ストーリーはエロい部分を除けば中学生くらいが対象のファンタジーといったところ。
悪い意味ではなくて、某中国の人気BL小説のように主人公がどうしようもないほどメタメタに追い詰められるようなこともなく、楽な気持ちで読むことができました。
ところどころ、間者が行方不明になったのにその後現れた素性のわからない人間を何故か信用しきっていたり、同性愛が普通という世界、そもそもBLという設定したのはなぜ?ということをずっと考えさせられたり、いまいち没入できなかったというのはあります。
それでも、あまり数は読んだことはないのですが、ストーリーはしっかりしている方で貴重なBL作品なんだろうと思います。
個人的に一番モエたのは、ランスロットが樹里への想いを堪えきれなかったところです。