義弟を教育しようとする姿が面白かったので最新刊(8巻)まで購入。今回はかなり興醒めしちゃいました。
今までも度々感じてましたが、鳳蝶の横柄とも言える態度と過度な自虐と、それに対する大人達の対応。ちょっとおかしくないですか?
だってまだ一桁台の子供達が冒険者になってモンスター倒すって…それを教育と宣っている大人達って…倫理観と道徳観が欠落してるとしか思えない。
教育してる筈なのに全然教育されてない。だから鳳蝶が横柄に見えてくる。
レグルスくんを育てていく話だけだったらとても面白かったのに、残念です。
今回は特に鳳蝶の傲慢さが目立ってた様な気がします。
相手の立場も都合も何も考えていないくせに自分の勝手な判断と価値観で相手に接する姿は、確かに見る人によっては爽快かもしれませんが、自分勝手にも映ります。ホント何様なんだろう。レグルスくんの方がよっぽど紳士です。
あといい加減に過去の自分を貶すのは辞めて欲しいです。
5巻終盤のお話を読んでから、過去の彼があまりにも切なくてやるせないです。
これ以上過去の彼を今の鳳蝶が否定しないで欲しいですね。
“今の鳳蝶”も周りの大人達も誰も彼も、“過去の彼”を見捨てる…本当の意味でレグルスくんだけが、味方なんだなと思いました。
早く物語を軌道修正して、兄弟のお話に重点を置いて欲しいと思います。