ダイスケリチャード氏のジャケに目が留まり、推しについて 書かれてあるとならば、読まずにいられませんでした。推しは アイドルかもしれないし、作品の中のフィクションの相手からもしれません。だけど、推しがいる人は誰でも 共感できると思います。と、同時に、推しがいなくなるとは?を 考えると ぞっとするかもしれません。個人的に アイドルを推してた時もあったし、解散や事件で このヒロインのような気持ちを体感したことがあります。作品の中でも やっぱり 推しはいて、その彼、彼女が 消えてしまわなくなる出来事があると、心が消沈してしまいます。普通の生活から 見事に 転落してしまうこともありました。ヒロインは まだ 10代だし、柔らかな心を持っていて 年を重ねた私ほど 心が強くなってはいないだけに、余計に 推しがいなくなることに 衝撃を味わっていて、そして、その彼女の心情が とても 上手く表現されていたと思いました。長編でもないので、さらっと読めるので、推しがいる方は ぜひ。
そして、アイドルやファンを大切にするエンタメの方々にも 読んで欲しいです。ファンが 心身ともに あなた様に捧げているってこと、覚えていて欲しいです。