ネタバレ・感想あり緑の雫のレビュー

(4.7) 39件
(5)
32件
(4)
5件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
1件
ものすごい密度と完成度
ネタバレ
2024年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻はとにかくすごくページ数多く、2巻も結構な長さ。でも、物語に引き込まれすぎて途中でやめられず、夢中で一気に読みました。

が、2巻がすごくストレス展開で、最後がハッピーエンドとはいえ、途中の展開がヒロインに意地悪過ぎて読むのがとてもつらかった。


まず、領主フィリップと妻カトリーヌ(カトリーヌの侍女も)、彼らのやったことがどうしても許せなくて、まあヒロインも許してはないけど、最終的になあなあで手打ちっぽくなったのがモヤモヤ。

さらに、ジルベールの処分が国外追放だけとか甘すぎ。
三家誰も大した咎めもなく、「政治的な事情での落としどころ」的な解決にまたモヤモヤ。

そして、何より、ルイが可愛そう過ぎ。
ヒロインちゃんにフラれ、自分の製造物責任でずっと心を痛めてたけど、あの家での事故も輸送中の爆発もほとんど巻き込まれなのに。

彼ばかりハードすぎ。
せめて身体の怪我、火傷の痕くらい治してあげてよって思いました。


後日談含めたフィリップ視点、ルイ視点、エミルの生き別れの母親との再会エピ、その他気になるキャラたちのその後など、どれも「数行であっさり顛末」でなく、ちゃんと章でしっかり描いてくれて、気になっていたところを十分に確認できてすっきりです。

ヒーロー視点も折に触れて挟み込まれていたし、もちろん後日談でもたっぷり描かれていて、読んでいて「あれどうなった?」みたいな疑問や引っ掛かりがなかったおかげで、途中で正気に戻るようなこともなく、物語にものすごく入り込めました。

設定にも展開に無理がなく、どこも破綻していなくて、全部が本当に細部まで丁寧な小説でした。

ずっと気になっていた作品だったのですが、買ってよかったし、読後の満足感と余韻が溢れまくってこんなに熱くレビューしてしまいました。

なろうに「緑の雫」という番外編があって、そこの人物紹介で主要キャラの髪と目の色、HPやMP、スキルなどが表記されてて、「MPとかあったんや…」ってなんかツボりました。
いいね
0件
めちゃ長い!そしてめちゃ泣いた!
ネタバレ
2023年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 脇役たちの人間模様含めとても惹き込まれました。ヒーローかっこいい。一巻は689ページ、二巻は459ページ。挿絵ありです。異世界転移?転生?もの。一人称です。はじめの50ページくらいはなんだか文章が読みづらく、150ページくらいからスルスル読めました。
とにかくアロマオイルが出てくる。オイルで人を救うみたいな(主観)。登場人物がみんなキャラが立ってるのでそれぞれのエピソードを楽しめました。
恋愛はじまった!と感じたのは300ページを超えてからで、ますます面白くなりました。切なさと幸福感に満たされました。最初の頃のヒロインは仕事人間で男性からの好意に無頓着すぎるし完璧じゃないので、そこが気にならない方におすすめしたい。
ティーンズラブ小説ですが、R18はかなり薄めです。でもほんとに面白かったです。王都へ旅する二人も読んでみたかった…!
大作ですね。
2023年7月27日
読みはじめは全然期待してなかったのですが、 もう途中から止まらない魅力に溢れた作品でした。

