ネタバレ・感想あり甘い夜伽 愛の織り姫のレビュー

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伝統を守るために体を売る織姫
2024年9月29日
元西陣織り職人で、コーディネイターの攻めと、機織り職人ゴーストライター受けのお話。受けのお稚児さん時代が、かわいすぎる。悲惨な子ども時代、不遇の少年時代を経て、誤解が解かれ、攻めと結ばれます。が、いつも思うのですが、この作者さま、主人公たちを不幸に陥れる悪人に対するざまぁが弱いんですよね。なので面白かったのですが、星はマイナス1とさせていただきます。
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薄幸受が幸せになる話
2025年5月4日
生い立ちから両親に甘えられず、養女で亡くなった姉には理不尽に恨まれ、心を許した攻と結ばれた直後には裏切られたと思うような出来事があり…とここまででも可哀想なのに、家の火事で借金があると叔父に売◯を斡旋され、祖父のゴースト作品を作らされで心を痛めている受。祖父の名をかたって世間を騙すのが嫌だと◯春を選ぶも、攻以外との最中描写はなくそこはあっさり書かれています。攻は受を昔から愛しく思っているのにタイミングが悪くてことごとく誤解されてきています。最後は攻受共に覚悟を決めて仕事でも恋愛でも最上の選択をしてのハピエン…ですが、素材はいいのに生かしきれていなかった気がしました。西陣織の説明が詳しくてよくわかりましたが、同じ位受の切なさというか心理描写の書き込みが欲しかったな、と。攻も受に執着していた割には嫉妬の頻度・温度の描写が低く感じました。何人もと致してきた受の体にもっと妬心を燃やす表現とかがあると良かったかなと思います。
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良かったです。
2023年12月10日
好き嫌いが分かれそうな、暗い部分多めのお話でした。イラストが、そのストーリーの世界観を拡げてくれてました。
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はんなり和の世界
2024年12月22日
この作家さんらしい、受けが不幸てんこ盛りでした。あまりBL感のない、はんなり美人受けで、いろいろな状況に立ち向かうのではなく、全ての不幸を背負ってる風に受け入れていくタイプの子です。なんだかいろいろと女の子なんですよね。うーん、好きなタイプじゃない、と思いながら読了しました。悲劇のヒロインタイプって、男女問わず受け入れ難いんですよね。
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作家名: 華藤えれな / 小椋ムク
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館