自己犠牲タイプの登場人物が2人出てきます。
主人公のラウルは最後の最後に自己を犠牲にすることがどういうことか…が理解出来て強くなったので良かったのですが…黄金竜のラドゥルは…まぁ、自業自得と言えるのであまり同情は出来ませんでしたが、もっと早くにレイと気持ちを通わせていたらもっと必死に抗ったのかもしれません。
とは言え、私はラドゥルがあまり好きになれませんでした。
自分の守護している国を守る為に…と言う大義名分の為に同意も得ずにラウルをシノの元からさらってしまったから。誘拐なんだよ…竜だからなの?
レイ、ミミ、ヒーア、フィルは元々人間だったから、勝手に連れ去るのはダメだろって理解出来ていたのか?うーん。
ラウルに関してはこう言う人は年齢は関係ない人だと思うので、あまりイライラすることもなかったんだけど、ただ、ラウルの身体に戻ってからシノと致すことに対してウジウジしてたのはイラッときましたw
それよりはどっちかと言うとラルの身体の時に…の方がどうなの?と思ったけどな。倫理的な部分ではなく、ラドゥルの身体ってことが私には引っ掛かりました。中身はラウルだけど…うーん。
あと上巻、面白かったのですが設定が多いためか、突然誰かの回想が入ってくるので集中力が持続しないのが難でした。
下巻の後半はほぼノンストップで読めたのですが…。
上巻の魔法学校の件とかもう少し削って簡潔にまとめた方がよりお話に没入出来たんじゃないかなーとは思いました。
ただ作者様のあとがきにこの作品に対する愛情と言うか、とても大事にしている作品なのだなと感じることが出来たのは良かったです。