傷つきながらも人を愛せるヒロインに涙涙でした。

感動は緑の雫で買えます!
買って良かった!最高です
ネタバレ
2023年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1000ページ以上の大作です。1巻の前半は淡々としていて、このシーン要るかな?と思っていた箇所がたくさんあったけど、全てが後半に向けて重要な伏線となっています。ヒーローがめっちゃカッコイイ。第一印象が最悪だっただけに、振り幅スゴい。ラブシーンも愛情が伝わる感じですごく良かった。余計な事は言わない、短い言葉が胸にグッときます。2巻は読んでいて辛かったです。ヒロインを傷付けた人達の顛末は、2巻の主犯以外はほぼ満足。(忖度?アイツの処分軽すぎ)命の価値やそれぞれの役目の重荷など、色々深いです。表現力が素晴らしく、何度も読み返したくなる作品でした。壮大なスケールなのに、このページ数で集約出来たなんて天才か。この作者さんの作品をもっと読みたいです。
良かった
ネタバレ
2022年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上下2巻にしてはしっかり読み応えがあり良かったです。出来れば番外編の最後はルイではなくもう一つアンナとエミルがあればなお良かったです。
いいね
0件
思ってたよりもかなり深い……
2022年9月13日
仕事に誇りを持って自立した生活を営むヒロインと、武骨だけど優しくて、全てを受け止めてくれるヒーローの王宮サクセスストーリー……ですが、いろいろな人のいろいろな心情が複雑に絡み合う、とても内容の濃いお話でした。買って良かった!
いいね
0件
最高でした。
2022年9月6日
2巻で終わるのかー?よそのチャラい本は何巻も出てるのに何故この名作が完結なのかな?続でも良い。新でも良い。まだまだアンナさんと一緒にいたいです。
緑の魔女
2022年6月10日
鳥たちが朝起こしにというか、餌をもらいに来るのがかわいかった。感謝が瓶に貯まるのも面白かった。登場人物がたっていた。
癒しのお話
2022年3月21日
レビューにあるように、癒しのお話でした。でもそれだけではなく、登場人物がそれぞれ丁寧に描かれていて、ストーリーの都合で登場しました!みたいな型通りのキャラクターはいなくって、すごく面白かったです。
いいね
0件
素敵な長編大作です。
ネタバレ
2021年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方のの高レビューを読んで読み始めてハマりました。続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。転生物で、森の魔女に拾われ育てられます。でも前世の仕事でもあったエスティシャンの知識も取り入れて周りの人達を助けていくのですが、とても良い効果が有るので王宮にまで呼ばれる事になってしまって、陰謀に巻き込まれてしまいます。でもその間に、過去の苦いそして苦しい記憶と闘いながらそれを乗り越えようとするヒロイン。ここまで過去の記憶に苦しめられていたヒロインを私は知りません。だからか、最初はブッキラボウで愛想のないヒーローと少しづつ心を開いてやっと結ばれた時はホッとしました。が、そこから二転三転。最後に目覚めた時には涙が止まりませんでした。語り手が変わるところも気持ちがよく分かって楽しみました。是非多くの人に読んで頂きたい作品だと思いました。もう少し続きが読みたいです。
いいね
0件
挫折した人…1巻の半分まで我慢して読んで
2021年6月22日
最高に面白い作品でした!最初は全く恋愛要素が無く、主人公の感情が冷静過ぎて…何これ?スローライフを読んでるのか?となりましたが…1巻の終盤から2巻にかけては、怒涛の展開と涙が出るほど感動しました。序章の何これ?と思ってた話も必要な要素でした。
何度でも読み返したくなる作品になりました。
読み応えありでした
ネタバレ
2021年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくあるトリップものかな?どんな話だろうと軽く読み始めました。丁寧な物語の進み方で、不器用な2人が心を通わせていく描写に引き込まれて一気読みしてしまいました。
ページ数も結構あって読み応えありました。魔女の器に雫が溜まっていく描写も好きです。結末も大満足でした。
合計1000ページほど&他所に番外編あります
2021年5月8日
現代日本で心に傷を負った29歳エステティシャンのヒロインが異世界の「緑の魔女」へと生まれ変わり、身寄りのない孤独感や魔女への偏見、身分社会に抗いながらも、悩みを抱えた人々へ癒しを届けていくお話。ヒロインの過去については徐々に明かされます。
精神がとっくに大人なヒロインの淡々とした語りのような形で書かれているので、私は面白かったのですが苦手な人もいるかも。試読をお勧めします。途中途中にヒーローや脇役が語り手となり、ヒロインには見えていない点の補完がなされます。
元々恋愛を主軸に書かれたわけではないようで、恋より仕事の割合が高い感じ。2冊に分かれていますが1冊にまとめても良かったような。1巻が689ページ、2巻が359ページと同じ値段なのにアンバランス。出版社側の事情でしょうけども、ちょっと納得がいかない。まあでも現在セール中のようなので、今のうちに是非。

