200年の時を跨いで紡ぐ2人の女王の話です。創作世界の話ですが 時代背景がリアルに感じられるくらい細かく描かれています。昔の王女の時代と200年後の王女の時代の違いでストーリーの要になる王女の結婚相手の条件がうまくハマるのは出来過ぎのようで 違和感は全くない そこが時代背景を描き込んだ作者の手腕かな 話の流れが今昔と動きながら進む展開にも魅力
どちらの姫とパートナーにも当てはまる初恋の切なさと純愛 わたしは200年後の姫の話のが好きですが 昔があっての後の女王の話であるので どちらかを選ぶのも違うのかも知れません。
ハリーポッターを作ったときに作者のローリングは 設定 魔法の世界の想像と その話として まずはじめにラストが出来たと言ってましたが 名作と言われる作品の多くがラストから作られています。こちらの作品にもそんな感じを受ける 気持ちよく 感動しながらのラストに 読み終えた後の満足感がありました。間違えなくの良作。ヨミホ万歳!