全2巻+別売り番外編金平糖の海、計3冊。
なぜそんな状況になったのか、、、と思えるほど、底辺から出発の主人公。
自己評価が低いせいか、遠慮し過ぎのせいか、それとも周囲の環境のせいか、、不幸を招き入れてしまっている未成年。
自分を守ることができずに、不憫すぎて心が痛くなる。
特に下巻、切なすぎて涙無しには読めない。。。
器用そうな外科医の瀬越もどこか重いものを抱えている人で、読み終わってこの人の視点でのお話を読んでみたいと思いました。。
スピンオフが欲しい〜、、この痛いお話が救われる気がする。
番外編の金平糖は人によっては地雷になる可能性もあるけれど、私はあって良かったです。
それぞれの心の傷に優しくて、じんわりした。
達観した高野の大人の意見に、でも真実なのだろうと感じた。
※本編上下巻購入者限定ショート、灯りの甘く導くほうへ、が別であります。
本編の下巻まで読み終えるとサイトへのアクセスがあって、上下巻のパスワードを入れると読めます。
この番外編と合わせて読むと良いです。
ぜひ、読み過ごしなく!