ネタバレ・感想あり雪の声が聞こえる 【SS付き電子限定版】のレビュー

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気持ち悪攻めと可哀想受けが好きならぜひ
ネタバレ
2024年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです…!言動がちょっと気持ち悪い自己中モラハラDVスパダリ攻め×まっとうに育った健気ピュア不憫貧乏受け。受けを好きな割にほぼ自分の欲望のことしか考えてない攻めに振り回され続ける受けが可哀想で可哀想で萌えます。そして受けは何も変わっていないのに東京行ってからますます勝手に闇堕ちしていく攻めの雅彦さん。萌える…。てごめにされ混乱する受けに優しげなメールを送り逆に罪悪感を植え付ける粘着質な執着がイヤ〜な感じでまた萌える。このままメリバでも美味しいなーと思ってたら二人とも踏み止まってちゃんとハッピーエンドになりました。なかなか狂気じみた雅彦さんですが、雅彦さんが「ぼくの考えた彼女にしてほしい最強のコーディネート」的なクソダサな洋服一式を一方的に送りつけて受けを困惑させたのが一番狂ってて笑いました
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雪から幸へ 雪の音が幸せの予感に変わる時
ネタバレ
2023年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 北国の田舎の村の高校生•野沢幸は一つ年上で幼馴染の英雅彦を兄のように慕っています。英家は代々続く名家で、その一人息子の雅彦も将来は祖父から続く政界へ進むだろうサラブレッドです。その英家で庭師兼雑役をこなす祖父と二人暮らしの幸は、両親の顔も知らずにつましく暮らしています。雇い主の息子と使用人の孫という立場を越えて、雅彦はいつも幸に優しく、幸もみんなの憧れの雅彦からの心遣いが嬉しく雅彦を大切に思っています。ただ、雅彦の両親も幸の祖父も二人が親しくするのを嫌っているため、二人は学校帰りに待ち合わせて神社の境内でたわいもない話をしているのでした。物語は雅彦が高3、幸が高2の秋から始まります。半年後には東京の大学に進学する雅彦と、1年半後の高校卒業後も村に残るしかない幸の前に漠然とした不安が朧げに見えてきます。卒業後ではなく年明けには東京に居を移し受験に備えることになった雅彦は、出発を前に強引に幸を抱きます。身体も心もまだ幼い幸にはショックが大きく、雅彦が東京に行った後も「好き」という気持ちと痛くて怖い体験とに悩むのでした。さらに色んなことが起こる中、何不自由なく大人な雅彦にも彼にしかわからない不自由さや不安に苦しむ19才に過ぎないことがわかってきます。木々に積もった雪の落ちる音に寂しさと不安を覚えていた幼い幸が、そこに遠い春の喜びを感じるようになるまでの心の軌跡と成長とお話です。
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春が近づく声
ネタバレ
2022年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸の気持ちや家族構成や立場が辛くて悲しくて、早く幸せになってほしい〜と思いながら読みました。幸にとって雅彦だけが心の拠り所だったのに、その信頼と心さえも傷付けて無理矢理な雅彦は酷かった。旧家の長男のプレッシャーがあるにしても、もうヤンデレのスイッチが入った時はドキドキしました。同意なしの連れ去り、束縛、縛りとぶっ飛び愛しながらも、幸可愛い…可哀想…と囁く雅彦の言葉が悲しかったです。幸は辛い目に合わされても雅彦を好きな気持ちがある為か、心壊されずにしっかりと自分の立場や雅彦との将来を考えたりして、精神的に強い子だなぁと思いました。
2人のこの先が気になりますが、心から繋がれてイチャイチャしながら信頼し続けてほしいです。
執着
2021年6月30日
ただの執着ではない複雑な背景もあって読みごたえがありました。
共依存のような刷り込みのような関係性がとても好きでした。
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ヤンデレに流されず頑張った!!
