ネタバレ・感想あり不自由な夏が恋を教えたのレビュー

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最高でした
2025年3月23日
いやあもうすごい良かったです…読み終わって感嘆の声が出ました。引き込まれて一気に読んでしまった。2週目読むとまた違った気持ちで読めそう。
あと、無性にクリームパンが食べたくなりました笑
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切なくて美しくて感情の揺さぶりがすごい
2024年10月21日
泣くわー。これ泣いちゃうわー。
読んでて、島本理生先生のナラタージュを思い出しました。
読んでて脳に浮かぶ景色がどこまでも綺麗で、理不尽な出来事ですら、そこに溢れる涙が美しく感じて。。
先がとても気になって、でもながら読みするのが勿体無い!ってなって必死で時間作って作品とだけ向き合って読了。
記憶を無くして何回も読み直したい。良き一冊です
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初恋に出会った
2023年8月2日
タイトルと表紙に惹かれて。ひと夏の恋っぽい。家族との思い出が詰まった故郷で、とある男の子と出会うスランプ中の映画監督太一。ふとした出会い、ささやかな日常、派手さはないけど遠い初恋を思い出すような懐かしくて甘酸っぱい気持ちでいっぱいになります。素敵なラストシーンに向かって胸の高鳴りもぐんぐん上がってく。太一は映画監督ですが、特殊映像も無駄な音楽もない、まるでフィルム映画のようなお話でした😊
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まるで単館映画のよう
ネタバレ
2022年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画監督の太一が絶賛スランプ中に田舎で過ごした2ヶ月間のお話です。
太一が仕事でスランプ中なのに対し環は人生にスランプ中。そんな2人なので作品全体がどこか行き詰まっている印象でした。おそらく2人が抱えている圧迫された感情や現状を打破できない焦燥感が丁寧に綴られていたせいかもしれません。それくらい心理描写がお上手だなと感じました。
全編通して太一目線。環と出会い太一の生活に変化が訪れた中盤から物語が動き、ずっと鬱屈していた状況がラストでようやく解放され2人に訪れた幸福と解放感にカタルシスが半端なかったです。
派手さはありませんが太一と環の人生を変えた濃密な2ヶ月はまるで単館映画のようでした。星4.5くらい。
胸がギュンギュンする
2022年10月10日
いやー、良かった。
胸が今もギュンギュンしてる。
余韻が著しい。
この作品を手に取ってよかった、他のレビューしてる方たちの言う通りです。
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大好きな作品です…!
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無理先生の他の作品を読んでおりましたので、こちらも気になり購入しました。普段、小説はあまり読まないのですが恐るべきスピードで読了しました。とても物語に引き込まれました…。読了後、クリームパンを食べたくなりましたし、ノスタルジックな気持ちになりました。出会っていなかった過去も現在の2人につながってるところがこの物語の魅力的な部分かと思います。運命的な出会いが大好きなので本当に良かったです。ここからは多分、ネタバレになりますが、環の願い事を暴露するシーン可愛すぎて何回か読み返しては噛み締めてしまいました。あと、SNSの先生のアカウントに後日談があるのでぜひ読んで欲しいです!読み終わってしまうのがもったいなかったです、もっと2人のお話が読みたいです😍
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まさに映画みたい
ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素敵なお話でした。
切なくて胸がぎゅー!となります。
読みやすいし、特別な言葉を使っているわけではないのに空気の匂いまで感じられるような表現力で、魅力的に主人公とその相手を描いています。
「偶然なようで全てが相手に向かっていく」、この展開が良かった。最後の疾走感もわー!と拍手。
是非読んで欲しい!
環がだんだんいいヤツになる描写が好き
ネタバレ
2022年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 環と太一に幸せになって欲しいと思いながら一気に読み進めました。環がだんだん可愛く思えて、途中一緒に居られないと2人で決断するプールのシーンは泣きながら読みました。最後ホントに幸せになってよかった。
環がパン屋のサインを作ってた頃、こんな結末かなあと想像しながら読み進めて、その通りだったけど(笑)すごく自然でタイミングもバッチリで描写も素晴らしく、やっぱり泣けた。
環の兄が実はいいヤツだったのがまたよかった。
映画のシーンのよう。
ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 互いに、そんなつもりなかったのに、出会って惹かれあって。
たまたまの偶然が重なって、つながりができるというのが素敵。
想いでのクリームパンがそれぞれのものだけど、共有される過去。
不器用だけど、二人いるためにどうしたらよいか、必死で考え、離れた日々。
もどかしくもありますが、幸せのかたちに納得のいくラストでした。
攻めが映画監督というのもありますが、情景がうかびやすく、1本の映画のような展開。読後感が良かったです。
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お兄ちゃんにも幸せを!
2023年8月25日
2ヶ月という限られた期間の中で少しずつ進行する恋がドラマチックです。
冒頭 少し分かりにくい描写もありましたが、感情の変化が丁寧に描かれていました(^^)
閉塞した状況を乗り越えていく過程が良かったです。
ただ個人的には、お兄ちゃんがかわいそうでした。お兄ちゃんにもいつか幸せが訪れますように。
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作家名: 無理薫 / 岡舘いまり
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: くるみ舎
雑誌: スピカ文庫