ヒロインは父親の代わりに男装して教師をします。そんなヒロインの身分は平民の神樹職人。方やヒーローは神樹命の王子様。二人は両片思いになりますが、ヒロインの方が『身分が違いすぎて結ばれるわけない!好きになったらダメ』と、とにかく悩みます。
ヒーローはヒロインが初恋で初めての女性ということで思春期ボーイ全開ですが(笑)少し強引なところがあってヒロインのために行動するところがカッコいいです!
特に大きな事件や嫉妬に狂った令嬢が!…等の展開は無く、ゆるやかに話が進んでいきます。
挿し絵のイラストで人物画のバランス悪いときがたまに悪いときがありますが、基本的に綺麗だと思います。
ただ、せっかく設定で神樹アクセサリー系の描写があるのにまったくそのイラストがなかったことが残念でした。
ドロドロ展開や歪んだ展開もなく、二人のほっこりとした恋愛を読めるのでほのぼのしたいときにオススメです。