木原先生のBL小説。フォローしてる方オススメ作品。著者目線4段階カテゴリ やさしい ふつう やや痛い 覚悟 では「ふつう」ですよ、これでふつう!(この作品リストは作者さんのpixivページで見られますよー。いつもありがとうございます)
とにかく私には痛かった、地獄まで続く幼なじみ腐れ縁。嫌な奴ってお互い思ってて、読者からみてもやっぱり嫌な奴で、それでも離れられないふたりは鉄条網にふたりで頭から突っ込んで血を流しながらぐるぐる互いに互いを刻み込んでるとしか思えない。ここまで心が離れられないと叫ぶ作品は初めて読みましたよ。
講談社文庫からの新装版です。初版はなんと1998年出版!いったい私はこの本、この作者さんの作品を読まないで20年間何を読んでたのだろうか、、とちょっと愕然としました。まあ、ビブロスのBLレーベルだから当時はBL読んでなかったので仕方ないですね。講談社文庫に入って、一般の方の目にもとまりやすくなって良かった。講談社文庫の紙書籍の初回限定冊子には数年後の話が書かれているそうですが、電子には収録されてません。また、期間限定で小野寺編が作者さんのpixivで公開されてたようですが、これも今は読めません。。うう、後から来たファンには追いかけるのが難しいです。