文庫化にあたりそれぞれに書き下ろし付(各巻約10%のページ数でその後の甘い話)
ページ数?ですがボリュームある読み応えだったのでかなり多いはず(電子だとページ数表記ないから、わかりにくいのが難!)。
あるレビューでハーレクインの王道という評価がありましたけど、確かに!。。
王道は嫌いじゃないんですが、いかにも好都合?わざとらしい展開・言動には、イラッときてしまった。
1巻(長男編の略奪者)、前半の主人公に起こる状況に、なんで!?バカじゃないの!と何度つぶやいたか。。
子供向け番組のようなベタな悪展開には、いやいや、もっと危険回避しようよ。とマジツッコミ入れたくなりました。。
そんな幼く?見える展開の一方で、聞きなれない難しい単語が多くてイメージがわからず、さらにイラッ。
(カタカナ名とか、古語的な表現とか。。例:まろぶ→転ぶ)
いろいろ不満に思いながらもキャラや設定、話の筋自体は嫌じゃなく、読み進めてるとだんだん面白くなる。
たっぷりのページ数、それから読者としては嬉しいその後の甘いエピソードの書き下ろしであるので読後感が良く満足感がありました。
とりあえず試しで1巻、もう1冊3男の2巻、やっぱりアホじゃないの!?と感じる展開はありつつも、関連作で楽しくなってくる。。
結局、残り全巻買い(笑)。
不満ある私が全巻コンプリートするくらいですから、都合の良い展開や解りにくい単語が気にならない方には、もっと楽しく読めるシリーズだと思います(笑)。
2巻(3男の守護者)は、過保護過ぎて世間知らずなウブな3男が幼いですが、年上相手に一生懸命で可愛い。
無理やりからはじまる1巻とは全くタイプの違うストーリー。
3巻次男もキャラが違うので、いろんなタイプのBLストーリーが読めるのは面白い。
作品紹介にもあるよう、この後の巻で登場人物たちが総登場で物語になるのも、キャラ達に再開できて嬉しい。
2巻まで基本的に主人公たちを中心にしたストーリーなので、1冊ずつ読めなくない構成。
でも(文庫化に当たって?)ラストに次作のエピソード0がショートで収録。さわりがあるので次も読みたくなります。
あとがきによると、恋シリーズの主人公が脇役で登場しているようです。