ネタバレ・感想あり炎の侯爵令嬢 【電子特典付き】のレビュー

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最後まで気が抜けない
2024年12月3日
腹に抱えたものが何であるかはだいたい予想通りではありますがありきたりな令嬢ものと違い、汚い手段あり、絆ありで楽しめました。少しずつ少しずつ核心に近づいていく様子が面白かったです。
ただ、ヒーローの愛人発言はいただけないですね。止むに止まれずなんてただの言い訳は聞きとうない!愛妾になってたらめちゃくちゃ虐められそう。愛人としてしか受け入れられなかったとしたらそんな提案しないで身を切る覚悟で関係を断つのが本当の愛情でしょうよ。
ど根性姉さんのストーリーも良かったです。勝手に色々背負い込んでいた分、姉さんには幸せになって欲しいです。
身分差の恋
ネタバレ
2023年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の人がレビューされているような『愛人』云々は気になりませんでした。身分差が有り、しょうがないのかな?と。それでも一緒に居たいとおもった二人の強さやヒーローの責任感は、立派だなぁと。タイトルが影響するのは、確かにそうですね。連想してしまいます。途中まで、匂わせは有りましたが、納得の話の持っていき方でした。未来の宰相夫妻のお話ももっと読んでみたいです。
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良かった
2022年8月7日
何かあるなぁと思いながら いっきに読み終わりました
続編があれば読みたいです
楽しい時間でした
もう一度読み直して「たねあかし」しようと思います
オトナ作品‥
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 官能小説って。ホントに、この分類分けがどうしてなのか分からない。他のTL作品とどう違うのか。謎です。(個人的にはTL=オトナ作品だと思っとります)
お話は好みでございます。2時間掛からずサクッと読めました。イラストも素敵です。で、タイトルがもう、ネタバレしてるじゃん。好きなタイトルだけど。
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隠し子。
ネタバレ
2025年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 238ページ挿し絵あり。いわく付きの姉と共に森に住むヒロインは街で偶然出会った貴族の男性と恋に落ち、一夜の情けをもらう。ある日突然彼女達の住む森に侯爵家の者が訪れ、当主の妾子を迎えに来たという。腹を括った彼女たちはこの難局を乗り切ろうと一世一代の芝居を打つことに…という話。ヒロインの出自は大体予想出来てたので驚きはないんですが、愛人になってくれというヒーローはさすがにどうかな。誠実な顔をしたクズは苦手なので、ヒロインの出自問題が解決できたから良かったものの、本当に平民だったら愛人止まりだった訳ですよね。うわ…引く…。王族特有の傲慢さが端々に出ちゃってましたね。作者さんが意図して描かれているならお見事としか言いようがない。そもそもの話、ヒロインがバラしてからの展開がダレちゃって、双子だったとか養子とればいいとか侯爵に脅すし、王族権力ふりかざして力技で解決して…結局何でも良いんじゃんって冷めてしまいました。途中までは面白かったんだけどな。残念。残念と言えばヒーローsideがなかった点も。
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しっかり者の姉とおっとり妹
2023年11月13日
一番の功労者はお姉さん!タイトルの『炎』要素どこ?と思っていたらちゃんと最後に回収されて良かった。惹かれ合って一度は別れてを選んだヒーローの『愛人になって欲しい』発言にはガッカリした
誠実なクズ男かと思ったら…
ネタバレ
2023年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 238ページ。
森で暮らす姉妹の妹が、町で出会ったイケメン貴族と交流し惹かれ合うが、貴族と平民の身分差から先がないと悩みつつ、実は侯爵の落し胤…なんて事実が出てきたりでモダモダしながらも、やっぱり惹かれ合っちゃう2人が最適解を見つけていく…な話。
ヒーローもヒロインも何やら秘密がありそうでじれったいけど、読んでる間はヒロインと結婚出来ないやら愛人にするやら、なかなか誠実に見せてクズ発言の連発で、良く言えば理性的で(手を出しちゃうけど(笑))自分の立場を心得てる男です。
ヒロインはおっとりしてるけど潔いし、心がキレイな素敵な女性で良かったです。
内容はややご都合主義ですが、小説なのでオッケーです。
うまくいってなんぼの世界です。
エロはそんなにエロくなく、ストーリー重視な感じです。
オトナにする根拠は?
ネタバレ
2023年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルでおおかた話の予想がつくと思って読んで行くと、実はそうでもなく。
設定にはちょっと仕掛けがあるので、中盤以降、何度かどんでん返しを楽しめます。その辺は想像を裏切る良い作りだと思います。でもタイトルは変えてもよかったかな。早い段階で誤解されて、先を読まない選択をされないためにも。

