Ωで天涯孤独の弓弦が清掃の仕事をしながら、日々過ごしていたある日エリートでαと思われる惟久矢を見かけて恋に落ち、ちょっとしたきっかけで番になってしまいその時に身籠った子の兎惟を支えに、惟久矢の前から姿を消してひっそり暮らしていた。
猫のシラタマという真っ白いツンデレな猫が出会いのきっかけだったけど、ひっそり暮らしていた弓弦の前にシラタマが保護猫として現れ、惟久矢も現れてプロポーズをされ続けて、紆余曲折あるけれプロポーズを受け、その後幸せに暮らしていきます。
兎惟がとても可愛いし、シラタマの話していることも
分かるしで、兎惟は二人の仲を取り持つキーパーソンにもなっています。
惟久矢の母親の弓枝に、惟久矢との関係を言われてしまい、惟久矢の幸せを思って、弓弦は離れた土地で兎惟を生み育てています。
結局、兎惟が弓枝の心を溶かし、誤解をしていたことも分かり、誤解が溶けて和解して二人は結ばれるんです。
丁寧な描写で、ハラハラする場面、可愛くてほっこりする場面に一喜一憂して読んでました。
私的にはとても面白い作品でした。