家の宝石を盗んで逃げた妻の子として、父親からも、父と再婚した後妻の母とその娘からも蔑まれ、目立たぬようひっそりと過ごしていたフェリシア。彼女は、"社交界の至宝"とも呼ばれる女性騎士のヘイゼルに憧れを持っていた。ある日、舞踏会で男に襲われそうになってしまい、ヘイゼルによく似た男性騎士に助けられる。彼女が残したマントには、何故かフェリシアが憧れている女性騎士ヘイゼルの名が書かれていて…。
"シンデレラ的要素"、"地味で、自分に自信が持てない女子の成長ストーリー"、"中世ファンタジーの世界観"といった、私の好きなものがいっぱいつまっている作品。
中性的な美男子とか、大好物すぎる…‼︎
表紙のイラストもとっても綺麗で、美しくて、可愛い♡
男装ものは見かけることが多いけれど、女装はあまり見かけることがない気がして、珍しさにさらに興味が湧きました。
一巻完結だけど、私としては、とても満足感がありました。
複数の作品をだらだら読み進める私としては、珍しく最後までスムーズに読めた。