ネタバレ・感想あり一滴、もしくはたくさんのレビュー

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人目を惹く表紙ベストテンに入れてもいい
ネタバレ
2023年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 湖水きよ先生のイラストが沙野風結子先生の小説に似合ってしっくりときます。
今作では、沙野先生の考案の精神的な疾患『枯渇性症候群』とその病気に罹患した人に水遣りをして治療する『水師』と水師の命の水を持つ『水人』が登場します。
不動産会社社員の堤朔眞(さくま)は買取交渉に訪れた古びた洋館で九里保嵩(ほだか)に出会います。黙っていれば美しいのに、口は悪く、嫌がらせをしてきたりする保嵩に性的な欲望を覚えて、朔眞は動揺します。
保嵩の弟、響二に依頼され、水師である保嵩の仕事先への送迎と身の安全の確保を任されます。保嵩の仕事ぶりを見るうちに、朔眞の保嵩に対する尊敬の念は増し、加えて恋心も膨らんでいきます。自分が水人であることが分かった朔眞は、その水で保嵩を支えようと懸命になります。
ある時、保嵩に危機が訪れ、朔眞は響二と共に行方不明の保嵩を捜し出す為に、不眠不休で事に当たります。
何度読んでも楽しめるので、試しに読んでみることをお勧めします。
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みなさんのレビュー大変参考になりました
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレ有りのレビューめちゃくちゃ読み込んで、自分のキャパを超えないかどうか不安に思いつつも、購入!これまで買ってきた先生の作品大好きだったので、やっぱり読んでみたくて。いろんなパターンを予想してから読んだのでダメージを受けずにすみました。(どんだけ覚悟決めてんの?)この先生は設定が面白い!と思うお話が多くって、ぐんぐん引き込まれます。時間を忘れてのめり込みました。受けはハッキリと弟としちゃいけない事、の線引きを持っているし、弟は家族としか思っていないので、安心して読めた。攻めにいろいろありがとうな、とか言葉にして感謝してるのみて、子どもの成長を見守る親目線になった。ラスト付近には、ちゃんと攻めに自分からキスしたり、好きって言って欲しいな〜とか甘えたりもする子です。ツンケンしてた序盤からは考えもしなかった甘い態度。めちゃくちゃたぎりました。弟に俺の恋人にちょっかい出すな!触っちゃダメ!みたいなこと言ってて、弟はマジ報われねーなと思った。弟氏、誰か良い人現れるといいね…攻めはただただよかった。(急に語彙力がカス)なんか、泣きながら受けとえっちする攻め非常に艶っぽいですね。というか、この先生のえちはめちゃくちゃえろいです。どんどん受けのことが好きになって、受けのためにいろいろがんばる攻め好きです。このカプ、マジベストパートナーだと思う。あえて言うなら、弟くんのパートがあればなんで兄を好きになったのかとか、そんなに執着してるのか?とか明らかになったのかなと。どうして好きになったのか、みたいな説明ターンがないので弟くんのことイマイチよくわからないままおわりました。ただのブラコンではないと思うのだが。
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三位一体
ネタバレ
2022年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです!生命エネルギーを注ぐ水師、枯れ人、水人。眉唾と思っていた水師の実態を見て、段々と保嵩に惹かれてしまう堤。保嵩に寄り添う響ニ。四角四面な堤が実は心優しい絆されキャラで、弟響ニは執着系。湖水先生の素敵なイラストもあり、ぐんぐんと引き込まれるように読了しました。保嵩達の両親の事故って事故だったのかなぁって、思ってしまった。保嵩はほんとうは滝野くんって、暗躍しそうなキャラで驚きでした。堤は素敵な番犬兼恋人になってくれて、良かった。まっすぐな堤が保嵩には心地いいのでしょう。
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そうきたか
2021年12月24日
賛否両論ありそうな結論(?)ですが、特殊な設定が面白く、読んで良かったです。ちょっとこういう展開を予測していなかったので「なんじゃこりゃあ」となりましたが、そもそもこんな関係になったのは、一見不憫に思える弟が始まりな訳で、それに「無期懲役」なこともしていますし、個人的に「可哀そう」とは思いませんでした。その後、どう折り合いを付けて生活していくのか、攻めは仕事する暇があるのかは気になります(笑)
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現代劇の特殊設定ものです!
2019年6月5日
人間に枯れるという病気がある世界観で、治療する『水師』が受、攻は彼を潤す存在という設定です。設定上二人が無くてはならない者同士であるというのは大好物で、強面攻が強気受にメロメロになっていくところもめちゃ滾りました!ただ沙野作品は裏テーマがあってチャレンジャーなんですよね…(汗)今回はかなりショッキングで、地雷の方も居られるのではないかな。それがない方が良かったけど、生き方を模索する受と彼を助ける攻の在り方は、苦しくて切なくてエロくて…、やっぱり☆を減らせません!(笑)
面白い試み
ネタバレ
2018年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定が個性的で入りにくいかと思ったけどその設定を素敵に活かして攻受が自然と惹かれあっていくのでグイグイ引き込まれる。さすが沙野先生…。また、先生が一番書きたかったとあとがきでおっしゃられていた裏テーマ(といっていいのかな)もBLではかなり珍しいエロで読み応えありまくり。弟もがっつり絡んできます。先生はいつもテーマ性を大切にされていて、次はどんなもの書いてくださるのかとドキドキわくわく。挿絵も非常に良いです。
面白い設定
2020年12月9日
枯れる、実際ありそうなうまい設定で話自体も面白かった。
ラストの展開はわりとびっくり…。