魔女としての仕事が主にエステティシャン時代の知識を活用してのもので、魔法は添え物というのが珍しい。夢中で一気読みするくらい面白かったのですが、中にはここもう少し説明が欲しいなと感じた所がちらほら。あと途中で大きく時間が飛ぶところは改行挟んでくれると呑み込みやすかったのにな。
出版社側への不満点は、まずは2冊に分割したこと。書籍化時点で連載が完結しているのだし、1冊にまとめて欲しかった。次に目次を用意しなかったこと。書籍化にあたって、せめて章分けして目次をつけて欲しかった。本編の後ろに収録された番外編すら目次なし改ページなしはちょっとお粗末過ぎるのでは?とやや残念でした。

Web上に番外編がいくつかあります。なろうの「緑の雫」作品ページにアドレスがあるのですが、購入御礼小説なのでパスワード制。ヒントからパスは書籍購入者には分かるようになっているのですが、残念ながら電子書籍では少しズレがあるようです。ある程度はしぼり込めるので読めましたが。
なろう上にも「緑の雫かけら」の作品タイトルで小話が置いてあります。
誠実な魔女
2021年5月5日
ヒロインは緑の魔女としての能力は持っているが、チート能力というよりは、師匠や前世からのハーブの知識で人を治療している。むしろ、ヒロインの誠実さやひたむきさが人の心を動かすのだろう。理不尽な事に巻き込まれて何もかも無くしたように思えても、ヒーローの愛と村の人達の信頼は消えない。ストイックで献身的なヒーローと人々の愛情や感謝を糧に生きるヒロインが心にしみた。
素晴らしい!!
ネタバレ
2021年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなりの長編。読破に随分時間が掛かったが、じっくりと読み進めやすい丁寧なストーリーだった。ヒロインは先代魔女から呼ばれた日本人であり、転生したようで体が新しいものに変わっていた。見た目20歳で精神が30歳なので、落ち着いて自分に降りかかる物事に対処していく。ヒーローは「英雄の息子」である名門の騎士で過剰な期待を背負わされていたので、父のように戦死することが前提のような扱いをされているようで(一部の人間)、本人もその覚悟があるようだ。森に住んでいたヒロインが権力争いになし崩し的に巻き込まれて、達成感や、陰謀、戦争、恋愛と手抜きなしに描かれている。2巻では陰謀から戦争パートでヒロインとヒーローは大変な苦労をする。そして本当にヒロイン達が結ばれた時なんて泣くしかない。とても職業意識が強く、責任感か強く、我慢強いカップル。はじめは仲が悪かったし本来結婚にドライな考え方をしていた二人だったが、運命の相手だったんだろう、精神的な繋がりはとても深いものになった。よかった。この表紙は…。眠り続けるヒロインをひたすら見守るヒーローの切ないこと。
エミルが素敵‥惚れる
2021年2月20日
