ネタバレ・感想ありサイメシスの迷宮 完璧な死体のレビュー

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最高に面白い
2024年10月31日
これ以上ない賛辞しか出ない。ミステリ好き、バディもの好きな私にはたまらないのである。シリーズを読み通していて、人物像や事件を把握していても頭に浮かぶ彼らの言動は自由に動いてくれず面白いのである。というのも、その時その時に感じる彼らの心情や行間が1ミリ単位の絶妙な違いで私に高揚感を与えてくれる。初見の面白さは当たり前に、再度の面白さは「再現」ではなく意志を持ってキャラが動いているようで、何度読んでも面白い。
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英田サキ先生の非BL作品はアイダサキ名義
2022年12月27日
イチャラブで恋愛感情の機微をフォーカスするBLも良いですが、ガツっと骨太、ゴリゴリかつ緻密なストーリー展開があるBLがやっぱり面白い、そうなったら、もう英田サキ先生作品しかない!サイメシスは非BLですが、BLであろうがなかろうが、面白いものはオモシロイ。羽吹の特殊能力というか、厳密には症状といいますか、体質といいますか、その能力をフルに生かして相棒と事件を解決していく様がもうたまりません。一巻ごとに猟奇殺人事件を解決しつつ、背後に隠された闇を少しずつ解明していくと言うスタイル、一巻だけでは収まりきるわけもないスケールの物語。巻末の引きにこの先の不安に震えます。
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警察官バディ・異常殺人・凄惨な過去の秘密
ネタバレ
2022年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ あることがきっかけで超記憶症候群(ハイパーサイメシア)になってしまった羽吹が、忘却できない苦しさに苛まれながらも、その驚異的な記憶力でスーパーコンピューターみたいに自分の脳内を『サーチ』して難事件を解決していくという面白いミステリーです。
『完璧な死体』はこの物語の起承転結の『起』になる話でしょうか。シリーズものですが、一冊毎に事件が発生しそれを解決するので、この本のみでも十分楽しめます。
でも、羽吹の過去が気になってつい先の本に手を伸ばしてしまうんですけど……。
刑事バディもので、二人の相棒っぷりがいいですね。男×男を散々書いてきた作家さんだからこのあたりは秀逸です!お手のものといった印象を受けました。
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クライムサスペンス
ネタバレ
2021年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 英田サキ先生の一般小説。「サイメシア」とは古代ギリシャ語で記憶するという意味を持つ言葉。9才の時に行方不明になって1年後に発見された羽吹は行方不明になっていた間の記憶をすべて失い、その代わりに何もかも正確に記憶してしまう超記憶症候群を発症していた。変わり者の警部補 羽吹(32才)とただ一人の直属の部下 神尾(27才)が猟奇的な殺人事件を解決するお話でした。初めは登場人物が多く警察の組織の説明が長くて読みづらかったのですが、読み進むうちに慣れました。1巻目がお得になっていたので読みましたが、やはり英田先生の作品には引き込まれるなと思いました。羽吹の失踪事件の顛末も明らかにされていきそうな展開で続編が気になります。バディものでブロマンス的な感じになるのかなと思います。
2017年9月 総207ページ 挿し絵なし。
作家買いです。
2021年3月25日
小説はあまり読まないのですが、アイダサキ先生の小説は大好きなので今から読みます。期待を込めて⭐5個です。
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ぐいぐい引き込まれます!
2021年3月21日
レビュー評価が高かったので購入しました。
少々特殊な設定ではあるもののキャラクターの魅力がしっかり出て、推理モノ刑事モノとしてもぐいぐい引き込まれます。まずは1巻…と思いましたが、3巻目まですぐに購入してしまいました。次巻も楽しみです!
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さすが先生!
2021年3月18日
評判が良い作品。英田先生のサスペンスは極上です。猟奇殺人の謎を解いていく過程が素晴らしい。主人公とバディの2人の掛け合いがとても面白い。
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意味深なエンド
2019年12月22日
BLから出会い好きな作家さんなので手に取りました。今回も!クセのある主人公を押し付けてきますね。症候群の名前は忘れましたが忘却不可とはキツイ…羽吹の設定は誘拐された1年を除き記憶媒体は増殖のみ。コンビを組む神尾と共に同情を禁じ得ず、少しずつ羽吹の過去や心情が分かる毎に慣れだけでは無く好意を持ってしまう、上手い誘導です。事件解決後に次へ繋げるワンシーンを入れてあり次作品も読むこと決定です。
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キャラが良い
2019年6月2日
英田さんのBLが好きで、こちらの一般の刑事物も読んでみようと購入です。やっぱり面白いし、文章も自分にあっていてとっても読みやすかったです。何よりキャラが良い。主人公の幼少からの背景と現在の事件がからみあって進んでいくお話。そんな主人公のキャラに引き込まれますし、相棒も良い味出してます。続きも購入したのでこれからも楽しみです。
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すごく
2017年11月1日
超記憶力障害を持つ刑事、羽吹が異常犯罪をその特殊な能力で、解明していく。
こういう感じのストーリーは大好物なので、とても、楽しく読めました。まだ、全て、解決していないようなので、続きが楽しみです。アイダ先生の作品はBLとしてしか読んだことがなかったですが、刑事事件の類には長けているなぁと実感しました。
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続きが読みたくなる
ネタバレ
2023年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 超記憶症候群の羽吹とバディをくみ、異常殺人の解決をするという話。
過去の出来事をまじえつつ、事件にくいこんでいくサスペンス。
犯人はいるけど、助言した男の存在が見えかくれする不気味さ。
続編を読むうちにきっと、明らかになるのかな。
面白かったです。
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シリーズ1作目
2020年5月24日
まだまだ序盤なので登場人物が区別つけるのが難しかった。
羽吹さんの過去が知りたくなった人は2冊目3冊目と読んでください。
どこまで行ってもBLっぽくはなりません。
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よかったです。
2019年10月22日
BL作品の方数作読みました。こちらも気になったので購入。面白かったです。刑事もの好きな方はぜひ。
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願わくば挿絵も見たかった!
2019年5月5日
読めば読むほど自分は都合よく忘れる脳で良かったな~と思います。三猿の趣向には驚きましたが犯人を追い詰めていくシーンは疾走感がありました。
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王道だ
2019年4月18日
三作目のBLを読む為に購入です。私の好きな脳に関し事件モノという事で、楽しく拝読いたしました。
次作迄読んでの途中レビューですが、勤勉で知識豊富で文章力もあり引き込まれ読み進めてますが、作者様のラインがいつも同じ処で向こう側が切り捨てられてると感じます。作品は面白いがリアリティが薄く心に届かない、それが悲しく残念です。
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作家名: アイダサキ
出版社: 講談社
雑誌: 講談社タイガ