ネタバレ・感想ありきみがくれたぬくもり 完全版【書き下ろしSS付き】【イラスト入り】のレビュー

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メイがいい子すぎて涙
ネタバレ
2022年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初からメイが不憫すぎて、涙が止まりませんでした。子供の頃から親からひどい扱いを受け、くまを通してしか話ができなくなってしまったメイ。引き取られても叔父やいとこも本当にメイに対してひどいのに、くまと二人、倉本が言ってくれたがんばれと言う言葉とまた会いたいという願いだけで日々、くじけず生きているメイが本当にいい子でけなげで、なんでこんないい子になったのか不思議です。とにかく、メイが幸せになって欲しいと思いながら最後まで読みました。
くま…
2022年2月23日
皆さんのレビュー道りお話でした。辛いばかりの人生に本当に涙が出ます。なにより健気で、あかるく前向きなくまと一緒にいて、こころが痛みます。残酷なシーンも多々あり、どなたかが言う通り心が元気な時に読まないとかなりしんどいのかも…。くまは可愛くて大好だったので読んでしまったあともなぜか涙が出ます。二人がこれからずっと幸せでいれたらいいなぁと願い、たつやのお話があるらしいのでそちらも読んでみます!
ぼくはくまで、くまはぼく...泣
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不憫受けが幸せになるのが読みたいと手にしたのは自分だけど、やっぱり子供が可哀想な目に遭うのはほんとツライ...

これは...しゃべれないから「くま」を通して話してるってレベルじゃない、乖離性同一障害とほぼ同じだと思いました。
メイを常に前向き発言で明るく励まし続ける「くま」はメイであってメイではない。
メイの希望の人格。
でも本来のメイでもあるんだよな...だって「くま」を買ってもらった頃はおしゃべり好きだったもんね。
無表情で「くま」を通して自分を支え続けるメイの境遇、なによりも他を知らないメイとくまが自分たちを不遇だと思ってなく、小さな幸せを祈りながら日々を過ごしていることに胸が痛みました。

施設で出会った倉本もまた大きな闇と執念を抱えており、斎賀としてメイと再会し心が再び揺れていくのもわかります。
そしてメイとくまを守りながら斎賀自身も心が洗われていく...どう思い描いていたかはわからないけど、復讐が遂げられなくて良かった。
優しく、思慮深く、男らしくメイを救ってくれてありがとう!

かつての「くま」のように感情豊かなメイ、今までの分も斎賀に幸せにしてもらいなさいね!

