっとずつ秋沢も成長していく。もう少し大人になって欲しいかなってとこもあるけど、私は無理なくハッピーエンドを受け入れることができました。
シリーズ最終巻
2020年5月5日
シリーズ最終巻というか 今までの話を全て回収していった内容となっています。ひどいことをした秋沢が変わっていく様とかが読めて良かったです。短編集となっていますが中々良かったと思います。
COLDシリーズ
2020年1月31日
前作のCOLDシリーズも既読
まさに木原でなという展開なのですが描きおろしと短編集に救われます
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スピンオフと侮るなかれ
ネタバレ
2019年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編(COLD3部作)が強烈過ぎて、スピンオフに手を出せず、ファイナルが出てもまだ買って積ん読で、ようやくようやく、読みました。
なんとまぁ。。。これはこれは。。。スピンオフですが本編の2人が霞むほど強烈なお話でした。浮気、複数、レプ等々地雷もてんこもり。
『ファイナル』で、COLDHeartの続編を読んでやっとこさ溜飲が下がりました。
も〜〜〜ホント、うまいです。執着攻め(イカれたクズ)✕流され受け(ズルい凡人)の決定版。
言葉にできない。
2019年8月20日
この作品は、色々な感情がこみ上げてきて、言葉にできません。本当に読んで良かったということだけです。木原先生の名作の内の一つだと思います。
濃いくて面白かった
ネタバレ
2019年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋沢との嘘と打算から始まった関係に苦しむ楠田ですが枕的な意図も感じられ好印象を持てず、秋沢も逆上型の自己中で非常識、倫理観のかけらもなく周りを振り回す迷惑男…このcp大丈夫?と先行き案じながらも愛が育まれつつあったのに💦無節操男の浮気からの第2巻はホラー級で読者としても妖怪みたいな秋沢から楠田が逃れて欲しくてドキドキしました。個人的にはこの巻が一番キツくて面白かったです。
とはいえ秋沢は初志貫徹、シツコイけれどやり遂げる力と稀有な才能で俳優としても成功し無邪気で可愛い一面もある為、徐々に魅力的な人に成長していく辺りも面白かったです。勿論楠田の心の治癒と苦悩との闘いに無くてはならない秋沢の成長でしたがニューヨークでのトラブルや現地の人々との関係も絡んでとても楽しく読めました。
透や藤島さんも登場し、もっとこちらのお話も読みたかったです。6年間の透が戻って融合して欲しい感もありますが、そこは違うのかもしれないですね。
とにかく作者さんの作品で常に感嘆するのは、凄絶な修羅場や無様で滑稽な場面もまるでそこにいる様に、作者ご自身のご経験からのようにリアルに、ひしひしと伝わってくる事です。そして震えるくらい感情が揺す振られ感動してしまいます。
ちゃんと最後は幸せでした。
2019年6月29日
1巻と2巻の前半はin TOKYO(楠田目線)、2巻後半はin NY(秋沢目線)、3巻目は藤島と透や他の登場人物の短編集もあり楠田と秋沢のお話自体も短編形式で書かれています。前シリーズから出ていた楠田は良くも凡庸な人柄だったので相手に何かしらの癖がある事は予想していましたがエキセントリックという言葉に収めてしまっていいのか?と思いたくなる程のぶっ飛び具合には衝撃を受けました。そんな秋沢に最初は嫌悪感すらあったものの徐々に愛着を覚え変化し成長しようとする様を応援している自分がいました。恋愛小説を読んでいるはずなのにヒューマンドラマでも観ている様な感覚でした。余談ですが、人物名が誤っている部分が少し目につくなと思いながら3巻目に出てくるダグラスがダニエルになっている部分は笑ってしまいました。
最高なラストにもさみしさが残ります
2019年4月1日
最近の作品はかなり痛切な切り口の作品が多かったので、独特なキャラではありますが、このシリーズはどちらかというと、優しい部類の作品だと思います。
特に、「the final」では高久と藤島の続編も含めて、秋沢と楠田どちらのcpも読了後が最高だったなあ。これで、終わってしまうのはちょっと、寂しい気もします。
シリーズ読破
2019年2月21日
透と藤島さんのお話も、秋沢と楠田のお話も、どちらも良かったです。引き込まれてしまいどんどん読み進めていきました。どちらのCPも痛くて酷いシーンがありますので、そういたったのが苦手ではない方にはおすすめです。読みごたえタップリです。途中は読んでいて苦しくなる程でしたけど、明るい未来を想像しつつ、最後までそれぞれのCPを見届けたいという思いでの読破でした。
予想外の展開に、のめり込みました!
2019年1月14日
秋沢と楠田の話から、読み始めました。この完結巻のサンプルで、秋沢と楠田の歪な関係が気になり、in Tokyoから、読み始めて、ええ〜っと動揺しつつ、話が気になり、一気に読み進めました。いや?ひどくないか?秋沢が無垢だけど、それがかえって残酷で、ビビりました。心理描写が秀逸で、登場人物たちの感情がリアルです。なんとか?トラウマを乗り越えて、ハッピーエンドになって良かったです。
心に残る名作
2018年9月20日
COLDシリーズ完結編。今までのペーパーや同人誌を1冊に纏めて嬉しいです。好きなのに触れたいのに、それが出来ない苦悩を抱える楠田。少しずつ前へ進み恐怖に怯えることなく愛し合えるようになり本当に良かった。秋沢も成長を遂げてました。透と藤嶋の幸せな日常も読め嬉しくなる。最後はこの四人が穏やかに過ごして本当に良かったです。
これをハピエンとは簡単に言いたくない
2018年8月21日
FINALから読みました。透と藤島の幸せな姿がもっと読みたかったので。すると大半がHEART の話なのですよね。レビューを読んだら結構また辛そうな話…ちょっと読むのに勇気が要りました。はっきり申し上げてクズですね、秋沢は。余りのあり得なさに震えました。透も相当酷かったけれど、透の吐くような辛さはまだ理解出来た。秋沢は相容れない化物のようでした。楠田が絆されて近付いていく姿は嫌な予感しかなかった。人を愛するにはこんなに苦しまなければいけないのか。その答えは読んでみてください。私はこれをハピエンとは簡単に言いたくない。
大団円
ネタバレ
2018年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと大好きなシリーズです。
途中サイコパスすぎる攻めとかわいそうすぎる受けがつらかったけど、最終巻では攻めの成長が見れて安心しました。
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群像
2018年7月27日
木原作品のキャラは正直いってイライラする時が多々ありますが、ストーリーありきでなく肉迫したキャラの人生を感じる良い作品で好きな作者様です。コールドシリーズまだまだ読みたいな~。
最高のラストでした!
2018年7月25日
読んでる間何度も涙しましたが最終巻みんな幸せでよかったです!秋沢のキャラが一番好きだったので報われてよかった!!
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COLDシリーズ最終巻
2018年7月20日
もうぅ〜〜本当に素晴らしいです!!COLDシリーズを読み続けてきてよかった…!透と藤島さん、秋沢と楠田さん、それぞれドン底まで叩き落とされて、しんどくて、切ない恋愛でしたけど、この一冊ですべて報われた気がします。余韻が抜けない!
COLDシリーズを途中まで読んで辛くてやめた人や、スピンオフのCOLD HEARTは読んでないという人!
ぜひぜひ、この最終巻まで読んで下さい。
COLDシリーズは巻によって話がガラリと変わるので、全部読んでこそ、良さが分かります。
また一から読み直したくなりました。
ここまで書いてくださった木原先生と麻生先生に感謝です…!!
これで終わり?
2018年7月4日
正彦がかわいそう過ぎて、辛くなります。
それでも、好きだったんですね、気持ちは…。
これからどうなるのか、二人の今後が知りたいです。
絶対に続きを、お願いします。