しかしなぜオトナ作品とされているのか全く理解できない。ヒロインもヒーローも礼儀正しく、なかなか親密度も進展しないし、互いの思いが繋がってからも、拍子抜けするほどラブシーン自体少ない。最後まで大した描写もなかった。あなたは18歳以上か?と聞かれるような話はどこにもなかったです。ただ普通に王道ストーリーを楽しむラノベと思えば、けして悪くないです。

ただレオン様が「愛してるけど結婚はできない、愛人になってくれるか」云々の場面は、う〜ん。後から明かされる身分を知れば、そりゃそうなんだろうけど、ちょっとここでは違う感が。なんかもう少し他の言い方とか選択とかあったはずかと。

お姉さんのことも、よく考えて設定してあるなぁとは思うんですが、本当はそうではないのに、丸く収めるために出自を言いくるめるというのも、読者としてあまり賛成できない。設定が作りこんである割には、後味スッキリしなかったです。まぁでもトータルで良作だと感じました。
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秘密
ネタバレ
2022年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインには隠された秘密がある。それを隠して森の番人として野草集めを生業にしてひっそりと暮らしていた。ある日町で仕事の帰り道粗野な男たちに囲まれていた所を救ったヒーロー。何かにつけヒロインを誘い、優しく寄りそう。惹かれ合うふたり。しかしヒーローにも隠された秘密があって、ヒロインと結婚する事は出来ないと言われてしまう。しかし結ばれるふたり。身分がふたりの前に立ち塞がる。ハラハラしながら読み進めました。ステキなお話でおすすめです!
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私は好きです
ネタバレ
2020年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 火崎先生と幸村先生のイラストなんてとっても豪華な感じがします。タニアとアマリア姉妹の母は男爵令嬢だったからとはいえ二人を分け隔てなくきちんと教育し、母が早世しても二人で母の言いつけを守りひっそりと暮らしていたなんて、二人ともとてもいい娘だなぁと思います。レオンのアマリア一人を愛し、でも結婚できないから愛人にというセリフは私は好きです。アマリア一人を愛すると宣言してくれたのですから。
王子夫妻も宰相夫妻も末長く仲良く過ごしてくれるのでしょう。今回はあとがき少なくて少し物たりませんが。
238頁
ネタバレ
2020年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 街で出会った謎のヒーロー×森に住むワケありの娘。ヒーローside無し。

※自分の頭の中の整理のためなのですごくネタバレします

前半はヒロインとヒーローのやり取りがメインで近づいていく二人の話が面白かったです。
後半でヒロインの事情で別れてしまうふたりにハラハラしたのですが…。

終盤のヒーローがヒロインに対して「愛人になってほしい」というところがドン引きでした。
ヒーローの立場上、結婚はできない、妻にはできないと言い続けて、そこは変わらない。妻は娶らないし、ヒロインが産んだ子供を後継者にする、とまで言ってるのに。
何も無いヒロインの立場でも解決できる方法を友人にそれとなく示唆されながらも、ヒロインに愛人になるよう求めるのはちょっと違うんじゃないかなと思いました。
なのにヒロインが本当の某娘だとわかると「結婚できる」と言うのはもやもやが残りました。
ヒーローは責任ある立場なので、自分の気持ちより国を優先して行動するのはわかるけど…。責任感のある人物ととらえるか、身勝手な男ととらえるかによって印象が変わるかなと思います。悩みますが私は後者だと感じました。
聡明なヒロインは好みだったのですが、ヒーローが最後で好きになれなかったのは残念でした。

ヒロインのお姉さんのお話も別途少しあって、こちらはサラリと読めました。本編で語られなかったふたりを見れてよかったですが、短くてもっと読みたかったですね……!あるだけ有難いですがっ。
あといつも楽しみにしてる火崎先生のあとがき妄想も短くて残念でした。

前半は楽しかったしイラストも素敵だったので☆2です。
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作家名: 火崎勇 / 幸村佳苗
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