ヒロインに再会しても頑なにヒロインを拒絶するヒーロー。恋愛より優先させなければいけない使命とか背負っている人を好きになってしまうと切ないなあ…。邪険にされるヒロインに同情していたが、だんだん本来の天真爛漫さを発揮して、荒っぽい剣闘士仲間からも応援されるヒロインが可愛らしかった。ヒーローもいくら落ちぶれたように見せていても、元々の育ちの良さは隠せない。ヒロインに対して「おれの宝石」なんて台詞がすんなり出てくるし。気障なセリフもヒーローが言うと嫌味が無い所が良かった。亡くなった友人との別れの場面が切ないが、2人の大切な思い出になって一生忘れる事はないんだろうな。