〝タイトル〟を人間の人生に例えての比喩、奥深い・・・。
「叙述トリック」というのも、あまり考えずに読んでいたので・・・。何よりも、時間軸とか、今語られている中心人物が誰なのか不明な点、そして唐突に出てくる回想シーンに惑わされました。
電書の不便なところは、前述のあのシーンをもう一度確認したい!と思った時に、戻るのが面倒な事。(それでも戻って読み直した所もありました)
結末に辿り着いて、自分の思考に相容れない部分を残念に思う気持ちもありましたが、物語としては、映像化は無理な事も含めて、楽しめました。