ネタバレ・感想あり片恋のスピカのレビュー

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よかった
2025年1月11日
綺麗で優しい雰囲気で素敵なお話でした。ストーリーも面白く、一気に読んでしまいました。挿絵もふんわりとした空気感がぴったり合っていました。
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優しい二人の恋
ネタバレ
2024年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 乙矢の過去は本当につらい、可愛そうの一言でした。立ち上がれなくなった乙矢を暗闇から助け出してくれた柊吾さんも心に傷を持つ人で、そんな二人だから分かり合えたのかなぁと思いました。乙矢にとって柊吾は初めて恋した人で、柊吾のほうも今までの遊びとは違う、本当の恋、初めての恋だったんですね。そのせいで両想いになってからちょっとすれ違っちゃいましたね。アラシさんのおかげでお互い素直な気持ちを言うことができたてよかった。一つ心残りは乙矢のお仕事のコトですね。公務員をはやめて、デザインのお仕事を目指すのかな?それが気になりました・・・。
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結構よかったです。
ネタバレ
2024年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館が出会いというのも好きな環境かも。
二人とも、違う辛さや孤独を感じていて、たまたま出会い、暗闇にいた自分をつれだしてくれた柊吾。
傷ついてひきこもりがちだった乙矢が心をよせていき、両想いになるのが前半で、後半はお付き合いはじめて、ちょっとしたことから、ギクシャクしたりします。
お互いが大事で、きちんと言葉にして向き合う。
独りよがりにならないように。
キスからエッチするまでの流れとか、家族にも告白、会わせたいとか、少しずつ二人をとりまく環境もかわっていくのが、ほほえましくもあります。
ほんと、二人のあたたかな穏やかで甘い空気が想像ついて、読後感よかったです。
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強く輝く一等星と静かに光るしるしの星
ネタバレ
2024年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館でアルバイトする真鍋乙矢は、職員で7つ年上の霧島柊吾にひっそりと片想いしています。22歳の乙矢は華奢で幼く見えることから「オトメちゃん」と揶揄われてきました。実はゲイである乙矢にとってそれはとても辛く、かと言って言い返すことも出来ず、1年前、ついに会社での嘲笑に耐えきれず心と身体が悲鳴を上げてしまい退職したのでした。しばらくしてやっと日中起きられるようになった乙矢は図書館に行き、そこで柊吾と出逢います。ふわふわした栗色の髪と野暮ったい黒縁眼鏡の柊吾は大きなムク犬みたいで、乙矢のコンプレックスである名前を見て「僕、乙女座なんですよ」と穏やかに返してくれたのでした。その後、七夕飾りから落ちた銀紙の星を柊吾に手渡すシーンがとってもエモいです。乙女座の一等星スピカのように柊吾のことを遠く大切に想う乙矢の想いもキラキラと美しいです。困った利用者や他の職員達を交えながら、乙矢の心が健やかに癒され、恋に踏み出すまでがゆっくりと描かれています。
優しくて温かい
2021年8月20日
社会の中で傷ついたことがある人なら誰でも、泣ける場面がひとつは出てくると思う。飾らない文章で星に準えて紡がれる世界が優しくて綺麗で、読後には、自分も誰かに優しくありたい、と思えるようになる作品でした。
…読んでいる途中から、以前読んだ『ディアレスト』という作品を思い出してました。言葉選びのセンスと沁み入るような優しい世界観が似ていたので。やっぱり作者さんが同じ方だったんですね。今度から作者買いします。
星4,5。ありがちだけど優しく心地よい。
2021年2月12日
(小説、読み切り。後日談おまけショート付y)。

