この作家さんのモンゴル風BＬがおもしろかったので、現代ものも購入してみました。現代ものは、うーん、普通だという感じです。なんだかもどかしい2人です。設定は敬語攻めでかなりの好みなのですが、神原が大人の割に自己完結して、ぐいっと攻めてこないんですよね。そんな高校生みたいな理由をつけて身を引く？みたいな。真生もポヤポヤしていてかわいいのですが、大人のポヤは書き方が難しいところです。大人のポヤが「かわいいー」と単純に感じられる子と、「大人でそれはイタい」って感じてしまう子の間にはどういう違いがあるのでしょうか・・。神原の攻めの甘さも、大人の包容力とは感じられず、再読はないかな、というところです。さらーっと読むには楽しいかと思います。
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