ネタバレ・感想あり狡猾な被虐愛のレビュー

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陰湿な純愛もの
ネタバレ
2024年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソーニャ文庫を読む時は「どこまでがヒーローの計画なんだ?」と思いながら読み進めるタイプです。「狡猾な」とあったので、ヒロインを囲い込むような作戦を練っているのかと思いきや、今回のヒーロー、相馬君はよくある結婚するまでのプランを立てていなかったです。彼は「狡猾」というより「陰湿」なのかな。相馬君、自分は主人公の環ちゃんと結ばれる資格がないと考え、代わりに自分の息子は自分で処理ばかりしてしまいます。アタックしてほしい環ちゃんが悶々としてしまうのも共感できます。二人とも意固地な部分があり、またお互いの関係性も相まって、濡れ場のシチュエーションはどれも特殊で楽しめました。男性が受けというのは新鮮なものですね。
話の展開はすったもんだあるわけですが、相馬君は最後の最後まで環ちゃんに対して誠実で純真だったと思います。でも性格が破綻している面もあって、そこはきちんとソーニャ風味でした。ごちそうさまでした。ちなみに主従関係ものでイケイケGOGOな感じの従者をお求めの場合は、同じく葉月先生の「執事の蜜愛に花嫁は喘ぐ」の方をお勧めします。完璧タイプなヒーローなので行く末をそれほど心配せずに楽しめます。そしてなんならこちらのヒーローの方が狡猾な気がします。当作品は、ツンツンせざるを得ないヒロインと弱々どMヒーローを楽しみたい方にお勧めです。
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流石です!
2021年11月22日
もうほんとにこの作者さんが大好きです!!あまり日本を舞台にしたTL小説は読まないのですが、作者さんが好きなので購入。やはり裏切りません!
大好きな作者さんのソーニャは最高です^ ^
また読み返したいと思います!
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姫様命なヒーロー
2020年11月16日
姫様命でドMなヒーローってはじめてで
新鮮だった笑

でも本当はドMってわけでもなく
姫様の望む通りに、、
本当の自分とは、本人すら分からずになっても
それでも姫様の側で生きていければ幸せなヒーローでした
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お勧めです
2020年8月23日
元々好きな作家さんなのですが、今回もなかなか読み応えありました。
購入して良かったです。
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新たなトビラが開きそう…
ネタバレ
2020年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みの作家さん。表紙に惹かれて買ってみたら、最高でした!気位の高い華族のお嬢様、彼女に心酔する元従者という設定が、二人の恋のすれ違いに説得力を持たせています。TL小説らしいシーンも濃厚。ヒロイン攻めなシーンではヒーローが割と喘ぐので、苦手な方は苦手かも…私は大好きです!
最後までブレてない
2023年4月8日
この作家さんのファンで、特にソーニャ文庫の作品が好きなので、2023年現在、6作のソーニャ文庫のうち、5作を購入しました。アンソロジーの3作目の話を読んでから、この方のファンになったのですが、今のところ、「背徳の恋鎖」が一番怖くて気持ち悪くて面白いと思っています。その背徳~の舞台を日本の大正末期にしたのが、この作品かなと感じました。ヒロインの母の、怪談にもなりそうな最期のシーンは流石の描写で、それが毎夜の悪夢になっているのがヒロインを縛る十字架のようなものになっています。相手役の男性が他の方のレビューの通りにイライラして呆れるのですが、その罪の重ね方が終盤に分かり、姫様を唯一の拠り所にするしかなかった男としてのピュアさもなんとなく分かりました。いい加減認め合えばいいのに・・と思っていましたが、エンディングに進む大震災と、かなり吹っ切ったその後の二人の関係も、この作家さんならでは展開で納得でした。
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好きです
2021年5月20日
時代や、こういう話は大好きです。ヒロインが可愛らしい!まあ、ラストはちょっと…と思わなくもなかったけれど、ずっと思い合っていた2人だか、よしとしましょう。
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ヒーロー恐るべし。
ネタバレ
2021年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元の身分の差が呪縛となって、両想いながら素直になれない2人。罰にご奉仕、入眠儀式と無理矢理理由をつけては背徳的な関係に更ける。もう気持ちを認めちゃえよ、と思っても頑なに下男の立場でいるヒーローにイライラ。でも、吹っ切れたら怖いダークヒーローだったのね。しかも、MなのかSなのか分からない。ヒロインが幸せならそれでいいとはいえ、ヒーロー恐るべし。
純文学のような作品です
2020年9月19日
こちらの作者さんが好きで購入しました。普通のTL小説とは少しちがって、純文学の香りが私にはしました。これからも応援しています! 😉
ソーニャ
ネタバレ
2020年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男の自身を卑下した話にイラッときますが、最後の方でヒロインがかなりエロく被虐側になるので楽しめました。
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葉月先生の作品です、覚悟して下さい
2020年7月14日
電書になって、すぐ購入しましたが、美味しいモノはあとで食すタイプですので、ようやく本日拝読いたしました。
エロガッパ先生、つ、ついにこんなところまで……イエ、いーんです、自分はどこまでもついて参ります。さすがソーニャ、ただのM男君ではありませんでしたね。ちゃんと、ソーニャの看板を背負った真っ黒なヒーローでした(笑)いつも通り、あとがきも絶好調!で、楽しく読ませていただきました。
嗜虐と被虐
ネタバレ
2020年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通り、被虐愛に満ちた男と、素直になれず嗜虐を演じるヒロインの話でした。
が、やがてヒロインも被虐の道へ。SとMは背中合わせなんだなと思いますので、それもありだと思います。
ヒロインが、母親の影のせいで、なかなか素直になれないのは仕方ないかなと思います。時代もありますし。
ただ、自分をどこまでも卑下する男側にイライラしました。それも、生い立ちが関わっているので、仕方ないかなとも思いますが。。。
後半のエロはなかなか濃厚でした。
母親の壮絶な死のシーンは、結構グロいので、苦手な人は覚悟して読んでください。
狂愛にかなりの主従愛が
2020年7月2日
発売前から気になっており試し読みしそのまま購入です。ソーニャらしいのかな?個人的には読み応えありです。
個性がある作品です
2021年12月24日
男性が女性に甘えることは全く問題ないですが、この作品の3/4はなかなか個性的です…。世の中、こういう人もいるんだ、と思いました。読んでいて、想定していなかったので違和感がありました。これも慣れの問題かもしれません。でも純粋にヒロインを愛し守っているということは、とても強く伝わり、いいなぁ〜と気持ちは温かくなりました
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真面目なエロガッパ先生に驚愕(笑)
ネタバレ
2020年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソーニャだし。でもソーニャだって(笑)が入ってる作品もあるし‥ エロガッパ先生 今回は(笑)が無いのですね。(驚)
ただTLシーンは超濃厚でねっとり 凄いの一言。MになったりSになったり SなったりMになったり もはや誰も主人公達を止められません(笑) 二人が幸せならどうでも良いよ 子孫繁栄など気にしないで二人でまったりしていてね
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性癖
ネタバレ
2022年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ お嬢様が、華族どうこう以前に人としてダメでしょと思うところがちらほらしてたのが残念。喜んじゃう相手以外にも失礼とゆうか上からとゆうか。応援できないヒロインのお話でした。
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