ネタバレ・感想あり冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】のレビュー

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運命の出会い。
ネタバレ
2025年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ お転婆な王女ヒロインは大国の若き国王即位式典に同行し、ひょんな事から冷徹無慈悲と噂の新国王と出会い惹かれ合う。だが2人を取り巻く環境は一筋縄では行かなくて…という話。国王を手の内に入れ王族を牛耳りたい悪人との攻防が楽しいお話でしたが、まぁふたりの惹かれ合うのがはえぇこと(笑)。陰謀パートが面白すぎて2人のイチャコラは流し読みでしたよ(苦笑)。基本ヒーローは目的のためなら手段を選ばない計算高く腹黒な男なんですけど、自分の作った計画のせいでセルフ凹みしてるのはなんとも居た堪れませんでした。ヒロインを手に入れるためには仕方ないもんね。頑張った。と言う風にヒーローがヒロイン以外を抱くシーンが何度も出てくるので苦手な方はご注意ください。最後、王妃を逃したのは心情的には甘いなと思いますが、あれはカリナフに貸しを作り忠誠心を煽るために必要な展開だったので、こういう食えない男…上手いなぁって思いました。表紙絵はドレスですが、簪や袴や玉砂利なんかが登場してきて…え洋風ちゃうの?となりました。混乱。
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重厚
ネタバレ
2025年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えありました。
一瞬で惹かれ合い結ばれるのもあっという間の2人。ヒロインを抱いたその日からヒーローは計画を考えてたのかな。恐ろしい男です笑 ヒーローのかけた罠にまんまとハマってしまった王妃。転落していく様は大奥を見ているようでした。王妃とヒロインでは人間性や器の大きさが違いすぎました。ヒーローが王妃を抱く場面は嫌悪しかなかったのですが雨に打たれるシーンのヒーローが切なくてこちらのモヤモヤも晴れました。その時のヒロインの対応が素敵でした。自分の気持ちではなく相手の心に寄り添う。まさに愛でした。
後日談も良かったです。
もっと多くの人の目に止まってほしい良作
ネタバレ
2024年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先にレビューされてる方が仰るように、私にも読みごたえがありました。面白いです。
TLの枠ということでそれなりに場面、表現はありますが、品のないものではなく、適度に小説を盛り立てているように感じます。これは紙で手元に欲しいな~と思うのですが、、ないのですよね?近年、読みごたえのある良い作品が電子書籍しかなかったりと、専ら紙で集めて読みたい自分にとっては残念です。
ですが、サイトの方でタナシアとカリナフのその後を知ることができて良かったと思います。
もう1つ、不義の子であるのに、王妃(義母)を含めて周りに愛されて育った王女。もっとその辺りも深めてほしかったし(王族がただのお人好し?の解釈でいいのか)、国王であったお兄さん、お義姉さん、侍女、など、キリスヤーナのことについても後日談が読みたかったです。どうしてるんだろうなと。
ヒーローが雨に打たれるシーンが切ない。
ネタバレ
2024年2月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ WEBで読んで、番外編読みたさに他サイトで購入。もうライトノベルじゃないんじゃ、と思うくらい読みごたえがあります。ヒーローが仕方なく妃(ヒロイン以外)を抱いて、たまらない気持ちで雨に打たれるシーンが切ないです。番外編でほっこりお父さんになってるのが癒されます。
読み応えあり
ネタバレ
2023年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異国の血を引く訳ありの身の上ながら皆に愛され天真爛漫な属国王女のヒロインと、大陸を支配する大国の王ヒーロー。
出会いから急激にヒロインに惹かれるヒーローの強引な始まりですが、ヒロインもヒーローに心を寄せます。ヒーローの立場上ヒロインを后にするには幾多の困難があり、いくら冷酷とはいえ、目的の為に状況に立ち向かい心を殺し耐えるヒーローの雨に打たれるシーンが印象的でした。一方のヒロインも立場を弁えわがままは一切言わず、前向きに明るい姿で頑張る所が素敵でした。王妃タナシアが少し不憫でしたが、Web小説でカリナフとタナシアの番外編を読み安心しました。
世界観的には、ヒーローの国は中華風でヒロインの国は欧風な感じでしょうか。
ヒーローSideあります。ヒロイン以外の閨シーンもあるので苦手な方は注意ですが、力技じゃなくちゃんと規則に則ってヒロインを后にするまでの苦難がありありと描かれていて、個人的には受け入れられました。
壮絶なる愛
ネタバレ
2022年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラシュリルを王女にするためのアユルの画策。許されない愛でありながら唯一無二のラシュリルへの愛を貫く。純血でしか成されない結婚に仕方なく(思惑あり)従いながらラシュリルを手元に置く画策を練る。それがなんとも壮絶すぎて!強いばかりのアユルではなく、意に沿わない王女との閨にその身にまとわりつく王女の匂いに降り頻る雨に打たれながら消そうとするアユル。ラシュリルとの待ちに待った閨だったその日。いくら王女を謀るための閨だったとしても…アユルの切ない気持ちが胸に迫る。最終的には王女になれたのか?他の妃を娶らずにいれば2人だけの世界。いつまでもお互いをいくつしむ心を忘れないで、と祈りたい気持ち。それまでには沢山の人の命が…
ヒーローは冷徹
ネタバレ
2023年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインを手に入れ、妃にするために本当に冷酷な事をした。ヒロインにそれを気付かせないようにして。ハッピーエンドだけどね。
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