ネタバレ・感想あり六人の赤ずきんは今夜食べられるのレビュー

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認められたシテイ・セツビ
2024年10月1日
赤ずきんと狼。獲物と捕食者の関係。だがそれは不変の力関係を意味するものではないのだ。彼女たちは確かに強者ではないかもしれない。だがそこには豊かな生がある。それは誰にも奪われるべきではないはずだ。
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想像以上に面白かった
2018年9月23日
6人の赤ずきんをジェヴォーダンの獣と呼ばれる狼から守る事を誓った私。彼等と狼の闘いを描いたダークメルヘン。狼は年に1日だけ彼女達を襲って食べるが、村人達にはなすすべ術なし。その話を聞き、猟師であり過去に拭えない罪を侵した私が、自分の罪を償う為、立ち上がりますが、赤ずきんの中にまさかの裏切り者がいます!裏切り者は一体誰か?色々な伏線と謎解き。自分なりに推理しながら読むと更に面白いと思います。ただ、赤ずきんが6人もいるので誰が誰だかわからなくなっちゃって、あまり入り込めなかった。そこがクリア出来ればホント面白いと思います。
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作家名: 氷桃甘雪 / シソ
出版社: 小学館
雑誌: ガガガ文庫