まずまず、面白かったです。
BLにはややありがちな関係、可哀想な感じの一生懸命くん&優しいスパダリのお話でした。

途中から先が読める展開ではあるけど、女性読者としては、読み心地の良い進展。
不思議なアラシさんが微妙な役割でした。

せっかくならこれからのお話がもう少し読んでみたかった。
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心があたたかくなる
ネタバレ
2021年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんでしたが、全体的に柔らかくて優しい印象の文がいいなと思いました。真面目で不器用だけど優しい乙矢くんの気持ちがすごく伝わって、ずっと応援しながら読み進めていたので、最後に色んなことが良い方に転がっていって良かったです。個人的にアラシさんとのやり取りで涙してしまいました。
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すきです
2021年2月4日
作家さんの描くゆったりした優しい時間が大好きです。
もっと読みたいです。
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ヨミホ 小説 乙女座のスピカ
2023年6月16日
図書館のバイトをするオトヤと、公務員のトウゴの話。中庭さん初めてで、ヨミホでさがのひをさんを検索したら小説が出てきて、試しに読んでみました。挿絵も表紙もとても好きです。
星が輝くのが見えるような、光が印象的な可愛い話でした。オトヤが小さい頃からイジメのようなことをされて育ってきて、社会に出ても同じで、精神的に壊れてしまった時にトウゴに出会い、という話で。オトヤの過去は切なすぎて読んでて辛かった。凪良さんの「いとしのニコール」を思い出した。月や星や街灯や部屋の灯りなど、文章を読んでるだけで目にその光が浮かんで不思議な感覚だった。こんなに光が印象的な小説は初めてかもなあ。
アラシさんの話は必要だったのかな、とか、シングルマザーがバイトで大丈夫なのか、とか、オトヤの一人暮らしの費用はどうなってたとか、気になるところがちょくちょくあるし、どうしてもトウゴがぼんやり感じてしまったりしたけど、オトヤのターンとトウゴのターン、そしてキラキラした文章でとても楽しめました。
少しずつ前に進んでいく2人
ネタバレ
2022年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館職員の柊吾さんと図書館バイトの乙矢くんのお話。前半が乙矢くん目線で、後半が柊吾さん目線でした。乙矢くんの今に至る出来事がとにかく辛かったです。お話は静かで優しい感じで進みますが、所々胸に詰まるような切ない気持ちにもなりました。柊吾さんも色々と抱えてる人ですが、お互いに大事に想っている姿がとても良かったです。一瞬しか登場しませんが、元同僚の彼女がスカッとする事してくれて、最高にいい女性でした。
穏やかな進行
2021年6月12日
乙矢が最初はオドオドしてるのにそういう言葉を言うんだ・・・と思うシーンもありましたが 読み終えて乙矢の芯の強さがあってこそだと思い深いなぁと感心しました。
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なかなかよかった
ネタバレ
2021年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去のトラウマから一生懸命立ち直ろうとしてる受けが可愛くていじらしくて、両片思いとかあるあるだよなと思いつつも純愛系のストーリーを楽しませていただきました。でも公務員試験は結局どうするのかな?😓途中勉強に集中するっていうくだりがあったけど、なあなあになってしまってたし、あまり勉強してる感じがなかったけど😓あと、前彼の様子からいって、トウゴは受けだったと思うんだけど…、オトヤが可愛らしくて庇護欲掻き立てられる存在だったからそこはよかったのかな?
優しいお話
2021年1月21日
大きな展開もなく静かにお話が進んでいきます。主人公二人の関係がなかなか進まずイラツキましたが、乙矢の過去には涙でした。もっと二人のその後が読みたかったです。
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ちょっとにがい
2020年4月22日
言葉でなく想いをくみとる繊細な作品かな。ドラマチックではないけどどこか皆身につまされるのではないでしょうか。
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怒!ごめんなさい
ネタバレ
2021年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 繊細でとても素敵な話だけに、なんで元彼の結婚式に参加してスピーチまでやんなきゃなんないんだって、フツフツと怒りが。
んなの、恋人に意見聞く前に断るでしょ。そこだけが引っかかって引っかかって。丁寧に描かれたお話も台無し!もったいない。
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