星5以上!2作目。FINAL嬉しい!!!
ネタバレ
2017年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ (小説。COLD SLEEPのスピンオフCOLD HEART、東京・NY・FINALの全3巻。前作合わせシリーズ全6巻)

Final読んで追記>
待ってた!これです!作者さん、ありがとう!!!
シリーズファンには嬉しい、後日談&番外編集。
最初に前作sleep透達のショート5本、その後はheartのお話がマネージャー視点を交えてショート仕立てで数年後のお話が展開!
期待を裏切らない、BLファンには嬉しいエンドでした(嬉涙)。

***
はぁ。。。
前作COLD SLEEP 3部作(3冊)の余韻がおさまらず、そのままのいきおいでこのスピンオフも一気読みしました。

もう、なんだろう、この読後感。。
全部持ってかれた感じ。。
読み終わって空っぽです。
余韻が強すぎて、こころ奪われすぎて、ほかのことが何もできません。。

1冊目の東京だけではやや中途半端。
2冊でひとつのストーリーなので、ぜひ一緒に読むことをオススメします。
1冊目の東京ではお馬鹿で子供っぽい秋沢相手のため、主人公の1人内心突っ込みがおかしくて楽しい(笑)。
そのせいか作者さんにはめずらしく、コミカルな印象の話の進み。

