物足りないな、というのが読後の感想です。設定も溺愛度も良い感じなのに、なにか物足りないです。ヒロインの同性の味方が社内に一人くらいいると良かったかなーと思います。あんな嫌な環境で一人で踏ん張れるヒロインはすごいけど、ちょっと言い返すくらいの強さが少し出ても良かったのになぁ。ヒーローも、ヒロインとの出会いがターニングポイントになったのはわかりますが、それがすぐに『=好き』になっちゃったのは勿体ないかなと思います。もう少し好きになるまでの段階をふんだらもっとよかったのにな。とにもかくにも、【なんか惜しい】作品でした。あ、表紙より挿し絵の二人の方がキレイで格好良かったところは良かったです。