ネタバレ・感想あり言ノ葉ノ使いのレビュー

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大好きなシリーズ3作目
2019年9月11日
人の心の声が聞こえる主人公の物語のシリーズ3作目。今までの主人公たちは人の心の声が聞こえることで、人に対して不信感を抱いていたり、その能力に押しつぶされそうになっていたりしましたが、今回の主人公はとにかく健気で前向きで、自分の能力を人のために活かしていこうとしています。毎回このシリーズには泣かされますが、今回はハラハラ要素が強かったように思います。また、前作とリンクしていて、そこも見どころでした。
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シリーズの中で一番好き
ネタバレ
2015年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人の心の声が聞こえる力で人を救いたいと思う受けと、心の声の少ないヤクザの攻めとのカップル。
受けが攻めに料理をふるまうシーンで、攻めがいつも心の声で「美味い」っていうんですが、なんか朴訥とした感じに萌えます。
言ノ葉ノ花シリーズの中で一番好きな作品です。
イラストもシリーズの中で一番可愛らしいように思います。
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ヤクザとの恋。
ネタバレ
2022年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生まれたときから、人の心の声が聞こえるカンナ。
でも、母親も同じだったのもあり、優しく育つけど、なかなかまわりには理解してもらえない。
そんなカンナは、ヤクザの彼を世話することになるけど、自分の能力を知っても気味悪がらないし、変に腹がすわってるのもあり、急激にひかれていきます。ヤクザの親父の命令で傷が絶えず、罪をおかそうとするのを必死にとめ、最終的には、能力を使うことで、彼を組から足抜けさせちゃうカンナは、見た目とはうらはらに強いなとおもいました。
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前作とのリンクあり
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ カンナの哀しみが切なくって苦しくって、泣いちゃいました。
でも、やっと見つけたガクタの隣。失わなくって良かった。
困難な未来があると思うけれど、2人で一緒に頑張っていくんですよね。
ガクタはすごく、柔軟なアタマを持ってるのかも。カンナの特性を知って心の声聴かせたりしてる。上手だなって思いました。
親父さんの南天のエピソードが切ない。
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シリーズ3作目
2021年4月24日
2作目のカズヨさんとシュウさんが出てきたりちょっと変化があって良かったです。
出会えて良かった
ネタバレ
2020年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズって珍しく底辺の人がよく出てきますよね。

今作でもガクタがそうだし、主役のカンナも余裕のない暮らし。

でも、動物的なガクタが可愛いしカンナはすごくいい子。

当たり前の生活を二人で大切に守ろうとしてるのがいじらしくて泣けてしまいます。

ガクタがカンナと出会えて良かったと思うし、カンナはガクタに必要としてもらえて良かったなと思いました。
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言ノ葉シリーズ3
2015年9月24日
幼い頃に亡くした母親の言葉を胸に生きてきたカンナが、母親と同じものを感じさせるヤクザ者額田に深く関わっていく物語。シリーズの中では、カンナが一番人の心の声を聞く力と上手く向き合っていたと感じました。今作はシリーズ2の場所や人、言葉などもリンクする遊びがあり面白かったです!
栞名みたいなタイプはあまりすきじゃない
ネタバレ
2023年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋人にしたくない受けですね〜誰にでも親切で、理不尽な目に遭わされても黙ってる。自分のバイト決まりかけてたのに、他の人に譲っちゃう。額田さんを優先するって決めたのに、カズヨさんらしき人を見かけて来た道を引き返しちゃう。どんどん時間は過ぎていくのに。こういう自分大事にしてない奴って、昔からなんか好かないんですよね、腹立ちます。結局、誰も幸せになれないと思うんです。自分は誰かを幸せにできるはずだと思ってる時点でもう鼻持ちならない傲慢さを感じます。それがお母さんからの刷り込みだか、洗脳だとしてもね。自分の周りにいる本当に大事な人だけ大事にしなよって思う。どっかにいる誰かじゃなくてさ。少女漫画の女ヒロインによくいるタイプです。フルーツバスケットの透とか、お金がないっの雪弥とかね(雪弥は女ヒロインだった…?)でも、イライラしながら読んでしまうんだ。そういう私もいる。普通のレベルを超えて優しい人たち見ると、嫌な気持ちになります。優しくされたら、いらねーって言ってんだろ!とか言って怒鳴りつけてしまいそうだ。わけ知り顔で優しくされたくない。自分の不寛容さが際立つからですかね。多分、優しくされたら助かる自分もいるはずなんですけどね。いまだに解明されない謎の一つです。とにかく、私が言いたいのは安売りされた優しさというものは、それが本当に尊い行為であったとしても、受け取り手は喜ばないということです。人は特別な優しさや、特別な親切にだけ好感を抱く。そこまでの純粋な思いを返せないから苦しいというのもあるのかもしれない。だから、受けのことは好きじゃありません。でも、ここではっきりと嫌いだと言うことを躊躇わせるような受けです。ここで、受けのこと嫌いだと言ったら私は優しくない人間だということになるんでしょうね。誰しもに平等な優しさは有り難くないばかりでなく、人に余計な気を遣わせる。もしかしたら無意識にプライドを傷つけられていたのかもしれませんね。返せないような施しを受けるほど、あたしゃ落ちぶれちゃいねーよ!という感じでしょうか?まあ、受けが好きじゃないのはこれくらいにしておいて。ストーリーは、なんか順番に読んできた3作の中で一番微妙かもしれません。やっぱり額田さんがヤクザ社会から抜けるのはそんな簡単じゃないと思うので。あまりにもファンタジーかなと。
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言ノ葉シリーズ第3弾
ネタバレ
2023年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作同様主人公のカンナは生まれつき心の声が聞こえ、最後まで聞こえなくなることはありません。
ただ、前作とは違い、自分の力を他人のために使いたいと強く思っており、自分の利益よりも他人を優先してしまう性格。
日々の些細な事だけでなく、自分の退職・就職などでも他人を優先してしまうカンナがかなり歯がゆいです。
話中に彼が「幸福な王子」のようだと言われており、そのあらすじを調べて涙…。
人のために尽くして尽くして、そして誰にも顧みられず消える。
神さまに認めてもらえても虚しいばかり。
このようなラストに一直線かと思わせるカンナの言動が本当にもどかしい。