大人の恋です。苦しみながら幸せを掴みとるまでの物語。できればエミルのお母さんに、二人の子どもを会わせるところまで読みたかったです。それにつけても、最初イヤミだったのに、エミル素敵!筋肉最高!!騎士最高!!やっぱり王子より騎士だな!!
切なさもニヤけも止まらない、こんな物語をもっと読みたいです。あひるさん、これからも頑張ってください。
長編大作でした
2020年6月25日
面白かったです!レビューの評価が高かったので購入しましたが、購入して大正解でした。先が気になって一気に読みました。2巻からが特に盛り上がりました。おすすめです!
魔女
2020年5月29日
あらすじから、もっと魔法がバンバン出るような異世界物なのかと思っていたらそうではなく、それでも、異世界感たっぷりで、どっぷりハマれる面白いお話でした。文章が良いのでしょうね。風景や場面が想像できて、ぐんぐん引き込まれてしまって、やらなきゃならない事を後回しにして読んでしまっていました。魔女の存在についても、中世ヨーロッパの魔女狩りにあった人達に思いを馳せてしまいましたし、色々考えさせられるお話でもありました。ちなみに読み終わって1番に出た感想は、「魔女から買い物なんて私の世界ではないけど、取り敢えず買い物する時は心からありがとうって言おう」です。
読んで良かった‼
2020年5月29日
長編ですがしっかりとした内容で、伏線もきちんと回収されこの世界にどんどん引き込まれてしまいました。とても良かった。買って良かった。オススメです。
いいね
0件
重厚で丁寧な物語
ネタバレ
2020年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラノベって大抵、ヒーローの地位がやたら高く、圧倒的権力が周りをね黙らせる的なシーンも設定に多いけど、この話のヒーローは若い領主の乳兄弟の騎士という立場で、政治的にはあんまり活躍しません。ノロケもそれほど言わず抑え気味でそこが逆に口下手な武人系でリアルです。ヒロインも、作者さんの魔女の捉え方が現実的なので、クライマックスは除き、植物を蘇らせるという特殊な力を見せびらかすように使うんではなく、普段はアロマテラピーのオイル作りとしてさりげなく使う程度。あくまでもその人となりや気遣い、職人気質な働きぶりで周りを変えていくという感じで好感持てます。ヒロイン最初は森に住んでて、それから些細なきっかけから街、城下町、城内と、活躍の舞台を移していくのだけど、そこでの暮らし方なども細部まで描写されていて、非常に地に足の着いた描きぶり。森の生活も憧れる反面、不便そうなとこもしっかり書き込んであるし、街の市場では両隣の出店者たちとまったり呑みながら夜を過ごしたり、鍛冶屋で仕事道具を作って貰ったりのやりとりも隣で覗いてるように具体的で新鮮です。城で働く際もきついコルセットはめてオシャレするより楽な格好を好むというヒロイン、、ときめき度少ないけど親近感。

