ネタバレ・感想あり淫獣の花嫁【イラストなし】のレビュー

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呪縛
ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始祖からの因縁で結ばれたふたり。今までの先祖は決して幸せな婚姻ではなかった。現代に生きるふたりにとって不幸な運命と諦めるのか、ただ嘆き受け入れていくのか……。
ヒーローはある意味達観していた。自分を待ち受ける過酷な姿を間近で目にして覚悟という諦めの境地にいたから。しかし嫁いできたヒロインは、最初からヒーローに惹かれていた。そしてどんなに冷たくあしらわれようとも諦めなかったのは、その根底にヒーローへの真摯な愛があったから。
愛し愛されることで必死に運命に抗い、手探りながら解決策を探そうとするふたり。始祖の呪縛と天女の哀しみを解き放つことで、過去の因縁を断ち切れたふたりの姿が胸を打ちました。かなり前に読んでいましたが、再読し何年か越しにレビューを書きました。
天女の羽衣伝説。
2022年8月18日
198ページ挿し絵無し。生まれた時からヒーローに嫁ぐことが決まってるヒロインと歴史ある名家に生まれたスパダリヒーロー。2人は伝承により夫婦となるが、ヒーローはヒロインと距離を取ろうとする。とある事情でそうせざるを得なかったのですが、ヒロインが一生懸命尽くすうちヒーローも絆されていきます。なんというかその葛藤が胸を打ちました。終始全く笑いの無い、緊張感溢れる作品なのでラストはホッとしました。
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読んで良かったです
2021年12月22日
作者さんが好きで この本も読み始めました。
ヒロインの一途な想いによって、貴仁の頑なだった気持ちを変えていく姿とか••• 本当に 魅力満載です。
読み終えた今は、あたたかい気持ちになれました。
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すごい物語でした!
2021年8月4日
もーー御厨さんの物語にぞっこんです。
こちらは特に、異能と呪いのお話しで、引き込まれました。
ぜひ読んでいただきたいです。
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愚直な愛
2021年3月30日
呪われた一族とそれに嫁ぐよう生を受けた瞬間から管理された世間を知らないヒロイン。結婚しても器としか扱われないなか、憎しみ怨むこともせず、ただただ愚直にヒーローに愛を伝え続けるヒロインに好感が持てます。ファンタジーなのに現実にありそうな世界観に引き込まれて、一気読みしました。
御伽話をモチーフに
2020年1月26日
オカルト要素も入り、なんとも言えない世界観が続きました。異色なストーリーで、ドキドキしながら没頭しちゃいました。ラブもしっかりあり、充実度満足の一冊です。
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私は好きでした。
2019年9月12日
好みは分かれると思います。少しファンタジー的な所もあるので、そう言う話が好きな方には良いと思います
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伝承+謎解き+TLで面白い
2023年10月5日
羽衣伝説そのものがドラマチックで想像をかきたてるうえに、一族に受け継がれる呪いがストーリーを盛り上げます。しかもタイムリミットつきなので、テンポがゆるむことなくサクサクと話が展開していき面白かったです。ヒロインと夫が心を通わせていく過程も無理なく読めて満足できました。
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天女の羽衣
2019年12月29日
天女の羽衣伝説が主軸になるのでファンタジー要素満載です。ヒーローもヒロインもお互いの人柄は知らずに結婚しますが同じような環境で育ってきたため共感しあうように惹かれていきます。ヒロインがヒーローの優しさに気づける思いやりのある人で救われました😩彼女の健気な愛情に感動です😄2人にはこれからどんなことがあっても幸せ。最後はそう思わせてくれるお話でした🙂
好きです。
2019年12月1日
伝説を意識し過ぎの夫婦がモヤモヤしながら気持ちを表さず、キュンキュンさせられっぱなし両思いになるまでじれったい気もしたけど一気に読めました。
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天女の羽衣伝説
ネタバレ
2019年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人系?と思っていたら、天女の羽衣伝説を主軸とした少し仄暗さのあるストーリーでした。
純粋にヒーローを愛しているヒロインと、呪いに苦しみながらヒロインに惹かれて行くヒーローが両思いになり呪いに打ち勝つ姿は素敵でした。
エロシーンはそこまで特筆することもないですが、話も綺麗にまとまっていて良かったです。
酷似している
2019年4月20日
「鬼の戀」と「蜘蛛の見る夢」という両作品を、足して2で割ったような物語でした。某おとぎ話を題材にしてあるところは斬新でしたが、世界観や話の展開は上記2作品に酷似していて既視感あり。ソーニャ文庫のような歪んだ執着と、ひたむきな純愛が上手に織り混ぜてありとても面白かったです。
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作家名: 御厨翠 / 南国ばなな
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: オパール文庫