ネタバレ
2021年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸が頑張ってました!雅彦のヤンデレに流されよくあるメリバエンドでなく明るい終わり方ができたのはじいちゃんの教えを受け継いだ幸と苦悩しながらも幸の幸せを願った雅彦の頑張りだと思いました。雅彦さんですが初めの頃のHは変質者というかストーカーが対象を襲ってる時みたいな気持ちの悪さがあって苦手でしたし東京に出てきてはDV男みたいになってて危うすぎましたが幸が芯が強かったので救われたなと思います。水原先生お得意の痛い部分もあり苦しい時もありましたが最後2人が笑顔でいられてよかったです。あと、じいちゃんの病院での言葉に泣きました。あれは泣くしかない。
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雅彦さんの筋金入りの愛は本物だった
2020年10月27日
幼馴染みの2人の仲が爽やかで優しく文章が進んでいくので、えっ??今読んでるのって水原さんの作品だっけ??と疑ってしまう入りでしたが〜大丈夫ですw雅彦さんの執着溺愛具合が粘着的な感じで、いつもの水原カレーが基本激辛系なのと比べると、お子ちゃまでも安心して食べられるくらい優しい味わいとなっておりますがその中にピリ辛風味の味付けはしっかり効いておりますので、水原さん入門としてオススメ作品だと思います。面白かったです!電子でも、ひなこさんの挿絵入れて欲しかったな〜でも特典SSが読めたのは良かった。
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面白かったです。
2020年5月23日
不憫ピュア従順可愛い受と人の話を聞かない系こじれたハイスペ攻の話、ではありますが、それ以上に、青春期の漠然とした不安や希望やキラキラした東京という大都会の中での寂しさといった、小説そのもの美しさが印象的でした。BLというより近代文学を思わせる良作だなーと思いました。
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レビューどおり
2024年2月15日
レビューどおり、まあ、引くくらい攻めが執着した話でした、まだ身体と心が追い付いてない受けに容赦ない執着です。
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ヤンデレお坊ちゃまの執着愛
2021年5月17日
受けがホワホワとした純朴さに比べてお坊ちゃまの病み方!前半はお坊ちゃまの執着愛がサスペンスかホラーの様で怖いし、逃げ場のない受けが可愛そうで。後半、田舎から東京に場所を移して好転するのでなく益々悪化して先が読めない息苦しさに読むのが辛かった~。エチエチは強いられるのが苦手な人は注意!結構可哀そう。ストーリーは10代後半の危うい繊細な心象風景を受け攻め立場の違う2人を対比させながら、巧い文章でしっかり読ませてもらいました!最後は意外な終わり方。それも幸せなのかな?どこかノスタルジックな作品です。ひなこ先生のイラストが欲しかった!
一気読みでした
2020年6月14日
一方的に愛を寄せてくる攻めに、付いていけなかった健気で純粋な受けが、悩みながらも答えを見つけます。田舎での情景描写が目に浮かぶようで読みやすかったです。不憫だけどネガティブではない、病んでいるけど持ち直す、揺れる十代の2人の物語でした。
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執着溺愛攻め
ネタバレ
2020年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 執着溺愛攻めだけど基本人の話は聞いてない上品な猪タイプと、薄幸そうな可愛い可憐な受け
なんとなく静かな雰囲気が流れてて攻めがどこか良い所の坊ちゃんでヤンデレになりそうでならない所が逆に良かった
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胸が苦しくなる
2019年11月8日
ひなこ先生のファンで挿絵を気に入り購入しました。
幸のとまどいや家庭事情に切なくなり、雅彦の抱える葛藤と執着にも苦しくなり、最後まで飽きることなく読み進められるお話でした。
二人の未来はきっと大変だけど、ずっと一緒にいる約束をかなえて欲しいです(*^-^*)
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安心して読めます
2019年7月14日
受けが可愛いくてたまらない攻めにロックオンされ、ぐるぐる悩む受け。真実を知りお互いを受け入れ、2人のこれからのために頑張っていくのでしょう。
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幼馴染の執着物語
ネタバレ
2019年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 水原先生の作品 読んでみたいな~と思いつつ レビューを読むと 痛い痛い アイタタ~の文字が...勇気がなかなかでなかったところ、セールでお得になっており 表紙絵もかわいい感じ 水原先生作品の中でも たまに現れるやさしい物語 ということでこれなら読んでみようと購入しました
とても良かった~
不憫な主人公 お屋敷のおぼっちゃまとの恋 まあ よくある設定なんですけど
それにしても 驚くのは品行方正のおぼっちゃまの開き直り具合!!!主人公を同席させて 両親に 爆弾宣言 さらに 仕送りとめてもいいんだよ その代わり家捨てちゃうよ 跡なんか継がないよ って脅したりして~
おぼっちゃま 主人公への 執着具合も半端なくすごい 今まで自分を磨き、一生懸命勉強してきたのも すべて主人公を手に入れるため 文句なんか言わせないため あっぱれです!!!