異世界なのに生活感がふんだんに感じられて、守り人シリーズ読んでるみたいな気分になりました。ファンタジーだからといって奇跡とか安売りしない、本当に丁寧に作られた物語。
じっくりが好きなひとにはすごくおすすめです。♦
世界観が凄いです‼️
2020年5月24日
最初は普通に読み始めて、どんどんと引き込まれて、一気読みでした‼️景色が見える様な文章力が凄くて、続きが気になり、即買いしてしまいました❗️
いいね
0件
おもしろい!!!
2020年5月16日
値段が高かったので迷いましたが、購入して良かったです!!もっともっと読みたい!という気持ちです。作者さんの別の作品が出たら、絶対に購入します!
壮大な物語
2020年5月13日
千ページを超えるボリューミーな中身で充実感があります。とにかく描写が丁寧で、登場するキャラがどれも魅力的で目が離せません。良く出来た作品だと思います。おすすめ
いいね
0件
少しずつ。
ネタバレ
2020年2月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心を通わせていく、アンナとエミル。
初めの出会いが出会いなだけに、そこから恋仲になるまで、
多少の時間を要しますが、そこがまたよいです。
互いの気持ちを認識しあってからの二人がまた素敵。
そして、魔女として、自分にできることを頑張るアンナに
好感がもてます。騎士のエミルのかっこいい。
周囲の人も、ヒロインの人柄や姿勢に感化されていくのも納得です。
ぜひ読んでほしいです。
いいね
0件
うわわわわーこれ、イイ!
2019年5月18日
イイです。主人公の葛藤が、イイです。しっかり地に足ついた、イイ物語です。異世界とばされ、辺境の森で根を生やして…からの、一転、一国を左右する陰謀に巻き込まれ…そのただ中で、愛を見つけるヒロイン。素敵です!
いいね
0件
読み応えあり、ファンタジー
2019年5月10日
優しく、心にしみる長編ファンタジーラブストーリーでした。1巻は長くてなかなかラブい展開は訪れませんが、主人公が関わる女性たちの成長と、だんだん明らかになる主人公の過去に引っ張られ読み進めました。変わって2巻は1巻の終盤からのラブ展開をメインに、2人を引き離す展開に切なくて涙が出ました。
基本は主人公の一人称ですが、幕間や2巻後半には色々な人の目線が出てきて飽きることはありませんでした。ラブなシーンも1巻後半からは少し出てきます。
大好きなお話がまた1つ増えました。
本格的なファンタジー!
ネタバレ
2018年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者もおっしゃっていますが、異世界にいった女性が魔法を使うのではなく超一流エステティシャンとしての知識をいかして森の魔女として生きていくお話です。
世界がしっかりしていて、お話として本当に面白かったです!
もっとたくさん作者さんの作品が読みたいです!
面白い、オススメです
2018年10月5日
一巻は700ページ近くあって、読み応えあるし
内容も面白かった!表紙の絵とか重い感じしてるから、少し合わないかもな
面白い
2018年9月2日
評価が高いのに惹かれて購入しました。購入して正解でした。
読み応えのあるお話でした。
ファンタジーで、フィクションの世界なのにとても入り込みやすい展開で面白かったです。もっと続いてくれてもいいのに…と思うくらい好きになりました。
家族になることについて考えさせられた
ネタバレ
2018年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代日本から異世界に植物を扱う魔女に転生した主人公が、仕事を通じて人々と関わり、最初は苦手だった人と恋をし家族になるまでの物語。私の想像でしかありませんが、さらっと書かれた文章に人物の気持ちが見え隠れしているように感じました
読み応えあって面白い
2018年6月7日
タイトルと表紙からは想像出来ない面白さがありました!まだ一巻しか読んでませんが、すごく読み応えあり引き込まれます。表紙のヒロインが暗く怪しい雰囲気ですが、中のイラストは綺麗です。魔女の能力とヒロインの手技知識が違和感なく、ヒロインの一線を引いたような態度や雰囲気の暗さが初めのうちは気になりましたが、騎士との張り合うような掛け合いにヒロインの本来の気質が滲み出て、権力者に翻弄されながら出来る事に真摯に向き合う姿に好感が持てます。ボリュームもある一巻には世界観やサブキャラから丁寧に、それでいてくどくもなくストーリーが展開していくので、スローライフ的なんですが色々二巻に続いていく伏線もどうなるのかと気になります。
想いを通わせたラストは切なくとも大人な甘いシーンにうっとりしました^ ^
じ〰ん、って感じの読後です。
ネタバレ