キャラコミカライズの続編も買いました。

そちらもあわせてなかなか好きです。
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驚愕のラスト…地雷すぎる…
ネタバレ
2020年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方のレビューで覚悟はしていたのですが予想外すぎて無理ってなりました…他のレビューではボカしていますが敢えて書いておきます「連結」です。攻→攻→受です。「二輪刺し」ではないです。地雷の方は読まない方が良いと思います。ラスト以外はとても面白かったです…
うーん...
ネタバレ
2020年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ガチ兄弟ものは大好物です!
でも今回は弟が目障り。好感も共感も持てなかった。
堤に肩入れしてしまう。逆に堤が可哀想。
純粋に堤とハピエンが良かった。
弟が兄に劣情を抱えている気持ちの流れがいまいち見えて来ないというか...
終わり方もあやふやなので星4つ。
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良かった
2019年11月4日
枯れ人病気を治療する穂高を 堤と 響二が助けていきますが 穂高が命を削っていくところもぐっときます。
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最後がビックリw
2019年9月5日
水師に枯れ人にと面白い設定にグイグイ引き込まれて一気に読みきってしまいました。弟の兄に対する思いもそうなんだろうな。と言うのは想像できましたが最後の絡みにビックリ!でも今回限りのイレギュラーの様なので良しとして納得出来ましたw設定も強引な所も無く作者様の技量の高さに脱帽です。ただ作者様こだわりの最後がわたし的には2人で・・・の方が良かったので星1つ減らさせてもらいました。すいません。
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ストーリーが良かった(ハω`。)
ネタバレ
2017年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず設定に惹かれました!
水師である保嵩は見た目に反する気の強さで、
だけど実は健気で献身的な一面も。

水師が枯れ人にエネルギーを送るシーンは
とても幻想的で、なんとなく背徳感を
感じてしまう色気があって、息を呑みました。

水師という職業を胡散臭い詐欺のようなものだと
最初は、保嵩に関わりたくなかった堤だが
自分のエネルギーを自分一人で
まともに歩けなくなる程までにギリギリまで与え
枯れ人を救っていたことを目の当たりにした堤は
水師への考えが変わってくると同時に保嵩にも惹かれていく。

この二人の関係が、徐々に近付いていく過程は
ドキドキしながら読みました。
堤が保嵩に惹かれていくのにも
保嵩が堤に惹かれていくのにも
響二が絡んで背徳感がある中、とても自然で良かったです。

響二が密かに保嵩を見守って想ってきたのには
切なくて、響二もどうにかしてあげたいと
思いながら読んでいましたが
欲を言うと、保嵩との関係や距離感など
もう少し明確に知りたかったです。

途中モヤモヤするところがあって
そこが気になったのと
最後の3Pに至ったのは、まだ理解出来るのですが
その後が、あやふやになってる所が
ちょっと不満でした・・・

保嵩は響二の想いに気付いてないのに、
実際に響二とは一線を越えなかったにしろ
あそこまで濃密な内容のモノをしたのだから
あのまま三人で仲良くとはいかないのでは?

堤だって思うところあるだろうし
あれじゃあ響二が可哀想すぎる・・・

最後は、堤と保嵩が恋人同士ということで落ち着いて
響二は弟として家に置いたってことでいいんですよね?

ちょっとラストがハッキリしなくて
モヤモヤが残ってしまったのが残念です。
今までとは一味違う❗
2017年7月30日
何より受けが強い!力とかじゃなく気が強い!そして攻めがまっすぐで正直で受けを好きなことを自覚してからは好きってアピール半端ないです!だからわりと重い内容ながら安心して読み進めました。どちらも今まではあまり出て来ないようなキャラクターですよね?あと弟が切なかった!けどラストでまさかのあれですか!私的にはチョッと…でも弟も一矢報いる事が出来て本望なんでしょうかね?
よかった
2020年7月31日
ファンタジーだけど、スルスルと読めた。
私としては、弟が少しかわいそうな気がした。
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驚愕の裏テーマ
ネタバレ
2020年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 体内にこんこんと水が湧く水人・堤と自らの水を枯れ人に与えて治療する水師の保嵩。この二人のラブストーリーとしてなら文句なしの☆5だったけど、裏テーマに沿ったラストが限りなく地雷に近く、一気に評価ダウン⤵。
弟も嫌いじゃないけど
ネタバレ
2024年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 枯渇性症候群に陥ってしまった保高を助けるのは水人である堤の役目でしょう…恋人なんだし、トリプルは無いわぁって感じで引いちゃいました
弟が気を利かせて身を引いてくれてたらめちゃくちゃ良かったのに、ブラコン卒業して自分だけの大切な人を見つけて幸せになって欲しいな
このお話は賛否分かれるかも、私は沙野先生のファンだけど今回はちょっとムリでした😩
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嫌悪100%
ネタバレ
2023年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ〜面白いのに、私もラスト無いに一票。
そこはダメだよ、弟がそこで譲るのが筋ってもんでしょ。それで弟派が増えるってのが流れじゃない?スピンオフでも作ってこじれまくった弟と純朴な滝野がなら納得するよ。
兄弟間なら兄弟のみでしてくれ!!!!
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作家名: 沙野風結子 / 湖水きよ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