そしてそして...不器用というにはやりすぎだぞ辰哉!
メイへの想いと様々なもどかしさが狂気となってメイを苦しめまくりますが、垣間見せる優しさにメイとともに憎みきれません、いや憎いか...
そんな辰哉の救済と愛の物語は『恋愛不感症の孤独』で。
(2021年4月/191p)
最初から最後までうるうる
2022年1月26日
受けにはずっと辛い状況のお話なので、心が疲れている時には不向きかもしれません。私は、健気さや不憫さにウルッとしながらも、引き取られた先の同い年のサディスティック美少年従兄弟、辰哉がかなりツボで、もうこの2人でいいかもと思ったくらい(いや、絶対ダメだけど)。辛いながらも脇に良いキャラがいるお話って、なんか楽しいですね。
相棒のくまの明るくおしゃべりで励まし上手な姿に涙、涙でした。
くまのぬいぐるみが欲しくなる
2022年1月21日
酷い環境で育って、くまのぬいぐるみを通してしか話せない主人公がとても健気でした。
伊勢原先生の丁寧な描写があるから、余計に心に染みます。
191ページでサクッと読めるページ数ですが、内容は濃厚でした。
涙無しでは…
2021年11月7日
最初のページから込み上げる涙に辛かったです。
このお話はどんな辛いものなんだろうと読み続けるも、可愛いそうでならなかった。
でもメイとくまのやりとりは柔らかく暖かい時間があり、斎賀との再会から安心して読めました。
メイが声を取り戻し幸せになれてほんと良かった!
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(*T^T)
2021年5月11日
メイぃぃぃぃぃ(*T^T)幸せにおなり†解離性人格障害なメイ。こんないい子をそんな状況に追い込んだ輩にバチょ当たれっっ( ;゚皿゚)ノシと念じながら読みましたww当たりますww安心して読んで下さいww
ぐぅ…………………………良……………泣
2021年4月29日
読みながらずっと泣いてしまいました。メイが健気でいい子すぎて涙が止まりませんでした…………………………。幼少期、大好きだった母親に言われた一言が原因でぬいぐるみのクマを通してしか喋れなくなってしまったメイはその後引き取られた養護施設で出会った高校生のお兄ちゃんからもらった言葉を支えに辛い環境を耐えてきて…という設定なんですがメイがいい子すぎて辛くて辛くて…………………………一生幸せでいて欲しい…。自分の中の優しい気持ちを思い出せるお話です。良かったな…
表紙の印象が変わる
2022年7月8日
ほのぼのな印象の表紙とタイトルですが、読み終わってから表紙とタイトルを見ると、読む前とはまったく違う印象になってびっくり。ほのぼのではなかったです。
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泣けます
2022年2月20日
健気な主人公!
読み始めからうるっとします!
辛い環境ながら少しずつ変わる気持ちの流れが、またうるっとします!
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健気…!
ネタバレ
2022年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生い立ちも可哀想な受けくん、施設から引き取られてからもなかなかに可哀想…。可哀想好きとしては萌え要素がたくさんで幸せでした笑 いじめっ子従兄弟くんがもっとメイのことを溺愛してくれたら良いのに!と歯痒かったです。従兄弟くんのお話もこれから読みます♪
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内容はよかったです
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく可哀想なお話でした。母親から疎まれ、児童養護施設から引き取られた伯父の家でも面倒をみてもらえず、従兄弟に虐められるメイがそれでも人を憎まず、養護施設で知り合った倉本の励ましを心の支えに生きているのが健気で泣けました。ですが児童養護施設でも伯父の家でも学校に行かせてもらえないのが???で、話せないといってもぬいぐるみの「くま」を介してしゃべっているので小学校か準じた施設に通うことはできたのでは?と思いました。世間体を気にして引き取った大企業の社長の伯父が甥を小学校にも行かせず、飼い殺しはないだろうと。こんなことがバレたらそれこそ大変だと思います。そのあたりに違和感がありました。ちょっと可哀想にしすぎかなと思いました。
2021年4月 総191ページ 挿し絵あり
うるうる
2022年1月25日
健気なメイに、何度もうるうるさせられました。
読んでいると、優しい気持ちがわいてくるようなお話でした。
また、読み返すと思います。
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健気過ぎるよー
2021年4月21日
もう、何度も泣きました!メイが可哀想で、くまがいて良かった!そして、これからは斎賀(倉本)と幸せしかない。良かったね。従兄弟は、メイが好きだったと思うけどだからって許される事じゃ無い。悪い親と離れてこちらも少しは改心するでしょう。
幸せになってね
ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 産まれが不幸なのに、さらに重なっていく不運。ぬいぐるみを介してしかはなせないのが途中もどかしくてイライラしたけれど、大切な人にであって救われてよかった。叔父の息子はすきだったなかなぁ。そこだけなんだかぼんやりで深掘りして欲しかったです。
不憫すぎる受けちゃん
ネタバレ
2024年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不憫というか、ぎゃくたいのせいで普通に話せなくなってる受けちゃん。境遇が悲惨すぎて、難しいのかもしれないけど、医療に繋げるべき子という印象。18まで学校にも行かせてもらえず、軟禁され続けますが、攻めが助け出してくれます。そんな状態の子供を恋愛対象として見れるのかという疑問。BLにするには早急すぎて無理矢理すぎるかなぁ。もう少し、受けが回復してからLOVEに発展させたほうがよかったなぁ。
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うーん
ネタバレ
2022年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めは受けを一人の人間として尊重しているのでギリギリOKなのかなと思うものの、かなり無垢な状態の受けを手籠めにしているので、うわ~これありなのかな~と心配になりました。その後戸籍とかどうしたんでしょうか?
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ぼくは『くま』で『くま』はぼく
2022年4月7日
母親の男から、施設でのイジメ、引き取られた伯父の家でも…人や場所が変わってもメイに続けられる虐 待。何処にも逃げ場のないメイが『くま』に助けを求め、必死に頑張っている姿にあまりにも辛すぎる。ずっと会いたかったお兄ちゃんと再会出来たことで空っぽの操り人形から人として生きる力を持ち、困難に立ち向かう様子にも涙…。倉本の長年の…は呆気なく終了は不満。もっと色々と遡って…追及、暴露して欲しかったのに!愛情を与えられたことのない変態バカ息子も…改心しろ!
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虐 待描写がキツめ
2022年3月27日
虐 待された少年がぬいぐるみのクマを通してじゃないと話すことができなくなってしまう話。
表紙からここまで虐 待描写がひどいとは思わず、ちょっと引いてしまいました。泣けるというより、胸糞悪さが勝ってしまう。
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結末はイイけど居た堪れない話
ネタバレ
2022年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)

初読み作家さん。
可愛い表紙に救われますが、かなり不憫な話です。

亡母が放った呪いの様な言葉のせいで人とは話せず、くまのぬいぐるみを介する腹話術を気持ち悪がられ、母とその彼氏からの虐 待に始まり、どこへ行っても虐げられるメイ。

メイとくまをそのまま受け入れてくれたただひとりの人、施設で出逢ったお兄ちゃんの事だけを心の支えに生きるメイが、伯父宅でその彼と再会する二人の話…。


なのですが、あまりにも不憫すぎて…まともなオトナが一人も出て来ない閉鎖的世界で、学校も行かず軟禁状態で折檻を受けるメイの救出を、斎賀さん一人に頼る読み方がちょっと出来ませんでした。
不憫受けも相互救済譚も好物なのに、
正直BLどころではなくて…。

→従兄辰哉編スピン『恋愛不安症の孤独〜』
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辛い
2022年3月6日
母と恋人に虐/待され、学校にも通わせてもらえないメイ。くまのぬいぐるみを通して喋ることを覚えますが、施設でも虐められる日々。そんな中で唯一の理解者が強くて優しい倉本でした。
引き取られた伯父の家でも、日々精神的肉体的に暴力を振るわれ軟禁状態。伯父からのストレス→息子の辰哉のメイに対する屈折した愛(虐/待を愛とは呼びたくないですが……)が酷すぎて……。
倉本の優しさとメイの健気さもあり、最後はハッピーエンドでしたが、全体的に執拗な虐/待描写が辛く悲しい気持ちの方が強い話でした。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 白泉社
雑誌: 花丸文庫