主人公 大好きなおぼっちゃまと両想いなのはいいけれど いきなりされちゃったり
兄弟かもと悩んだり 閉じ込められたり 振り回されてお気の毒でした。
最後は お互いを信じあうことができ よかったです。
水原先生の痛い作品にも 挑戦してみようと思います
子どものプレッシャー
2017年6月29日
主人公よりも、主人公をどうしても欲しい、どうしても離したくないとしがみつく英家の一人息子の精神に興味を持った。跡をついで、家をもり立てねばならない、そういう器としか見てもらえない彼にとって、主人公は自身を見てくれる人物なんだろうなあ。主人公は祖父に似て頑固一徹だし、いろいろ考えながら、彼を支える人間になるだろうなあ。
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幸の芯の強さに救われた
ネタバレ
2024年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ あ~…拗らせてるよね、雅彦さん。きっと長い間悩んで迷って葛藤して葛藤して、こうなったんでしょうね…(-_-;)
田舎の閉塞感や昔からの古い価値観とか、この狭い世界で生きていたら追い詰められてしまうのも分かる気がする。でも、だからと言ってこれはどうなのよ?な言動は正直共感出来ませんでしたが、一途な執着とも呼べる想いは分からなくもなかったです。
幸は、あの状況でよく頑張ったね!流されそうになったりして時間はかかったけど、少しずつでも自分の心と向き合い答えを出した事で、心から受け入れる事が出来た。芯の強い子です(^^)
心から繋がったことで2人がこれからいい方向に向かっていけるといいと思う。(雅彦さん、ちょっとDV気質あるのが心配…)
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閉塞感漂う田舎で
2020年11月13日
執着攻めは好きだけど、この作品はイマイチだったかも。攻めが話が通じないタイプだからかあんまり愛を感じないというか。あとは他人の目が厳しいのにゲイカップルがわざわざ過疎の田舎に戻ってくる意味が分からなかった。あっという間に噂になって嫌な目にあう未来しか見えない。
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優しい話し。
ネタバレ
2017年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 水原さんが時々書かれる優しく穏やかな話しです。主人公が田舎で育った純朴な男の子で、精神的にはまだ幼く、攻めの気持ちについていけず、迷い、悩み成長していく、というようなお話ですが、攻めも周りからは一目おかれるような出来た子なのですが、受けと1年しか違わないまだ親に頼らずには生活出来ない男の子です。紆余曲折の末二人の気持ちが通じあい心から結ばれますが、これからの二人の行く末が心配でなりません。だってとっても田舎なんですよね?父親がわからないだけで何年も噂されるような。でも悪意がないんですけど、他に話題になるような刺激もない。いくら二人の気持ちが強くても、これから国会議員も目指すような家柄の攻めが妻ももたず、幸一筋を貫くなんて出来るでしょうか?いやー!ホントに心配です。
う~ん、、、
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わった感想はいまうち、、、でした。前半はなかなかストーリーが進まずページ数を見ながら我慢して読みました。おじいさんの最期のシーンは泣けましたが、それ以外は心に響くものもなく、面白いとも思えず、非常に残念です。執着系攻めは嫌いではありませんが、今回はなんだか気持ち悪くて攻めをかっこ良く思えませんでした。受けに優しく溺愛の攻め設定ですが、受けのおじいさんが失くなっても帰省せず、本当に心から受けを好きなのか疑問に思いました。受けは受けで異母兄弟であることに引っ掛かっていたということはわかりますが、真実を知ってからの突然(!)の変わりようについていけませんでした。評価下げてしまいすみません。
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作家名: 水原とほる / ひなこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