がそうはいかないのがドS展開が得意の作者さん。
2冊目NY、うぉーーーい!
1冊目の可笑しさなんて微塵もない!
なんだよ、この展開にこのエンド!
作者さんファンなんで覚悟して読んでるからいいですけどね、普通に読んだら、もう、びっくりですよ!
して、ラストはこうくるか!
みたいな。。

これ、数年後の先の話も欲しいです!
後だしじゃんけんみたいな追加後日談?が多い作者さんですが、このお話もぜひもう1冊くらい書いてくださらないでしょうか?
お願いします~~(泣)。

本作はスピンオフで、本編COLD SLEEPの透の友人の話。
別々で読めますが時系列で本編の後になり、その後の透たちも少し登場してますので、双方読むなら先に本編を読んでからをオススメします。

どちらもそれぞれにどっしり重い話でメガトン級の読み応えですので、シリーズ全部だとけっこうありますが読んで損はありません!

ただ重すぎてかなりツライので、幸せハピエン・BLファンタジーな展開を期待する方には、キツ過ぎて受け入れがたい方もいると思います。
美しい人、箱の中シリーズ、ローズガーデンなどなど、やるせない切なさ、後味がなんとも言えない泣ける重い話が好きなドMな作者さんファンの方には、超オススメします。
なんという……。
ネタバレ
2017年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ coldシリーズのスピンオフということで、少しでもその後の藤島さんと透が知りたくて手に取った作品でした。
が、あの楠田がまさかこんな事になっていようとは……。透の良き相談相手、ゲイではないけれど偏見もない、優しい楠田が。優しさ&優柔不断さゆえに流され、ほだされ、秋沢の毒牙に。in tokyo(1巻)ではまぁいい感じで終わったのですが、in New York(2巻)に大爆弾が仕掛けられていました。秋沢の通じなさ、言葉をつくしても何にも伝わらない、もうダメだコイツ。って思いました。思っていたら衝撃の事件が起きてしまいました……(泣)。読んでいて、楠田と同じく秋沢が怖くて怖くてたまらなくなりました。怖くて怖くて、でも読み進めるうちに、だんだん楠田と同じくほだされてしまうような気持ちに……。秋沢は中学生並の精神年齢しかないけれど、少しずつ少しずつ、なんで楠田が自分にそんなに怯えるのかを考えるようになります。考えるまでもなくわかりきったことなのに(怒)、秋沢にはわかりません。でも必死に考えてやっと自分がどんなに楠田を傷つけたのかを知り、ようやく愛情ゆえに離れる決意をした時には、なんでだろう、秋沢がかわいく思えてしまいました。今まで相手の気持ちなんか考えたこともなかったやつが、なんでだろう、どうしてだろうってひたすら考えるのが、おせぇよ!と思いつつ少し愛おしいというか……。いや、他の読者さんよりだいぶ甘めの意見だとは自分でもわかっています。でも楠田もあんなことをされてしまったのに、最後の最後で突き放せない、なぜならやっぱり秋沢がかわいいからではないかなぁと。楠田を前に、緊張のあまりどもりつつ必死に言葉を重ねる秋沢と、秋沢のことを怖いと思う気持ちが強いのに、それでも相対しようとする楠田。2人のこれからを、是非また本にして欲しいです!
人の心
ネタバレ
2017年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前編のin tokyoはあらすじだけ確認して読んでいません。こちらのin new yorkは痛いと評判だったので購入しました。ほんとに痛かった…。ページが進む度に、まだ幸せにならない…まだか…まだか…と思いながら読み進め、最後の最後に希望の光が見えるレベルです。攻めの秋沢はどうしようもない自己中心的な男で、人の心が理解できない。それでも受けに対する愛情だけは持っています。正しい人の愛し方を身につけて幸せになってほしいと願いながら読みました。
泣くに泣けない…(追加あり)
2016年12月15日
コールドシリーズからのスピンオフで嬉々として購入しました。1巻目、秋沢くんのキャラが、実際の子役から芸能人になった人達のイメージと合い成る程なぁと楠田くんよりになってきて…ラブラブに突入かな?と、続いて2巻目、酷い非道過ぎる!愛情なく育つとソコまで噛み合わないのって眉間にシワ寄せたまま一気読みしました。
どうか良かったねと思える次作をお願いします。
final読んでの追加レビューです。番外編で2カプのその後が読めて嬉しかったです。主にcold heartの2人、楠田と秋沢の関係再構築で閉められますが読みごたえがあり皆が納得の行くfinalだったと思いました。☆も追加しました。
切ない!切なすぎます
2015年3月29日
木原先生のお話はどれも一癖あり、一筋縄ではいかない奥の深さがあります。人間性の深淵に向かうような、読んでいて苦しい作品が多い様に思いますが、でもどれも全て心にぐさっと残ります。このお話は特に頭をがーんと殴られたような衝撃さえ感じるほど強烈な読後感です。
私は個人的に秋沢というキャラクターに惹かれてしまったので、彼が哀れでなりません。楠田の苦しさも尋常ではないです。
2人が幸せになって欲しいけれど余韻を持たせたこの結末以上に続きはないのだろうなと寂しく思いました。
複雑な人の心理が緻密に畳み込む様に書かれていて素晴らしい作品です。さすが木原先生です。泣きます。
ボダ×タゲ
2020年10月1日
攻めの秋沢は境界性人格障害(ボーダーライン)の特徴そのまんま。明言されている訳じゃないけど、多分そうなんだろうなと思いました。1冊目は楽しく読むことができたのですが、2冊目は読むのが辛くて、何度も中断しながら読みました。
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誤字が…
ネタバレ
2019年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容は木原先生の一番濃いところきたなーって感じ。
途中で主人公カップルに「あんたらもう…別れなよ…」と思わせられるBLって他の作者ではないのでは? たったひとつのものに縋らせて、安心したところでバツン!と断ち切られてこちらも心が疲弊しまくりです。

