1-6まで読みました。文章や描写、伝え方がうまいので、読みやすいです。
ただ、1990年代のラノベのように、コメディとシリアスと意外な展開を同時に成り立たせたいのは理解するのですが、メインストーリーが重すぎ、人が死にすぎで、コメディ部分が楽しめないというか、全体的に読んでて疲れる。あとのほうがバランスがよくなってるけど。あと、罪と罰の天秤が個人的に納得のいくバランスではないところがあります。それで死んでそれで生きる?みたいな。挑戦的なのはわかるけど、2000年前後にそういう方向性で好きだった、人気のあった作品はそういうバランスがよかったので、この作品はコメディと重いストーリーに極端に飛び過ぎて刺激が強いから流し読みするくらいでちょうどよいと思いました。続きもたぶん買うけど、1回流して読んだら個人的にはお腹いっぱいな感じです。