ネタバレ・感想あり未来のレビュー

(4.8) 5件
(5)
4件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
イヤミスの女王、ここに極まる
2024年10月17日
辛い日々の中、ある日届いた未来の自分からの手紙。
希望の未来に向け毎日を過ごすはずが、途中からとんでもない展開へ・・・
イヤミスの女王、手加減なしだよ。
いいね
0件
面白い
2023年9月26日
主人公が自分の話や出来事を手紙として描いている物語かと思えば、主人公の両親の話も載っていて面白かった。
いいね
0件
咏吟
2022年10月29日
ある日、未来の自分が送ってきたという手紙を発見する。
果たしてそれは本当に未来から送られてきたのか、あるいは他の人物が書いたものなのか。
今という辛い状況を生きる少女が見つけたその手紙は彼女の運命を大きく変える。
いいね
0件
未来の私と現在の私
2021年12月20日
今という辛い時期を未来の自分からの手紙によって生き抜くことができる。本当に未来の自分が書いたものなのか、それとも第三者がなんらかの理由で送ってきたのか、ミステリーでありながら、イマという現実の厳しさを味わっている人々に何か問いかけてくれていると思える作品。結局未来は今を生き抜いた人しか知れない、湊かなえさんらしい問題定義なんじゃないのかなぁと感じました。
いいね
0件
良作だけど読むのは辛い
ネタバレ
2024年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ あとがきにもあったけど、この本に書かれているような境遇の子どもが現実にいるのも、現実に少なくないのも知っている。子どもの頃そうだった人も、大人になっても未来を見れない人も、どうにか未来を見つけた人も。実際のところ、殺されずにのうのうと生きている悪人の方が多いことも知っている。読んでいて苦しかったのは、普段は自分の生活で精一杯でなかなか向き合えない現実に向き合わされたからかもしれない。エピソードIIと終章は、苦しいけど未来を信じて生きていこう、生きてみよう、とりあえずもう少しだけでも、そういった切実さが泣けた。そして正義感がありつつも衝動的な性欲に負ける、取り繕おうとする滑稽さ、自分が傷つかないために人を貶める、自分のプライドのために人を蹴落とす、そんな人間の矛盾や憎しみ、恐怖、恥、醜さが、日常に溢れてる様が生々しくてリアルで胸が締め付けられた。傑作だと思うけど、もう一回は読めない。【追記】読後しばらくモヤモヤが残って何だろうと考えていたけど、やはり章子の母の言動が理解し切れなかったからだと気づいた。劣悪な環境の子どもを描いているのであれば、章子の母の語りがあっても良かってのでは?と思った。かなり難しいし、書きようによっては批判も生むかもしれないけど。そこがブラックボックスみたいになってて、モヤモヤが晴れない。最後のエピソードは父ではなく母でも良かったのではないか。家族や章子の父の矛盾に満ちた行動や大人に対して何を思っていたのか、そこを知りたかった。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!