序盤からずっと辛い展開続きで、なんでこんな仕打ちが続くんだと胸が痛い。
ずっと想っていた人のための研究も報われず、妹との結婚を望まれ、その上身代わりの死までも望まれ、死地でひたすら孤独と闘い、故郷では自分の人物像は歪められ、久々に出会った人間から敵意を向けられ…。しかもその久々に出会った人間は、好きな人と妹の息子という関係性…どれだけ傷付けば済むんだろうか…。
妹夫婦は息子の行き先がどんな場所か分かっているはずなのに、一体何を思っているんだろう…。
なんやかんや一緒に過ごすことで、噂されている人物像の評価が誤りだと気付いてもらえ、少しずつ心を通わせていくものの、元々の目的が目的であるが故に決定的に交じり合えない不毛さも感じたり…とホントに報われません…
早く…早く報われて欲しい!