2017年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう大好き。長過ぎず、短すぎず、2巻まで、読みきって、登場人物の皆様のその後が、もっともっと読みたいと、思ってしまいました。
ぜひ、他の魔女さんたちの話しもお願いします。そこに、ちらっと、アンナたちの噂話なんかが、載ると、嬉しいです。
あひるさん、とても、語り口が、素敵。色々な作品を是非とも。お待ちしてます。
期待しすぎたかも
2022年3月3日
レビューが良く、実際とてもよくできている一冊だと思うのですが、期待しすぎて前半話がなかなか進んでいかず、買ったのを後悔しそうになりました。2巻を読んで、評価の高さに納得したものの、1巻が軽く苦行だったので、評価に惑わされず読んだ方が満足感が高いかもしれません。
お話そのものは、異世界転生ものでも、万能感に満ち溢れた頭使わなくて良い系とは対極にいる感じです。じっくり考えながら読まされる一冊でした(たまたまロシアのウクライナ侵攻の真っ最中に読んでいた影響もあって、民主主義における基本的人権について本当に考えさせられました)
いいね
0件
長編大作。
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1と2で、1000ページにわたる長編でしたが、全く気にならずにのめり込みました。特に1は680ページでしたが、主人公を取り巻く環境が大きく変わるので楽しく読み進めました。ヒロインの人徳と少しの魔術で周りの人々は魅了されていくのですが、それが覆る2は、読んでいても悲しかったです。2の後半の番外編以外は、暗澹としていました。最後は誤解も解けて、ハッピーエンドですが、長かった雨がようやく上がる感覚で、すっかり晴れて終わりを迎える感じではなかったです。それも、長編の物語の余韻が長引く要因の一つかもしれません。ニトログリセリンの発明を助けてしまったと戦慄するヒロインの気持ちは、痛いほど共感できました。ただの恋愛モノではなく、心の温まるお話でした。
ファンタジー!
ネタバレ
2020年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛という括りでは言えない壮大なストーリーでした。
あっという間に読んでしまった。。
最初の出会いから両思いになるまでが長い上に、この状態でどう恋愛に行くのだろうかと思うほどでしたけどじれじれしつつ楽しめました。恋愛よりも魔女のお仕事話が多めですが、出てくる人がみんな味があってすごく良かった。
フィリップムカつくけど、ムカつくけど、でも許すしかないんだろうな、、、というみんなのそれぞれの正義で痛みもありますが読んで良かったです。
始まりは
2020年10月31日
始まりは中々話に入り込めず途中から面白さに夢中になって読みました ただし結構な長さの為、休日にゆっくり読み直したい作品です
いいね
0件
1より2がいい。
ネタバレ
2019年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1は淡々とした語り口とゆっくりと進むストーリーに挫折しそうになりましたが、後半、王妃争いに決着がつく展開で面白くなりました。ヒロインが前世の記憶はあるけど、どこからきた何者なのか?2で謎解きはあるのですが、スッキリはしなかった。しかし、2はページ数が1より少ないのに、内容は濃く面白かった。ヒーローが毒矢から助かる流れも、そうくるかーと唸りました。ただ、領主夫婦のその後が、嫡子をどうしても作らないとダメなのか?奥様が身ごもるのは都合よすぎる?為政者の妻だから、パートナーという役割を選んだのでしょうか?一般人の感覚からすると、心が通じ合ってる夫が、他の女に通うのは許せない。
美しい表紙の女性は働き者の魔女✨
2016年12月2日
気がついたら、知らぬ世界で「緑の魔女」として働くことになった主人公。緑の魔女として植物に関する特殊な能力を手にした彼女は、エステティシャンの経歴を生かして、牧歌的な村でのんびりと魔女(兼薬師?)として生活していきます。
そんな中、魔女として引き受けた仕事から思いがけない陰謀に巻き込まれてしまう…というのがあらすじなのですが。
魔女と言っても、呪文を唱える魔法使いなどではありません。元エステティシャンなので、作り上げたオイルを使ってマッサージという、かわいいは作れる的な魔法を使う訳です。魔法の元は、与えられる感謝の心という仕様。元の世界で疲れていた主人公の心も認知される感謝の心で癒され、仕事に対する姿勢などに変化が出てきます。
なんというか、ものすごく突飛な話ではなくてファンタジーとしても入りやすいですし、主人公に感情移入もしやすいと思います。また、主人公の仕事中の描写が好きで楽しく読めました。
高評価だったから買ってみたけど…
2019年8月3日
なんだろう。文章が受け付けない。物語に入ろうとしたけど目が滑ってムリだった。安い値段じゃないから挫折するのは本当悔しいんだけど…自分には合わなかったです。
レビューをシェアしよう!