望んでいたものは愛しい人達と囲む食卓だった、天涯孤独な料理研究家が、異世界転移した先は獣人が治める国で幸せになる話。
展開スピーディーすぎでびっくりするけど、その手がお好みならばいいのかも。
序盤で、元の世界への執着が薄いのは、記憶を消したり戻したりできる花のお陰とか、設定は面白いのに、細かい心理描写がないのと、命を狙われ続け、守る為に婚約者にした王の意向が優先されないのが謎でした。そんな配慮もできないくらい王が間抜け設定なのか?裏切り者を背に置くくらいだからそうなの?国の存続に関わるのに、作り込み甘いかな。
世界観に合わない単語など、ツッコミどころも。
2巻は、1巻に比べて展開ゆるやか。