読みやすく感情移入も半端なくしてしまい、思わずもらい泣き…。極貧生活のなか、自負心となるのは納得で、またその状況を書き切っていらしゃって、心情がストレートに伝わってきました。娼館で、もはやここまでと、自暴自棄な気持ちになり自分の存在や名前さえ、あっても無くてもどうでもいい、と思えてしまうほどの極限状態に陥ったティアナの思いが胸に迫りました。
それにしても、言いたいことを言えない、言わない似た者同士の2人。そこはスッと行けよ!と何度も突っ込みたくたくなりました(^◇^;)そのせいで拗れに拗れてイライラするして…。翻弄されましたわ、ほんと。
閨シーンはまぁ甘いこと甘いこと♡これでもか?!というほど丁寧でした(#^.^#)
素直そうで頑固な可愛いヒロインとイケメン騎士さま(中身はめんどくさいやつ)の切ないけど甘いお話でした。