274ページ。挿絵無し。
①若菜モモ
婚約恋愛~次期社長の婚前サプライズ~
☆2
ヒロインが溺愛されて贅沢をさせてもらってるのを表現したかったのだと思いますが、ヒーローが金持ちなことをひけらかしたくて仕方ないヒロインに感じられて仕方なかったです。肝心のホワイトクリスマスはほぼ描写無いし。あと、双子の姉妹に花と葉で名前つけるかな、ってヒロインの親もどうかと思いました。
②西ナナヲ
Quiet LOVE
☆4
最初始まった時はヒロインが流されまくりでどうかと思いましたが、結婚前夜って感じに悩んで良いかたちになっていきました。この二人の話はこの短編だけかな?という感じでしたが、脇役の局さんなど、存在感を感じるキャラクターもいたのも良かったです。
③滝井みらん
クールな御曹司は花嫁に無関心?
☆3
結婚後のお話がメインだったので、アンソロジーのテーマはどこにいった!?となりながら読みました。まんまと作者さんに嵌められたようで、ちゃんと結婚前(夜)のお話でした。
ただ、そこは私の中で解決しても、ヒロインがポンコツ過ぎるとか、弟は24歳でヒーローは28歳でそれぞれ社長?って同族経営って言っても…な感じだったし、航空会社の社長とリゾート会社の社長の姉の政略結婚の結婚式が内輪だけってのも何のための政略結婚ですか?って感じで、設定そのものが受け入れられませんでした。☆2に、まんまと騙されたので+1して☆3かな。というところです。
④pinori
逃亡花嫁~誰よりも可愛いキミと~
☆2
思い出の地から過去を思い出す形で今までの恋愛を振り返る構成は面白かったです。ただ、場面が会社なので、仕事場で走り回るとか迷惑過ぎるし、そもそも会社の人を食い散らかしてるヒーローは社会人として、どうなんだろうか、と。いまいち主役二人に感情が乗らず、淡々と読み進めましたが、読まなくても良かったかな。って感じの読後感でした。
⑤葉月りゅう
一途な社長と蜜月までのカウントダウン
☆3
結婚前夜までを描いた短編小説。リミットを決めて付き合うのはともかく、リミットは婚姻届を出す前じゃなくて、結婚式の招待状を出す前な気がします。社会人的には。
ちょっと時間的に短いと思いましたが、普通に面白かったです。