このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインは高尚な志をもった神の国の王女。結婚相手には大国の王子二人が候補にあがりますが、父王が選んだのは豊かで温暖な国の温和な王子。8年後、いよいよ年頃になって結婚という時になって、北の国で王位を継いだ後国力をどんどん増してきたヒーローに『略奪』されます。粗野で強引なヒーローに、つい『模範的な聖女』でいられなくなり、股間蹴りに頭突き…、本来は気の強い地の性格がでてしまう。父母を毒殺され、荒れる内政を抑え、周りの国々を侵略領土拡大をし、恐れられる残虐なヒーローの寵愛をバックに野蛮と言われる宮廷の規律をなんとか正したいと奮闘するヒロイン。そして、やっぱりでてきます花嫁略奪された元婚約者の王子…というのがあらすじです。
最初は野性的で乱暴なヒーローかとおもったら、実はヒロインに惚れて惚れて、可愛い焼きもちは妬くわ、ヒロインの言うことは素直にきくわ、一年中ほとんど雪の積もる国にヒロインの為に温室つくったり、可愛いヒーローでした!