213ページ。イラスト有り。
元男爵令嬢(元じゃなくて没落令嬢かな)だからか、世間知らずな所のあるヒロイン。
己の境遇に悲嘆に暮れるわけでもなく、13才から外で働き家事もしてと、なかなか居ないキャラクターでした。
ヒーローは気難しい人なのかなと最初は思いましたが、言葉に出さないだけで優しい人で良かったです。
ヒロインの朗らかさにヒーローが絆されて行く様が、微笑ましく読んでいるこちらも幸せな気分になりました。
ヒロインの叔父とヒーローの従兄弟が何をしたかったんだろう?
ヒーローのおばあさまもさばけた人で、シモンズの暗躍面白かったです。
イラストは素敵なのですが、ヒーローの表情が石膏像のようで分かりにくかったです。
もう少し先の二人を読みたかったので☆-1です。