内容は文句なしですが、今回誤字や表現ミスが目立ちました。ワンツーマン、近年稀に見ぬという日本語はありませんし、世間ずれや豪語するといった言葉も使い方を間違っています。
その他にも他作品に比べて言葉選びが雑だったような…。読みながら気になってしまったのでそれが残念でした。
イラストも綺麗です!
ネタバレ
2018年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 楠田がいい人で最初はモヤモヤしましたが最後は上手くいって良かったです!
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秋沢の事は一生許さねぇ!って気持ちです。
ネタバレ
2016年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋沢(攻)に殺意をおぼえました。怒りに震えて思わず「ぶっ殺す!」と声に発してしまった。
(読んでもろたら意味分かると思うんですが→)秋沢の浮気相手は女だったんだから、せめて楠田(受)にあてがう相手も女でよかったんじゃねぇのかよ怒?!!あ怒!!?

苛々し過ぎて疲労感半端なかったので多分もうスピンオフ版を読む事はないと思う。でも怒りの感情とはいえ、これだけ感情を揺さぶってくるんだからスゲーよ木原先生!
敬意を込めて評価は高めにします!

友人は怒りの感情そんな湧かなかったって言ってたので、私と秋沢の相性が最高に悪かったってだけの話かもしれませんが...
すっきり、しない。
ネタバレ
2016年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ここまでのトラウマって、そんなに簡単に解消しないよねー
と思いつつ、
10年後位の二人のその後のお話を読んでみたい…かな
とりあえず、バカ過ぎる攻が自分の愚行をちょっとだけでも自覚してくれて救われました。
😩
2015年9月6日
つ、つらい……。常に「うぅ……」と声が漏れた状態で読んでいました。苦しい。怒りという形の感動でした。楠田さんを幸せにしてあげて下さい……。
前作
ネタバレ
2015年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ コールドシリーズのスピンオフ。前作が良かったのと、楠田さんのキャラがいい奴で好きだったので購入しましたが😌イラストが変わったのはこの際しょうがないと思いましたが、麻生先生も好きなので。ただ、楠田さんのお相手がしょーも無さすぎる・・・生い立ちもそんなに悲惨でもないし、何故にああゆう人物になるのかが謎。ただ、ただ楠田さんの心が広いとしか言えません。もっと良い相手を宛がって欲しかった😩非常に残念ですが、楠田さんの影響力で、いい男になってくれる事を期待してます。2巻出たので捕捉。楠田さんが傷つけられて本当に怒りと涙でごちゃごちゃです。いい男になってくれる事を願ったのに、ますます最悪な奴に成り下がってました。恋人亡くして3年間の間に成長したのかな?って思ったのに腹が立つ位成長していなーあぃ 💢先生この結末はどうなるのですか?多分3巻ありますよね?取り合えずこれ以上彼を傷付けないであげて欲しいです。最後の話読んだので補足。・・・凄く良い感じに終わったのは良かったのですが、、、やはり秋沢海斗、、、ダメだった…私には…楠田さん心広すぎる(T_T)病んでる執着愛は好物な方なのですが、、、他の奴にレ◯プさせる所はやはり胸くそ。。。ジェシカが楠田さんの心の支えだった様に私もジェシカに救われてた(T_T)
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作家名: 木原音瀬 / 麻生ミツ晃
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