が、ガクタに出会い彼を好きになることでカンナが変わっていきます。
良い意味で自分中心の考え方になり、人間味が増して魅力的に。
考え方の変化に合わせて地の文の名前の表記が漢字に変化し、より彼の変化が劇的に表現されているのも良かったです。

ただ、カンナにもガクタにもイマイチ感情移入しきれず、また、ストーリー的にも後半失速気味になってしまったのが残念。
ただでさえガクタがヤ○ザな上、組長の犬な表現がそこかしこにあって、共感どころか多少の嫌悪感もあったのに、最後の監キン(漢字だとエラー出ます)から破門までの流れが現実味が無くご都合主義な感じで冷めてしまいました。
組長の過去を暴露しただけでヤ○ザってそんな簡単に辞められるのでしょうか…。
色々突っ込みだすと話の収拾がつかなくなるのかもしれませんが、もう少し何とかならなかったものか。

それでも、前作から登場していたシュウとカズヨのおそらく幸せそうな結末が見られたのは良かったかな。
一歩間違えれば1作目の2人の未来だったかもしれない彼らには、これから幸せになって欲しい。
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シリーズ3作目
ネタバレ
2022年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母親も聞こえる人だったというサラブレッドの受。ですが、生い立ちがあまりに辛い…そりゃ心の声なんて聞こえたら知りたくもなかったことばかり聞かされてうんざりでしょうが、そんな嫌な人ばっかりな事ある!?周りの大人が酷すぎて辛い…それでも捻くれずに素直に育ったのがすごい。無口というか、空っぽな心の攻が心の声で可愛い可愛いと想ってるのがきゅんでした。ですが心の声が聞える事にたいして嫌がらずすんなり受け入れちゃってたのでちょっと物足りなかったですかね、まぁそれは前作で散々やってますからね、同じテーマで何作もっていうのがいかに難しいか…あと何作続くんだろう?こうなったら10くらいまでいってほしい気もする。
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シリーズ3作目
2021年6月1日
「言ノ葉ノ花」→「言ノ葉ノ世界」→「言ノ葉ノ使い」→「言ノ葉便り」→「青ノ言ノ葉」の順です。他人の心の声が聞こえる天涯孤独のカンナ。新しい街にやってきて出会ったのは、心が空っぽなガクタ。
心の声を聞いて遠慮して譲り、ガクタを救おうとあれこれお節介を焼き、でも本当はただ必要とされたかっただけ。空回りして傷ついて自分の気持ちはいつも二の次で辛い。
ガクタを好きになり、カンナがようやく自分を解放できたこと。またガクタもカンナを受け入れ……。と思った所でまだまだ困難だらけ。それでも最後に二人が幸せを手に入れて良かったです。
自分と同じ心の声が聞こえるアキムラカズヨと、彼を探すイチベシュウ。名前が微妙に違いますが、2作目に続きパラレルワールド?
紙媒体
2021年4月29日
作者買い。心の声が聞こえるファンタジー。元々苦手系だけどカンナの自己犠牲の強さに気が滅入ってくる。人の為にというには、ちょっと度が過ぎると言うか…何も悪い事をしてないのに亡くなった母に懺悔する。子供に十字架背負わせて可哀想にとしか思えない。主人公に寄り添えないので読んでてきつい。ストーリー的には綺麗で素敵な話とは思うけれど自分には向かなかった。
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シリーズ
2019年2月1日
前作とリンクしてました。
一番可愛い受けで聞こえる人でした。
私的には1巻目が好きでした。
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作家名: 砂原糖子 / 三池ろむこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館